現在の日本の金融業界の環境は決して盤石とはいえないが、一部で攻めの姿勢に転じた金融機関では、ネットや携帯をはじめとする「ダイレクトチャネルの活性化」を旗印に掲げるようになってきた。しかしながら、実際のところ、何をどうテコ入れすべきかがよくわからず、中途半端な資源投入で「他行並み」にとどまっていることも多い。これまで我々が手掛けた大手銀行、保険などのWebチャネル改革を通じて、見えてきた金融機関に共通する課題とその解決アプローチを、具体的に事例でご紹介する。 2013年3月 3日 業界別 Tweet 少子高齢化という構造変化に際し、各金融機関では生き残りをかけてWebチャネルの戦略的活用を標榜するようになってきた。例えば、「Webチャネルを通じて新しい顧客層の開拓を図り若年層にリーチしたい」といった要望や、「Webチャネルを通じて既存顧客との関係性を強化し、お客様ごとのライフサイクルをベース
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