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ブックマーク / fujipon.hatenablog.com (224)

  • 他人事ではない「うつ」に備えるための7冊の本 - いつか電池がきれるまで

    www.sponichi.co.jp 名倉さんは僕とほぼ同世代ということもあり、このニュースは気になりました。 渡辺満里奈と結婚できても、人は「うつ」になるんだなあ、とか、やや不謹慎なことを考えたりもして。 40代から50代くらいになると、これまでの自分の人生でやってきたこと、やるはずだったこと、これからやらなければならないこと、たぶん、もうできないであろうことなど、いろんなことが入り混じり、自分の「天井」みたいなものも見えてきますよね。 そこから、どんなふうに坂を下りていくのか。 もちろん、仕事によっては、そのくらいの年齢はまだまだ青二才ということもあるでしょうけど。 名倉さんは、頚椎の治療後の体調の変化がストレスになって、とのことなのですが、「うつ」という病気の性質を考えると、2ヶ月の休養はちょっと短いのではないかと思いますし、期間を区切らずに治療に専念したほうが良いのではないかと僕は

    他人事ではない「うつ」に備えるための7冊の本 - いつか電池がきれるまで
  • いつの間にか「カルト」に取り込まれてしまうのを予防するために、読んでみてほしい7冊の本 - いつか電池がきれるまで

    いま、ネットで「脱社畜サロン」のことが話題になっています。 tyoshiki.hatenadiary.com ちなみに、「脱社畜」という言葉を世に広めたと思われる、『脱社畜ブログ』の方からは、「風評被害に辟易している」という嘆きも聞こえてきています。 dennou-kurage.hatenablog.com 僕も、ずっとネットを眺めていて、いつのまにか「会社をやめて起業すること」が「脱社畜」になっていることに違和感があったんですよね。 僕はネットサロン=悪、と言い切る自信はありませんが(僕自身はそういうものに所属するつもりはないけど)、この「脱社畜サロン」で現在起こっていることは「カルト化」「信者ビジネス化」だと感じています。 今回は、いままで読んできたのなかで、「カルト」について書かれたものを何冊が紹介してみます。 「カルト」というのは、けっこういろんな定義のされかたがあるのですが、辞

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  • 他人には伝わりづらい「コミュニケーション恐怖症」について - いつか電池がきれるまで

    hagex.hatenadiary.jp この話を読んで、僕はこの「自称コミュ障」という女性って、僕と似たところがあるなあ、と思ったんですよ。 世の中には「人間大好き」「コミュニケーションこそ人生の喜び!」っていう人がいる一方で、「他人と一緒にいること、日常会話をすることが苦痛でたまらない」という人もいます。 ただ、傍からみると「天性のコミュニケーション強者」みたいにみえる人でも、人はけっこう努力していたり、営業スマイルだったりすることは少なくないんですよね。 それでも、「コミュ障」よりは、よっぽど人生ラクじゃないか、と思われるかもしれませんが、「普通にコミュニケーションができるようにみえる人」あるいは「他人に愛想良く接することができて、どんな人ともそれなりにうまくやれている、人付き合いが上手そうな人」がみんな「コミュニケーションが得意」なわけではありません。 「人とうまくやらなければな

  • 頭がいい、賢い人だからこそ踏んでしまいやすい地雷が、いまの世の中には、たくさん埋められている。 - いつか電池がきれるまで

    約束された場所で (underground2) 作者: 村上春樹出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2001/07/01メディア: 文庫購入: 14人 クリック: 73回この商品を含むブログ (131件) を見る 内容紹介 癒しを求めた彼らはなぜ無差別殺人に行着いたのか?オウム信者へのインタビューと河合隼雄氏との対話によって現代の闇に迫る 村上春樹さんの『約束された場所で』を10年ぶりくらいに再読しました。 これは、村上春樹さんが1995年に起きた地下鉄サリン事件の被害者たちへの膨大なインタビューを記録した『アンダーグラウンド』の対になる作品で、村上さんがオウム信者たち(とはいっても、このインタビューに応じている時点では、それなりに教団とは距離を置いているのだが)に直接インタビューし、その成育歴からオウム真理教との出会い、信者としての生活、さまざまな事件を通して、いま、彼ら、彼女らが考え

