大分大学はこのほど、アトピー性皮膚炎患者の皮膚に含まれる脂質が、症状悪化を予測する指標になる可能性があることを発見した、と発表した。投薬をやめるタイミングの判断に役立てるなど、将来的な臨床応用が期待…

アトピー性皮膚炎などでかゆみがある皮膚をかくと、さらにかゆみが増すのは、刺激によって増える特殊なたんぱく質が原因であることを、マウスを使った実験でつきとめたと、九州大学などのグループが発表しました。 この研究は、九州大学の津田誠主幹教授などのグループが海外の学術誌で発表しました。 アトピー性皮膚炎などでは、かゆみがある皮膚を繰り返しかくことで、炎症が悪化し、さらにかゆみが増すことが知られています。 グループは、皮膚炎のマウスを使った実験で、繰り返し皮膚をかくと「NPTX2」と呼ばれるたんぱく質が増え、このたんぱく質が脳にかゆみを伝える神経を活性化させていることをつきとめたということです。 さらに、人工的にこのたんぱく質ができないようにした皮膚炎のマウスを観察したところ、皮膚をかく回数がおよそ34%減ったということです。 グループでは、アトピー性皮膚炎などで強いかゆみが長引くのは、このたんぱ
ほむほむ@アレルギー専門医 @ped_allergy 堀向健太/MD/PhD(医学)/大学講師/アレルギー学会指導医/小児科学会指導医/ Yahoo!/theLetter/Voicy /Newspicks/note/ #小児のギモンとエビデンス / #子どものアトピー性皮膚炎のケア/ #ほむほむ先生の小児アレルギー教室 / アイコンは青鹿ユウさん/個別の医学関連の質問🙅 lit.link/pediatricaller… リンク メディカルノート 堀向 健太 先生(東京都の小児科医)のプロフィール:東京慈恵会医科大学葛飾医療センター メディカルノートは、医師・病院と患者をつなぐ医療検索サイトです。「病気を調べる」「病院を探す」「医師と出会う」。医療を必要とする様々なシーンで、それぞれの課題を解決し、患者さんが医療に迷わない世界の実現を目指します。各疾患の専門家が「エビデンス」と「専門家の臨
ハキハキとした口調は、現役のころと変わらない。 肩書きが新日本プロレス所属のプロレスラーから新日本プロレスリング株式会社の社員になってもう7年が経つ。リモート越しに映る姿はレスラー時代より随分とスリムになった。戦う体づくりから健康目的の体づくりへ。47歳には見えないくらい若々しい。 「これから、プロレスエクササイズをやるんですよ。今回はコーチに、真壁(刀義)さんが来てくれるんです」 不器用かつ真っ向勝負の現役時代のスタイルが重なる プロレスエクササイズとは「The Third Generation Club」と題した、会員制のプロレス流トレーニング指導。第三世代の天山広吉、小島聡、永田裕志そして女子プロレスから下田美馬がコーチとなって、週に1度、楽しくできるトレーニングをモットーにしている。裏方として切り盛りしているのが、井上である。現在はコロナ禍のためオンラインでのトレーニングに切り替え
日本大学(日大)、順天堂大学、国立成育医療研究センターの共同研究チームは、ヒトの免疫細胞の1つで、アレルギー炎症の責任細胞として重要な細胞である「マスト細胞」が遊離する細胞外小胞中のマイクロRNA(miRNA)「103a-3p」が、アレルギー炎症を増悪化し、長引かせている因子であることを発見し、その作用メカニズムを明らかにしたと発表した。 同成果は、日本大学医学部アレルギーセンター免疫アレルギー学プロジェクトチーム アレルギーセンター副センター長の岡山吉道 准教授、同 豊島翔太ポストドクトラルフェロー、同修士の坂元朋美氏、同医学部 皮膚科学系皮膚科学分野の葉山惟大 助教、同医学部内科学系呼吸器内科学分野の権寧博 教授、順天堂大学医学研究科眼科学の松田彰 准教授、国立成育医療研究センター 免疫アレルギー・感染研究部 部長の松本健治 博士らによるもの。詳細は2021年1月16日(米国時間)付の
