タグ

ブックマーク / hsyf610muto.seesaa.net (11)

  • 原口元気不選考を疑問視する: 武藤文雄のサッカー講釈

    カタールワールドカップメンバ発表。原口元気が外れた。 過去7回のメンバ発表で、これほど驚いたことはない。まったくの想定外。稿では、その驚きの背景、過去のメンバ発表との比較、そして原口不選考を選択した森保氏への前向きな期待を語ろうと思う。 余談ながら。メンバ発表が、7回との歴史を数えたことは素直に嬉しい。若い頃、たったの1度でよいから、ワールドカップ大会に出場したいと思っていた時のことを思えば… 原口の不選考は、いくら考えてもまったく理解できない。 日の目標は、とりあえずはベスト8進出。そして、26人登録、5人交代制で行われるこの大会。我々のベスト8進出のために、原口はクローザとして不可欠の存在と思っていたからだ。 ベスト8進出のために、日が戦うのは、ドイツ、コスタリカ、スペイン、おそらくベルギーかクロアチア(カナダかモロッコの可能性もあるが)。この4つの難敵に対して、リードしている

    sin4xe1
    sin4xe1 2022/11/13
    森保をうらむ
  • 川淵さん、この仕事はあなたには向いていません: 武藤文雄のサッカー講釈

    川淵三郎氏が、東京五輪の組織委員会会長に就任するらしい。私は憂いている、過去多くのことをなしとげてきたこの元日サッカー協会会長だが、この仕事は向いていない。下手をすると、氏の晩節を汚すものにもなりかねないと。 私の心配の理由は明白だ。川淵氏は「こちらに進むことが正しい」と明確な状況で、格段の推進能力を発揮し、成果を挙げてきた人だ。しかし、「どちらが正しいか不明確」な事態を軟着陸させることは不得手なのだ。そしてそう言った不明確な事案に不適切な判断をしてしまったこともまた多い。さらにその不適切な判断が明白になった後の態度は、とてもではないが褒められたものではなかった。 疫病禍の世界の中、「やるのかやらないのか」意見が二分している東京五輪。その責任者は、典型的な「どちらが正しいか不明確」と言う仕事なのだ。繰返そう、川淵氏はこう言った「どちらが正しいか不明確」な仕事には向いていない。 改めて、氏

  • 明日なき死闘を満喫するも: 武藤文雄のサッカー講釈

    チャンピオンシップ準決勝、ガンバが延長終了間際にレッズを振り切った。 両軍とも疲労困憊した延長終盤、これまで見事な強さと気迫でレッズの猛攻をはね返し続けていたガンバ丹羽が信じ難いバックパスミス。ここまで奇跡的なセーブで再三チームを救っていた東口が「間に合わない」と判断し、自暴自棄なオーバヘッドキックを試みるも空振り。「この見事な試合が、こんな終わり方をするのか」と誰もが思った瞬間、ボールはポストを叩いた(東口が触ってポストに当たったという説もあるが)。直後、東口は素早く前線にフィード。その逆襲速攻から藤春の得点が生まれた。 40年以上サッカーを見ているけれど、こう言った展開は記憶にない。決定機が双方に相次いで訪れて、劇的に勝負が決まるのは幾度か体験しているけれども、あれほど間抜けな自殺点もどきが起点になるとは。まあ邪推すれば、レッズイレブンがこの「棚からぼた」による決定機にぬか喜びしてし

  • 村井チェアマンは、なぜ我々サポータをいらだたせるのか: 武藤文雄のサッカー講釈

    以前から述べてきたが、自分の考えを明確に語っておく。私はプレイオフ導入には反対だ。シーズンを通しての七転八倒の結果、じわじわと決定される順位争いこそ、最高の至福と確信しているからだ。いや、過去数十年間体感してきたからだ。 しかし、サッカービジネスが完全なグローバル競争の最中におり、岡崎慎司や内田篤人のような日人トップスタアの多くは欧州でプレイし、スポーツファンの注目の多くが欧州に向いている事。一方で日の経済状況は長期低落状況から抜け切れず、少子化によりパイも減っていく事。さらに、日人の余暇の選択肢の多様化は華やかで、競合となる娯楽は無数に存在する事。これらを考慮すれば、Jリーグを取り巻く状況は非常に厳しいのは確かだ。サッカーよりも娯楽として先行して社会注目が大きいプロ野球の地上波視聴率の低迷は、娯楽の多様化の現れの典型だろう。そのような、難しい状況下で、日にもっともっとサッカーが普

    sin4xe1
    sin4xe1 2014/12/31
    立場から物が言えないということが判ってると言うくらいなら、最初から激怒せずに自分が代弁してやりゃいいのに。自分が中山役をやっちゃいけない理由なんてないんだろうに。
  • ザッケローニ氏の選択: 武藤文雄のサッカー講釈