    頭がいい、賢い人だからこそ踏んでしまいやすい地雷が、いまの世の中には、たくさん埋められている。 - いつか電池がきれるまで
  • 「バーチャルアイドル・伊達杏子」を知っていますか? - いつか電池がきれるまで

    orangestar.hatenadiary.jp VNI(バーチャルネットアイドル)か…… 僕がネットで日記とか書き始めたころ、『ちゆ12歳』がテキストサイト界に『侍魂』『ろじっくぱらだいす』などとともに君臨していて、『ネットランナー』とかでもよく採り上げられていたのだよなあ(この時点で、「何その話?」と脱落している人が8割くらいか)。 このエントリを読んでいて、僕は、そういえば、VNIの前に、3DCGで描かれた「バーチャルアイドル・伊達杏子」っていう人(?)がいたなあ、と思い出したんですよ。 あのホリプロから、「次世代アイドル」として1996年にデビューし、当時のパソコン雑誌ではけっこう大きく採り上げられ、CDデビューしたり、インタビューが掲載されたりしたのですが、いつのまにかフェードアウトしてしまった伊達さん。 www.excite.co.jp nlab.itmedia.co.jp

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  • 「マイコンゲーム耳年増」だった頃のこと - いつか電池がきれるまで

    togetter.com mubou.seesaa.net 呼んだ? ……たぶん誰も呼んでないと思うのですが書く、誰も読まなくても書く。 僕は1970年代はじめの生まれなわけなのですが、小学校の中学年くらいで1980年発売の『ゲームウォッチ』が発売されたときには、親に「これ時計!時計だから!ゲームもついてるけど、時計が欲しかったんだ!」と強く主張して、『ボール』とか『マンホール』とかを買ってもらい(なんで時計がそんなに何個も必要なんだ、って話なんですが)、その後、デジコムベーダーとかクレイジークライミングといったLSIゲームにハマり、1980年代前半には、据え置き型のテレビゲームに憧れる日々をおくっていたのです。最初は棒どうしが対戦する「テニス」や「ブロック崩し」で、少しずつカセットを交換していろんなゲームができるハードが出てきました。ファミコン以前は、『ぴゅう太』が僕の憧れのマシンで、『

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  • らららゲームの子 - いつか電池がきれるまで

    今回は、徹頭徹尾、与太話です。まあ、いつものことだけど。 ちょっとした仕事の会合があって、東京にやってきたのだけれど、到着日の夜に、予定が無かったのです。 まあ、コンビニで酎ハイでも買って飲んで寝るか……とも思ったのだけれども、やっぱり、ここまで来て何もしないのももったいない。 いつもは予定があると、夕方から検査ひとつ、というだけでもなんとなくずっと気になっているにもかかわらず、遊びに行くと、スケジュールの空白がたまらなく気になって、何かやろうとしてかえって大事な予定に遅刻する、というのは、僕の人生あるあるなのです。 何もしないか、やるなら分刻みのスケジュール、みたいなのはどう考えてもロクなものではないのだけれども。 ひとりで飲むというのは、好きでもないし、あんまり楽しくもないんだよね。とはいえ、知り合いと予定を合わせて飲むというのも、なんとなく気が重いし時間もない。そういうのが、年々重く

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  • アメリカの銃規制と「はてなブックマーク廃止論」その後 - いつか電池がきれるまで

    僕はずっと、アメリカで銃規制に反対する人たちに対して、「まだ西部劇の夢から醒めない、アナクロニズムから抜け出せない存在、だと思っていました。そうやって、銃を持てる社会になっているからこそ、銃乱射事件が起こって多くの人が殺されていることが、なぜ理解できないのか?と。 でも、現地で生活をしていた人が書いたこのを読んで、その理由が少しわかったような気がしたのです。 fujipon.hatenadiary.com 2012年には、フロリダ州で17歳の黒人の高校生が自警団としてパトロールしていたヒスパニック系の男性に射殺されました。 オバマ大統領は、この事件に関して、自らの経験を語りながら、「こうして撃たれたのは自分だったかもしれない」と国民に対して痛切な訴えを行なったのですが、それでも、銃規制への道は遠いようです。 「全米ライフル協会」というのは、西部劇の世界を引きずっているような過激で時代錯誤

