加藤潤一(かとじゅん) @j5ik2o SI業界のプログラマは「(技術や知識に対して)興味を持とう」と言われて「どうやれば興味が持てるのか」という状況に陥ってる人多いかもしれない。多くの書籍は興味を持っている前提からスタートしている。この根本問題がクリティカルで最も難しい本源的な課題なのだと思う。 2011-05-06 17:02:11 加藤潤一(かとじゅん) @j5ik2o 「情熱プログラマ」「ソフトウェア職人気質」「アプレンティスシップ・パターン」とか素晴らしい本。可能な限り実践したい。しかし、興味を持っていなければ字面だけおっても本当の意味を理解できない。むしろ極論すれば読むべきでないというか。そういうジレンマがある。 2011-05-06 17:04:58
とある事情により4月から今年度入社の新人システムエンジニアの卵君たちの教育を担当させてもらっています。主にプログラミングなどの技術面を担当しています。教育担当の人から講師の仕事を丸投げされた感じなのでなんともはやな感じなのですが「自由にやっちゃって」とのことだったので自由にやらせてもらうことにしました。 教育資料 教育するための資料は一応用意されているということでそれに目を通してみたのですが…その内容はまったく面白味がないものでした。一般的な意見として、「仕事としてやる教育なんだからお堅いくらいでちょうどいいだろう」という人が多いのでこういう資料になっているんでしょうが、この思想こそが、全ての間違いの始まりだと思っています。 エンジニアは職人だ さて、システムエンジニアって職業について考えてみることにしましょう。私が思うエンジニアの例を言うならば「職人」です。こだわり抜いた巧みの技で、人に
公開: 2011年8月21日15時55分頃 こんなニュースが……「療養費支給額「3兆円」 都広域連合がケタ違いのミス (www.asahi.com)」。 東京都後期高齢者医療広域連合からはおわびの文書が出ていますね。 後期高齢者医療高額療養費支給決定通知書誤記載についてのお詫び (www.tokyo-ikiiki.net)後期高齢者医療高額療養費支給決定通知書の誤記載について (PDF) (www.tokyo-ikiiki.net)本来は「平成23年8月16日」「¥1,351」となるはずのものが、「平成23年80月16日」「¥3,510,000,000,000」となってしまったそうで。 その理由がちょっと驚きです。 同広域連合によると、通知書を作る際、職員がパソコン操作を誤った。支給額欄には13桁の数字を入れることになっているが、1351円を支給する場合も千の位の「1」の前にゼロを9個入力
9/18に開催されたアジャイルサムライ他流試合に参加してきました。 アジャイルサムライ他流試合 : ATND http://www.flickr.com/photos/54475936@N05/6161513458 アジャイルサムライとは、今年の7月に発売された、 アジャイル開発について非常にコンパクトにまとめられた名著です。 各地で道場という名の読書会が開かれており、 個別の意思を持ったサムライ達が、アジャイルについて熱い議論を交わしていましたが、 今回、それが一同に介してアジャイル開発について語り明かす場が開かれたというわけです。 私は、道場には参加できておらず、浪人として他流試合に乗り込んでいきました。 LT発表 アジャイルサムライ他流試合 LT発表 元々、参加申し込みをした時は、 道場にも参加しておらず、アジャイルの経験が無い私が語ることなんて 何も無いと思っていて、LTへの参加は
ちょっと前にTogetterで作成したまとめに対して大きな反響をいただきました。 SIerは自動化する対象が違っているのでは? - Togetter これは、私が Continuous Delivery: Reliable Software Releases through Build, Test, and Deployment Automation (Addison-Wesley Signature Series (Fowler)) 作者: Jez Humble,David Farley出版社/メーカー: Addison-Wesley Professional発売日: 2010/07/27メディア: ハードカバー購入: 3人 クリック: 141回この商品を含むブログ (23件) を見るを読み始めて、ふとつぶやいた をきっかけに始まったTL上での議論をまとめたものです。この本は、7月に行わ
int128殿の会社では、 >プログラミングは誰でもできる、頭を使わない作業 と思う方が多くいるのかしら? http://d.hatena.ne.jp/int128/20080414/1208181589 うちに限らず、多くの大企業SIerではプログラミングを単純労働と捉えています。その理由は3つあります。 (1)プログラミングは業務をプログラムに落とし込む単純労働 SIの開発手法(の考え方)は30年前から進化していません。業務をプログラムに落とし込む作業は誰がどうやっても同じようになるという思想に基づいています。現在のように高品質なフレームワークやライブラリが溢れる時代では、いかにそれらを組み合わせて作るかが効率化の鍵になります。組織のトップが進化した設計思想を理解しようとしないのは問題です。 30年前の設計思想であれば、プログラミングは業務をプログラムに落とし込む単純労働です。 (2)
