アメリカのドナルド・トランプ大統領が貿易の不公平さについて安倍総理を名指しで批判したとざわめきが広がっている。 まずは日本のメディアが誤訳で紹介する様子から。 トランプ大統領は安倍総理のことを友人と表現しながらも日米間の取引はアメリカが一方的に赤字だったと振り返り、これからはそうはならないと自国民にアピールする。 このスピーチは日本のマスコミがこぞって取り上げ「安倍総理がほくそ笑んでいた」「笑っていた」という言葉だけが独り歩きした。 だが、改めて動画で確認すると、トランプ大統領のニュアンスは少し違う。細かなところで誤訳が混じっており、誤解が生じているのだ。 ニューヨーク・タイムズに書き起こしが掲載されている。 トランプ大統領が発言したのは正確にはこうだ。 「私は日本の安倍総理をはじめ他の人とも話すつもりだ。安倍総理は私の友人で凄いやつだよ。(話し合いの場で)安倍総理らの顔には笑みが浮かんで