  • テレビゲームの歴史とともに年を重ねてきた世代の遺言 - いつか電池がきれるまで

    今週のお題「ゲームの思い出」 1983年7月15日に「ファミリーコンピュータ」が発売されてから、35年。 物心ついた時期に『ゲームウォッチ』が大流行し、カセットビジョンの『ギャラクシアン』『きこりの与作』を横目でみながら、ぴゅう太の『スクランブル』に憧れ、Apple2の『ミステリーハウス』や『タイムゾーン』にいつかたどり着くのが夢だった僕も、すっかり老眼と残尿感に悩まされるオッサンになってしまいました。ちょうどテレビゲーム歴史とともに年を重ねてきた世代、ともいえるのでしょう。 「ゲームの思い出」を語り始めるとキリがないのですが、これまで、いろんなところで書いてきた、ゲームに関するエントリのなかで、思い入れが深いものを10個、挙げてみます。 fujipon.hatenablog.com 『ザ・スクリーマー』とか『ラプラスの魔』って、いまのハード性能でつくれば、きっと、当時やりたかったことが

  • 「引きこもりや生きづらさ」から脱出できるかどうかは「運命」なのかもしれない。 - いつか電池がきれるまで

    toyokeizai.net いろんなことを考えたり考えなかったり、考えているふりをしていたり。 このリリー・フランキーさんの話を読んでいて、なんだかスッキリしなかったんですよね。 そもそも、これは「金もコネも将来への展望もない若者にありがちな屈と貧乏生活」でしかなくて、対人恐怖とかに基づく病的な要因が強い「引きこもり」とは違うのではないか、とも思ったんですよ。 ある種の「生存者バイアス」のようにも感じました。 まあ、リリーさんのそのあたりの状況というのは『東京タワー』を読めばいい、って話なんですけどね。あれだけの大ベストセラーなのに、僕はすっかり存在を忘れていました。この作品はほんと、屋大賞らしい受賞作だったな。 あらためて考えてみると、リリー・フランキーさんはこの話のなかで、「自分はいかにして引きこもり状態から離脱したのか」を語っていないんですよね。 観念ではなく具体的な出来事によ

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  • 「大口病院事件と高齢者延命」について、医療従事者としての私見 - いつか電池がきれるまで

    www.news24.jp 大口病院の事件は、僕の周りでもかなり話題になっているのですが、看護師さんたちはみんな「あれはさすがにありえない」と言っていました。長期療養病棟で高齢者と接していて、「どういう状態が、生きているってことだろうか……」「ここまでして、生き続けるのも大変だな……」と思うことはあっても、だからといって、積極的に殺す、というのは別の話です。 この事件がきっかけになったのか、いまの高齢者医療についての告発というか紹介のツイートが話題になっています。 twitter.com このエントリには、こんなブックマークコメントがつけられているのです。 b.hatena.ne.jp うーむ。 僕も医者になってはじめて高齢者の長期療養病棟にアルバイトで行ったときには、かなり衝撃を受けたんですよね。 ずっとベッドに寝たきりで、関節が固まってしまって、喋ることも意思表示をすることも難しく、鼻

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  • 僕と『俺の屍を越えてゆけ』 - いつか電池がきれるまで

    昔のゲームのことを思い出すと、そのゲームで遊んでいたときの自分のことも頭に浮かんできます。 僕にとってのファミコンの『スパルタンX』は、台風で中学校が休みになった日に遊びまくったゲームだし、スーパーファミコンの『ダービースタリオン』は、大きな試験を終えて、社会人として仕事を始める前のプレッシャーに押しつぶされそうだった日々の記憶とともにあるのです。 『俺の屍を越えてゆけ』というゲームが発売されたのは、いまから15年前、1999年のことでした。 僕はその頃、仕事を終えると、家でひたすらプレステでゲームをするか、覚えたてのネットサーフィンをしていたものです。 僕は、地に足がついていませんでした。 前年の暮れに、母親が長患いの末に亡くなって以来、なんだか、生きている実感みたいなものが、僕のなかから抜け落ちてしまっていたのです。 僕のことを殊更にかわいがってくれていた母親で、亡くなる前まで「自分の