まず現状の認識は以下の通り 1.20-30代の就業人口の減少これは大前提になる。 また情報共有も進むためよりブラックな会社が 人を集めること自体のハードルがあがる。 結果として、人員を集めるということがより厳しくなる。 これはITに限らず、労働集約的産業全体の課題でもある 2.能力格差の拡大今の40-50代よりも間違いなく、現状の20-30代は 勉強している人としていない人の格差は広がっている。 ゆとり云々とは別に、社会的なプレッシャーから、 むしろ勉強しないと勝ち残れないという強い意識のある集団と、 ゆるふわほんわか草食集団の差が非常に非常に広がっている 3.資源の拡大要するに、割とハード・リソースに余裕が出てきている まず、クライアントサイド。 要はなんでもできる状態になりつつある。 jsあたりはほぼ無法地帯の感もある。 一時、jsでOSみたいのまでいけるぜ、というデモもあったが 技術
システムインテグレータ(SI)のビジネスは大きく以下のような流れで進みます。 集客 営業 要件定義 製造 検収・請求 フォローアップ 集客 どんなビジネスでも同じですが、まずは見込み客を集めます。システム開発に興味を持ったお客様を探しアポイントを取ります。よく使われる手法に商品・サービスの説明をするテレアポ、割引を謳ったDM、自社の推す技術のセミナー、役員が個人的に懇意にしている既存顧客の紹介があります。会社の規模やブランドにマッチした手法を選ぶ必要がありますが、会社が成長にするにつれ手法を変えていかなければいけないのが難しいところです。 営業 アポイントの取れたお客様に顧客に直接、自社の提供するサービス、商品の説明を行います。また会社の紹介も同時に行います。お客様がある程度の金額を掛けてソフトウェア開発を行いたいと意思表示をされた場合に次の段階に入ります。そこで現状の課題を聞き出します。
もうすぐ4月になると言う事で、時事ネタ。コの業界、特にエンタープライズなSIerやその協力会社なんかに就職される方向けに、夢や希望をなるべく潰さないつもりで書いてみる。 PGになってはいけない SIer用語でPGって言葉があります。あとSE、PL、PMとかありますけど、序盤は関係ありません。これらは契約形態は違うのですが、作業内容よりも主に単価で分けられます。で、PGは「末端作業員」と言う意味です。 PGはプログラマではありません。プログラマに失礼です。PGにプログラムは作れません。また、PGはコーダーでもありません。PGにコードは書けません。PGはSEの指示の元、似た事をしている既存システムのコードを切り貼りして、それっぽく動くものを作る下請け作業員でしかありません。そこに創造的な仕事は一切ありません。多くのPGは自らの意思か外部からの圧力によって、思考を放棄もしくは停止しています。PG
2012年3月26日 更新 2011年4月7日 公開 独立行政法人情報処理推進機構 ソフトウェア・エンジニアリング・センター 概要 最近のソフトウェア開発では、ビジネス環境の変化への対応、これに伴う要求の変更、ソフトウェアの市場投入や投資効果の確認の迅速化が、以前にも増して厳しく求められています。このような状況において、要件を最初に決めずに開発に着手できるアジャイル型を中心とする非ウォーターフォール型の開発手法が注目されています。 IPA(独立行政法人情報処理推進機構)ソフトウェア・エンジニアリング・センター(SEC)では、ウォーターフォール型開発及び、アジャイル型開発の経験が豊富な実務者、契約に詳しい専門家など、産学官の有識者をメンバーとした「非ウォーターフォール型開発ワーキンググループ」を設置し、これらの課題について検討してきました。 この度、日本におけるアジャイル型開発に適したモデル
日本のSI業界でこそ、専門の技術者の必要性がもっと見直されるべきではないのか? - 達人プログラマーを目指してを拝読しました。この手の議論は定期的に出てくる根の深い問題でありまして、1億年と2000年前から多くの方に言及されています。しかし、それほど大きい問題であるということです。一概にああしろこうしろで片付く問題ではありません。 色々論点はありますが、「技術を売って社会貢献している業態なのに、一番重要な技術者を軽視するってどういうこと?」という1点に集約でき、上記エントリの主題も同じです。技術onlyの専門家の存在が認められないのが問題だと。しかしですね、「技術者そのものを売ってるんだから、軽視云々を言ってもどうしようも出来ない」という果てしない平行線を辿っていることが見えているでしょうか?ブルーハーツの「弱いものたちが夕暮れ 更に弱い者を叩く」というフレーズが思い起こされます。 技術者
http://slashdot.jp/developers/article.pl?sid=11/03/29/0047205 経由 この四月からIT業界に入った不幸な君たちへ. 是非とも読んでおくべき伝説の迷記事がこれだ. 「実はオブジェクト指向ってしっくりこないんです!」http://el.jibun.atmarkit.co.jp/minagawa/2010/04/post-ebc4.html とくにコメント欄が必見 そして,それに続く第二弾がコレだ. Press Enter 「高慢と偏見」 http://el.jibun.atmarkit.co.jp/pressenter/all_entrylist.html http://el.jibun.atmarkit.co.jp/pressenter/2010/11/1-828a.html http://el.jibun.atmarkit.co.