アトピー性皮膚炎に初のJAK阻害薬が登場します。日本たばこ産業(JT)が世界初となる外用JAK阻害薬「コレクチム」の承認を1月に取得。4月にも発売される見通しです。ほかにも5つのJAK阻害薬が臨床試験を行っているほか、サノフィの「デュピクセント」に続く抗体医薬も開発中。近い将来、中等症・重症の患者に効果が期待できる薬剤が相次いで登場しそうです。 世界初の外用剤 日本たばこ産業(JT)は1月23日、自社創製したアトピー性皮膚炎治療薬のJAK阻害薬「コレクチム」(一般名・デルゴシチニブ)の承認を取得したと発表しました。同薬は軟膏剤で、外用のJAK阻害薬は世界初。4月の薬価収載が見込まれており、販売は子会社の鳥居薬品が行います。 アトピー性皮膚炎は、かゆみを伴う湿疹が身体のさまざまな部分にできる疾患です。体質的な要因(アレルギーを起こしやすい、皮膚のバリア機能に異常がある)と外部からの刺激(ダニ
アトピー性皮膚炎の患者様を悩ませているのは、単にその皮膚の症状の辛さだけではありません。 良い医療機関、優れた医師に患者様が集中する日本においては、患者様が自分に合った良いドクターに出会えて十分な診療時間が確保でき、十分なコミュニケーションが得られる確率が非常に低いのです。 わたし、竹原和彦は2020年3月末、金沢大学皮膚科学教室教授を定年退職し、このたび訪問診療専門のアトピー性皮膚炎診療を始めることにいたしました。 金沢大学皮膚科教授時代には常時1000名以上のアトピー性皮膚炎患者様の主治医を務め、25年間では推計数万人の診療をしました。また、わたし自身が提唱した「アトピービジネス」問題も社会の大きな関心を集め、その解決に尽力してきました。(Q&A21、Q&A22 参照) そして、今回今までになかった新しい形でのアトピー診療を提唱することにしました。すなわち、首都圏、中京圏、関西圏を中心
日本は新型コロナウイルス感染に歯止めがかかっているとはいえ、第2波も危ぶまれ、不安は消えない。専門家が「顔を触らないように」と呼びかけたのは3月下旬だった。感染症の脅威を描いた映画「コンテイジョン」に、こんなセリフがある。「人は通常、1日に2000~3000回、自分の顔を触ります」。目や鼻、口からウイルスが侵入する。現実的な警告だ。 だが、こう明かす人がいた。「顔を触るなは、とても難しいことなんです」。元ロッテ、阪神などで投手として活躍した加藤康介さんだ。「アトピー性皮膚炎は、かゆい患部を知らない間に触ってしまう。かゆくないときも無意識に触ってしまう」。加藤さんはプロ3年目の03年1月、持病のアトピー性皮膚炎の治療法を変えたことで悪化。いまも重度の全身症状と戦う。 「手荒れがひどくなると患部からも感染の原因になるのではと耳にして、それなら、アトピーの患部からも感染してしまうのではないかと『
アトピー性皮膚炎は、強いかゆみのある湿疹が、慢性的に良くなったり悪くなったりを繰り返す症状を持つ皮膚疾患だ。私もこれに悩まされているのだが、ついうっかり掻いてしまうことで、皮膚のバリア機能を低下させ、更に悪化させるという悪循環に陥っている。 これまでは、ステロイド治療が主だったが、副作用もあることから新たな治療法が望まれていたが、この度、オックスフォード大学の研究グループが、「エトキマブ(etokimab)」という新薬を投与することで良好な結果が得られたという発表がなされた。 皮膚に炎症を起こす「IL-33」を標的にしたエトキマブ 免疫系には、インターロイキンという細胞同士のコミュニケーションを助ける化学物質が働いている。 そのひとつである「IL-33」は、ダメージを受けた皮膚に免疫細胞を集めることで炎症を促す作用があり、マウスによる実験ではアトピー性皮膚炎と同様の症状を引き起こすことが知
アトピー性皮膚炎って辛いですよね。 かつては私も、ひどいアトピー性皮膚炎だったので、肌はボロボロでした。 唯一の救いは、顔には症状があまりでなかったことくらいです。 ひどいアトピー性皮膚炎だった私ですが、今ではステロイド塗り薬を使うことはなくなり、かゆみも減って、大幅に改善したんです。 そこで、どのような方法で、アトピー性皮膚炎が改善したのかお伝えしますね。 病院や薬に頼らずに、改善した方法とは? ちなみに、紹介する方法は、私には効果があった方法ですので、すべての人に効果があるかはわかりません。 この点はご了承ください。 薬に頼らずに、ひどいアトピー性皮膚炎が改善した方法 私は、子供のころから、ひどいアトピー性皮膚炎でした。 夜は、かゆくて眠れないことがありました。 寝ているときに肌をかいてしまって、朝起きたら血が出ていることも(涙) どのくらいひどかったかというと、 ・肘(ひじ)や膝(ひ