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  • 「はてなブックマーク」廃止論 - いつか電池がきれるまで

    anond.hatelabo.jp 僕もネットでの「いじめ」「いじり」にまったく無縁ではないし、お前は偽善者だと言われれば、そうですね、としか言いようがない。 僕自身は、とりあえず、自分の身に降りかかった火の粉は払おうとしてきたし、できれば、あまりうまく生きられない人に、ネットを通じて1ミリでも役に立てれば、と思っていた。そしてその一方で、自分が楽しいと思うことを発信して、誰かに「俺もそれ好き!」って言ってほしかった。 hagexさんの事件について、『はてな』の責任を問う声もあがっていて、『はてな』への認証のしかたを変えた方が良いのではないか、というのも読みました。 僕がいま考えているのは、『はてなブックマーク』という機能をもう止めても良いのではないか、ということなのです。 僕自身も利用しているサービスだし、ブックマーク機能の恩恵も長年受けてきています。 はてなブックマークは、バッシングの

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  • 是枝裕和監督を批判している人たちは、文化庁の助成金を「国家権力からのお恵み」だと思っているのだろうか? - いつか電池がきれるまで

    togetter.com 自分が「距離を置く」と言っている対象からお金をもらっている(らしい)、ということに対して、是枝裕和監督を批判する人がいる、ということなのでしょうけど、僕はこういうネットでの反応をみると、なんでみんなこんなに「電通脳」なんだろう、広告代理店に勤めているわけでもなかろうに、と思うんですよ。 文化庁の助成金って、大元はみんなが納めている「税金」じゃないですか。 大原則としては、われわれのお金なわけですよ。 だから、「こんなつまらない映画、あるいは反社会的な映画に俺の金を使うな」というのは理屈として正しいけれど、「助成金をもらっているのだから、政府(=スポンサー)に迎合しろ」というのはおかしい。 日では、政府というのは、「自分には関係ない大企業」みたいな存在なのだろうか。 僕は、クリエイターが権力に迎合するような存在であってほしくないし、そんなプロパガンダ映画は観たくあ

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  • 「ある進学校の異常な風習」が終わらない理由 - いつか電池がきれるまで

    anond.hatelabo.jp 高校普通じゃない伝統行事、というのをみて、恩田陸さんの『夜のピクニック』を思い出したのですが、このエントリを読むと、「一晩歩き続ける」みたいなのは牧歌的なんだな、という気がしてきます。 『フルメタル・ジャケット』に近いよなあこれは。 こんなおかしな風習が、なぜ続いているのだろう、そもそも、進学校ならなおさら、「権利意識を持っていて、時勢の変化に敏感な学生」が多そうだし、誰か保護者に注進して、問題になりそうなものではありますよね。 このエントリへの反応も「なんでそんな時代錯誤(というより、異常、としか言いようがないですよね)な風習が続いているんだ?」というものが多いようです。 あらためて考えてみると、こんなにみんなが「おかしい」と思うものも、なかなか変わらないんですよね。 世の中には、こういうものがけっこうたくさんあるのです。 「新人いじめ」みたいなものを

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  • 『はてな匿名ダイアリー』の「パチンコ出玉規制によって現場で起きている惨劇」を読んで - いつか電池がきれるまで

    anond.hatelabo.jp このエントリとブックマークコメントでの反応をみていると、『はてな』には「パチンコのことについて書かれているというだけで、ものすごく嫌悪感をあらわにする人が多いのだな」と思うのです。 b.hatena.ne.jp これを読んで、一部の人たちの反応で、『はてな』を語るなんて、「主語が大きい」とか、「雑」とか思ったあなた!その通りです。 でも、そう思う人も少なくないはずなのに、「パチンコ界隈の人って、独特のリズムで全く意味のわからない文章を書くよね」というコメントにスターをつけることには躊躇しないというのも、矛盾しているのではなかろうか。そもそも、みんなそんなに「パチンコ界隈の人」の文章を読んでいるのだろうか。 故・田山幸憲さんの文章は美文だと思うし、木村魚拓さんのコラムは面白いんだけどなあ。 あんまり脱線すると話が長くなって、「またわけのわからない文章を書い