    細貝の落選はビックリした。全く予想していなかった。 過去5回のワールドカップメンバ発表で、一番のサプライズではないか。2002年の波戸落選にも驚いたが、このケースは「なぜフィリップは明神ではなくて、波戸を起用するのだろうか?」と言う疑問が常にあった。しかし、今回の細貝落選は全く予想していなかった。長谷部の負傷もあったから、青山の選考は驚きではないが、その場合はボランチを5人選び、センタバックかサイドバックか攻撃的MFを減らすと思い込んでいた。細貝はDFのいずれのポジションも巧みにこなせるのだし。 私はザッケローニ氏を信頼している。しかし、当に細貝不在で大丈夫だろうか。蛍は相当タフなプレイを継続するだろう。結果として出場停止をらう可能性は低くない。また、遠藤爺と負傷上がりの長谷部の肉体負荷を極力減らす必要もあるはず。そうこう考えると、中盤後方で確実に計算できる細貝は非常に貴重な存在となる

    sin4xe1
    sin4xe1 2014/05/13
    キレイなサッカーで挑もうという気持ちは感じる
  • 中毒患者必敗の理: 武藤文雄のサッカー講釈

    現場を押さえている連中には勝てないのだよ。でも、心配は無用だ。40年間、堪能し続けてきた。この程度の愚行はいくらでも経験してきた。 ワールドカップ予選に、直前の準備試合で選抜チームに完敗するような、およそベストとは言えないメンバで立ち向かった事もある。アジアカップに学生選抜を派遣した事もある。連戦連敗の上、一言の反省も語らない代表監督を抱き続けた事もある。ジーコに全てを委ね、ドイツで自爆したのも愉しい思い出だ。Jリーグ開始時に、JSL屈指の強豪だったヤマハが加入できなかった事も相当なスキャンダルだった。日協会御用達の若年層育成単独クラブの存在など、質的なルール違反そのものだ。Jリーグ黎明期のPK戦が愚行なのは言うまでもないが、JSL時代にも採用し失敗していた事を知る人は案外少ないかもしれない。底辺まで8人制を採用する事で、少年たちから出場機会を奪う方策も相当なものだ。 これだけ過ちを繰

    sin4xe1
    sin4xe1 2013/09/18
    5年耐えるのは辛い
  • 知恵が足りない: 武藤文雄のサッカー講釈

    Jリーグが2015年シーズンより、新方式を導入するらしい。「らしい」と表現したのは、情報の露出が少ない事、あまりに愚かしいので結局成立しないのではないかとの希望的観測、カエサルから見れば凡人でしかない私は「見たいものしか見えない」から目を背けている、など色々な事情から。 件については、以前述べた事がすべて。あまりに筋が悪いと考えている。短期的なキャッシュインを除くメリットが見当たらないからだ。 それにしても、J当局の知恵の足りなさには呆れてしまう。 ワールドカップ大会での日本代表の見事な試合直後でも、Jリーグの観客は極端には増えなかった。同様にどんな素敵なプレイオフを行い、一般の方々からの注目を集めたとしても、それだけではダメなのだ。そうやって広げた間口を契機にサッカーに触れてくれた人々とを、Jリーグ観戦に定着させる方策がなければ、結局トータルな観客増にはつながらない。 さらに言えば、