アトピー性皮膚炎は、空気が乾燥して皮膚も乾きやすい冬季に症状が悪化しがちです。 冬季に悪化した経験のある2~17歳のアトピー性皮膚炎の患者さん107人(平均9歳)を対象に、「ビタミンDのサプリメントの有効性」を検討した研究が、米国アレルギー・喘息・免疫学会の専門誌(2014年10月号)に掲載されました。 通常のスキンケアに加えて、ビタミンDを含むドロップを服用してもらう58人と、薬剤成分が含まれていないプラセボドロップを服用してもらう49人の2群をランダムに振り分け、1カ月後の皮膚炎重症度を比較しています。 重症度はEASIスコアで評価しました。0~72点で、点数が高いほど重症です。 その結果、EASIスコアはビタミンDを投与された群で6・5点、プラセボ群では3.3点減少。その平均差は3.2点と、統計的にも有意な改善を示唆しました。
メンズが気になるニキビや角栓の詰まりには、古い時代から実践している人が多いと話題の【肌断食】が効果的だといわれています。 肌断食の情報は、ネットや書籍などでも数多くUPされているのですが、スキンケアを一切しない状態のため、本当に効果が実感できるのか気になるところ。 今回は、あらゆる情報に惑わされず、正しく安全に肌断食をするためのコツ、肌断食の効果やメリットをわかりやすくご紹介していきます。 肌質によって違う肌断食の方法肌断食は、メンズそれぞれの肌質によって方法が変わってくることをご存知でしたか? 自身の肌質をしっかりと把握して肌断食を行わないと、思うように効果が実感できなかったり、角質詰まりやニキビのトラブルが悪化してしまうことも…! ここでは、メンズそれぞれの肌質別にベストな肌断食の正しい方法を参考にしてみましょう。 乾燥肌編 男性の乾燥肌は、一般的な肌質よりもうるおい・油分が不足してい
ドクターヒロのリアル・サイエンス 本当のサイエンスで全ての事象を鮮やかに斬ります。 本当のサイエンスを知れば、皆さんの心身のエネルギーが蘇ります。 情報のパッチワークはサイエンスではありません。 TUEET(エーテルエネルギー学会)およびパレオ協会主催。 医学博士。脳外科専門医。 心身のダイエットパーソナルコーチのパレオドクタ―崎谷です。 アトピー性皮膚炎の一つの主要な原因として腸内環境の悪化(エンドトキシン)をお伝えしてきました。 今度はその反対の皮膚がリーキーガットの原因になるという興味深い研究が報告されています(Immunity, April 23, 2019)。 実験ではマウスの皮膚をスクラッチする(テープを貼ってはがす)ことで起こる変化を見ています。 皮膚を掻くと、インターロイキン33(IL-33)というタンパク質が血液内に流入し、小腸まで達します。 小腸粘膜はこの刺激で、最終的
ステロイドの強さ、副作用の順位 かなり古いがステロイド軟膏の強さの順序が詳細に書かれた論文がある。 「ステロイド外用剤の有効性・安全性の順位付け」(日獨医報38(1) 44-58,1993.) 外用薬の比較試験や血管収縮試験、皮膚萎縮試験などの臨床データと、筆者の先生の臨床経験を加味したランキングが紹介されている。 外用薬同士の比較試験は少ないらしく、どうしても臨床経験を加味する必要がでてきたそうだ。 そのためエビデンスとしてはイマイチではあるが、この論文に基づいて表を作成してみた。 ランキングは軟膏によるもので、クリームになると順位が変わるものもあるそうなので注意。 まず論文に書かれている25種類の軟膏の順位を紹介する。 ステロイド外用薬の強さの順番 (比較試験成績、血管収縮試験成績と論文著者の使用経験より) 1. デルモベート、2. ジフラール、3. トプシム、4. フルメタ、5. リ
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