www.kyuhaku.jp 先週、九州国立博物館で、特別展『王羲之と日本の書』を観てきました。 僕はこれまで「書」というものにはこれまで全く興味がないというか、「何が面白いのか、よくわからない」というのが率直な印象なんですよ。 アートに関しては、もともと「下手の横好き」という感じなのですが、書と陶芸に関しては、「良さの基準」というものが僕の中には存在していないのです。 ああ、有名な人が書いた(つくった)から、良いものなんだな、とか、美術展でいちおう一目だけ眺めて立ち去ろうとし、作者名をみてあわてて、じっくり観賞しているフリをすることばかりです。 でも、よくわからない。 書とか、読みにくく書いたほうが「偉い」んだよね、とか思っていました。 しかしながら、先日、伊集院静さんの書に関する本『文字に美はありや。』を読んでから、少し書にも興味が出てきたのです。 その本の話はこちら。 fujipon