  • レッズ対アントラーズ、誤審の謎: 武藤文雄のサッカー講釈

    先週話題沸騰した、レッズ対アントラーズにおける興梠慎三の得点時の誤審問題。私も参加させていただきます。明らかな周回遅れ申し訳ありません。 最初に状況をおさらいしておく。1対1の好ゲーム、75分過ぎとなり双方に疲労が目立ち、お互いの守備がやや甘くなった時間帯。アントラーズのクリアを中盤でうまく拾った鈴木啓太が、中央に絞り過ぎたアントラーズ守備陣を見て、左サイドでフリーになった梅崎に展開。梅崎が内側に仕掛けながらゴールに向かうクロスを入れ、興梠が頭で合わせたもの。ところが、梅崎がクロスを入れる直前に、アントラーズのオフサイドラインを形成していた青木が前進し、興梠は明らかなオフサイド。けれども、審判団は得点を認めたと言う流れだった。 件については、日協会審判委員長の上川氏が誤審と認めたとか、ホームのレッズの疑惑の得点だったにもかかわらずオーロラビジョンに丁寧にその誤審ぶりが映されたとか、たま

    sin4xe1
    sin4xe1 2013/05/24
    浦和が買収したとでも言いたげな記事
  • フィンケ氏とは何だったのか: 武藤文雄のサッカー講釈

    昨期末から「書きたい、書きたい」と思いながら、なかなか時間が取れなかった事の1つに、レッズを去ったフィンケ氏の事がある。 常に黒系の服を着て、細身で神経質そうな表情。ドイツの小クラブで残した確固たる実績。代表強化にも貢献したと言う理論派らしい発言の数々。レッズの試合終了後、WEBサイトに論理的な長口上が載る。この長口上が論理的で愉しい。私はこの長口上を読むのが大好きだった。 これで、見せてくれるサッカーが鮮やかだったならば、監督としても大いに評価できた。けれども、大変残念ながら、2年間じっくりと待ったが、質の高いサッカーを見せてくれた頻度は少なかった。確かに好調時のフィンケ氏率いるレッズの、短いパスを素早く回し敵を巧みに揺さぶるサッカーは美しかった。けれども、一度リズムを崩すとボールを回す事が目的化してしまい、冴えないサッカーが目立ち、「あれだけの選手を抱えているのに」と言う思いに終始する

    sin4xe1
    sin4xe1 2011/02/23
    なんだこれ
  • 坂本紘司の前に: 武藤文雄のサッカー講釈

    1999年、約30年間に渡り日サッカー界においてトップチームをスポンサードしていたフジタ工業が業の不振から、ベルマーレから撤退。多くの中心選手がクラブを去り、ベルマーレがJ2落ちしてから10シーズンが経過した。 フジタはJSL時代から平塚市に練習場があったものの、元々、親会社関連の大工場がある関係で、平塚のサッカー界は古河(現ジェフ)、日産(マリノス)と関係が深かった。そのためもあり、ベルマーレがJリーグに加盟した以降も、近隣自治体、特にサッカー界との関係は必ずしもうまく行っていた訳ではなかった(この問題は、ベルマーレに限った問題ではないが)。 また、フジタ時代からこのクラブは、トップスタア選手を集めてのチーム強化を軸にしていた。名良橋、岩テル、ベッチーニョ、中田英寿、洪明甫など。そして、彼らは皆去っていった。 神奈川県西部と言う場所は、マスコミ露出的にもサッカークラブの露出が難しい

  • 東京五輪失敗から見たワールドカップ招致について: 武藤文雄のサッカー講釈

    東京五輪招致失敗をきっかけに、ワールドカップ招致について色々考えた事について、講釈を垂れたい。 私は五輪招致に否定的だったし、ワールドカップ招致にも賛成していない。もっとも反対している理由は、高邁なものではないのだが。 五輪については、都内勤務者としてあんな都心で五輪を開催されたら、経済活動が停滞する事を懸念するから。いや、もっと平たく言えば、道路や鉄道が混んで陶しいだろうと思うから。都心でコンパクトな開催を訴求していたようだが、どうして異なる競技を狭い所でやる必要があるのか。サッカーを(私を含む)数万人が見に行って、さらに他競技の観戦者とバッティングしたら混雑するだけではないか。むしろ、広域で分散開催し、最先端のネットワーク技術(大昔、どこかで誰かが提案していたバーチャルスタジアムとかさ)やロボット技術を駆使して、リアルタイムで様々な競技を愉しむような五輪ならば、我が国にしかできないだ

  • 1