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2013年8月11日のブックマーク (2件)

  • 2013-08-07

    風立ちぬ見てきたので、新潟だし平日なので(?)人は全然いない感じだった。 謎の寸劇を挟みつつの後半の現実感がまるでない避暑地シーン、その後の静かに怒涛の展開でよかった。 そりゃぁ水星さんも黒ロン記事書くよってな感じだった。 今週の黒ロン:『風立ちぬ』 - 水星さん家 庵野秀明の声も良かった。 浮世絵離れしてる感じ。最初はどうかな、って思うけど 終盤には「きれいだよ」って囁かれたり、来て っていわれて電気を消す姿にキュンキュンするようになる。 タバコ吸わない人だけど、なんだか無性に吸いたくなる。 劇場で流れた予告はだいぶハネてるところなのであれが大丈夫なら何も問題ない。 金曜ロードショーで放映されたら毎回見ようとは思わないけど、なんか衝動的に見たくなるときがある感じの作品 製作者としての業を感じた 感想はid:sunagiさんとid:Gaius_Petroniusさんのお勧め 一人のクリエー

    2013-08-07
  • 『風立ちぬ』 - 内田樹の研究室

    宮崎駿の新作『風立ちぬ』を観てきた。 宮崎駿は「どういう映画」を作ろうとしたのだろう。 もちろん、フィルムメーカーに向かって、「どういう映画を作りたいのですか?」とか「この映画を通じて何を伝えたいのですか?」というような質問をするのは意味のないことである(「言葉ですらすら言えるくらいなら映画なんか手間暇かけて作りませんよ」という答えが返ってくるに決まっている)。 でも、映画の感想を述べる立場からすると、このような問いを自問自答してみるというのは、決して無意味なことではない。 映画というのは、それについて語られた無数の言葉を「込み」で成り立っているものだからだ。 お門違いなものであれ、正鵠を射たものであれ、「それについて語る言葉」が多ければ多いほど、多様であればあるほど、賛否いずれにせよ解釈や評価が一つにまとまらないものであるほど、作品としては出来がよい。 私はそう判断することにしている。