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  • 「あなたのためを思って」 - いつか電池がきれるまで

    fujipon.hatenablog.com www.huffingtonpost.jp goldhead.hatenablog.com www.byosoku100.com 栗城史多さんの客死に対して、ネットでもいろんなことが書かれています。 「彼を応援・支援する人たちがいたから、無謀な冒険を続けてしまい、こんな結果になったのだ」 「ファンが彼を殺し、アンチが生かそうとしていた」 僕は、彼のファンでもアンチでもなくて、生き方をこじらせた人がいて、それなりにべていけるというのは、悪いことではないのだろう、というくらいのスタンスでした。 僕だったら、あのくらいの実力でエベレストに難しい無酸素登頂なんてやろうとはしないけれど、それはあくまでも僕の基準でしかない。 「そんなことできっこない」ということを実現しようとするのが冒険であるのならば、あれはたしかに「冒険」ではあるし、絶対にできそうもな

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  • あまりにも有名になってしまった、18個の「殿堂入りネタバレ」 - いつか電池がきれるまで

    今更カズオ・イシグロの『わたしを離さないで』読んだんですが、最大の感想は「よくこののネタバレを今まで回避できてきたな!?」です。映画にも舞台にもドラマにもなった上、ノーベル賞報道でネタバレ祭が起きたというのこののことですよね? ほんと私の浮世離れぶりすごいな?— ニゴ (@nigo) 2018年5月14日 いまの世の中で「ネタバレ」を回避するのは難しい。 この『わたしを離さないで』に関しては、僕の観測範囲では、わざとネタバレしている人は少なかったのではないか、と思います。 同じような話はこれまでもあったのではないか、とも感じたので「秘密」が、そんなに「意外」ではなかったというのもあります。 個人的には、『わたしを離さないで』は、その「仕掛け」よりも、登場人物の心理描写の素晴らしさに感動した作品なのです。 fujipon.hatenadiary.com あらためて考えてみると、この作品の

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  • 日大アメフト部の「危険タックル行為」を生んだ「保身力」と「不幸な読解力」 - いつか電池がきれるまで

    www3.nhk.or.jp www3.nhk.or.jp www.asahi.com (この記事に「悪質なタックル」の動画あり) この話に関しては、すっきりしない、というか、やりばのない憤り、みたいなものを感じているのです。 最初にネットでこの話を読んだときには、「試合に勝つために、相手のエースを『削る』(怪我をさせるのも辞さないような激しいプレーで対応する)っていうのは他の競技でもある(と言われているし)からなあ」って思っていたんですよ。 でも、動画で「日大の危険タックル」を見て、唖然としました。 「何これ?ラフプレーどころか、まったく試合の流れと関係のないところで、いきなり襲いかかってるだけじゃないか……」 ものすごく不躾なのですが「もうちょっとうまくやればいいのに……」とか、ちょっと思ってしまいました(当は、絶対やっちゃダメなんだけどさ。相手のためにも、自分自身のためにも)。 ど

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  • かわん(id:kawango)さんと、川上量生さんのこと - いつか電池がきれるまで

    kawango.hatenablog.com ネットのなかで「半匿名」でいたいという気持ちは僕にもわかるような気がします。 ネットのおかげで発言ができるようになった人というのは、まさに僕のことではないか、とも。 個人的に、ネットには恩を感じているし、なるべく居心地の良い場所であってほしい、と願っています。 以下の話は、かわん(id:kawango)=川上量生さん、と決めつけて書いたものです。 そういうのは、川上さんの意ではないだろうということはわかっているつもりです。 最初は、もう少し、のらりくらりとしたものを書こうと思っていたのですが、過去から川上さんの言葉をたどっていると、批判するとか賛成するとかはさておき、インターネットの時代を生きてきて、変化していく現実がみえすぎるくらいみえている経営者(川上量生)と、ルーツである「自分を救ってくれたネット」に恩義を感じ続けているひとりの男(id

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