アイヌ民族資料データベース化 白老の博物館など所蔵 約450点 (08/18 15:47) データベースに掲載された平取町の二風谷アイヌ文化博物館の所蔵品 【白老】アイヌ民族博物館(胆振管内白老町)など道内3カ所を含む全国5カ所の博物館や研究施設が所蔵するアイヌ民族の民族衣装などの資料を、その用途ごとにまとめたデータベースが完成し、公開が始まった。 国土交通省アイヌ施策室が製作。残る4館は二風谷アイヌ文化博物館(日高管内平取町)、萱野茂二風谷アイヌ資料館(同)と国立民族学博物館(大阪)、東京国立博物館(東京)で、データベースではこれら5館が所蔵する資料の一部計約450点を紹介した。 資料は民族衣装や工芸品、生活用具や楽器などで「着る・装う」「食べる」「祈る・祝う」など、用途ごとに7項目で分類。実物画像にアイヌ語名、使い方や収集場所などの説明を加え、調べやすくして8月上旬、公開した。 アイヌ