一般† なぜ日本の製造業は「トヨタの一人勝ち」になったのか…トヨタ以外で「カイゼン」がうまく機能しない根本原因 「優秀すぎる日本人」が日本経済を衰退させている | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン) 2024.4 「PPAP」「決裁にハンコ」をやる人たちは何を考えている? 謎慣習が消えぬ理由を上原哲太郎教授が解説【フォーカス】 | レバテックラボ(レバテックLAB) 2024.4 いまだに「紙の図面」を使う製造企業が54.3%もいる…日本が「モノづくり大国」から凋落した残念すぎる理由 三次元データがあるのに、わざわざ二次元にしている | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン) 2024.4 日本企業の問題「やった感」。仕事は削るもの。 | デジ雑記 2024.3 真夏のホラー、召し上がれ――全エンジニアが震え上がる阿鼻叫喚の生き地獄 IT訴訟解説
Kenichiro Ota @oota_ken やる夫:やらない夫ー、地震に続き某メガバンクでトラブルがあってお金の引き出しとかができなくなっているみたいだけど? 2011-03-20 07:16:33
私の直属の上司ではないのですが、会社の大先輩がインドに1ヶ月程滞在し、現地のSIerの開発現場を視察してきました。現地での研修を提供している会社は、あのデータさんの子会社になっているみたいです。 http://www.vertexsoft.co.jp/services/learning-in-india.html そこで、実際にインドのプログラマーがアジャイルプロセスを使って開発をしている現場を目の当たりにし、いい意味ですっかり洗脳されて帰っておいでになりました。 1週間ごとに追加機能をリリース スタンドアップミーティングによるタスクの割り当て 徹底的に自動化された進捗管理*1 徹底的に自動化されたテスト きわめて計画的で少ない残業時間 プログラマーの地位の高さと優秀さ やはり、百聞は一見に如かずといいますが、日本のSI業界の開発手法が20年も遅れていると言われても、何十年も開発の現場から
クラウド時代にSIerはどう生き残るのか? 人月ビジネスからどう脱却するのか? 大手SIer役員にインタビューしました リーマンショック以降の決算が軒並み大幅減収だった大手SIer。この状況は、景気が回復すれば持ち直すなどと楽観視できません。その背景には、クラウドや仮想化技術などによるシステム単価の下落や、ユーザー企業による内製化の進展による案件の減少といった構造の変化があるからです。 こうした構造変化の中で、SIerは今後の成長戦略をどう描こうとしているのでしょうか? また、その中でどんなエンジニアが今後必要とされるのでしょうか? ブログ「GoTheDistance」のブロガーで、「ござ先輩」として知られる湯本堅隆氏から、こんな主題でインタビューしてみたい、という企画がPublickeyに持ち込まれました。湯本氏は、自身もかつてSIerに勤務し、現在は中小企業の情報システム担当に転職した
japan, businessと思った。 発端は 会社で隣のひとに画面デザインの相談を受けたことなんだけど、仕様を見るとあまりにも何も考慮されてないので視認性に劣り、その対策を相談されたのだった。客先も儲けを抜いて下請けに流して来るならそれなりに仕事しろよ、と思って「客先何も仕事してないじゃん」と文句言ったら「向こうも忙しい。担当者は頭のいい人なんだけど」っていう返事をもらってなんだか納得行かないおれさま。頭がいいならますますちゃんとやれよと思うんだがなあ。仕事の評価って学校の成績と違うんだから、頭の良さじゃなくて頭を使って何をやってるかに対して行うべきだと思う。上流にいる人って、本来上流で必要とされる仕事を必ずしもやってない。で、そんな所と仕事をしている時期は本当にストレスが溜まる。おれはもう辛い。体が壊れてるけど、それでもますます抑えこんで仕事しないと死ぬから泣きそうだ。 上流ってなに
出版されている技術書のタイトルやネット上での情報を元に、なんとなくシステム開発で使われる技術が国によって差があるように感じるということを、これまでいろいろな記事で書いてきたのですが、はたして実際のところはどうなのでしょうか?300年前なら、Manningのin actionシリーズの表紙に描かれている人物*1のように国ごとにいろいろな衣装があって多様な文化が存在していたのでしょうけれど、文明化された現代では、服装も食べ物もそれほど違いがないというところがあります。IT業界は文字通り情報を扱う産業なのですから、世界中の最新の情報が集まってきてしかるべきなわけであり、どの国でも大差がないはずという推測もできないわけではありません。 あくまでも目安なのですが、Google Insights for Searchというサービスを利用すると、単語の検索回数を地域ごとに集計することで、各地域でどういっ
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