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  • 「鉄血のオルフェンズ」の本質-死と悲しみ背負い生きるオルフェンズの物語

    「鉄血のオルフェンズ」は、21話のビスケットの死によって 作の輪郭が見えてきたという思いが強まった。 それは作の物語構成が、 あるキャラと深い関係にある対になるキャラが そのキャラを庇って死ぬことで展開していることにある。 庇って死ぬキャラ達 12話で昌弘は昭弘を庇って死に、 16話でフミタンはクーデリアを庇って死に、 21話でビスケットはオルガを庇って死ぬ。 死んだキャラはみんな味方キャラを庇って死んでいる。 作は数話単位で○○編という形をとっているのだが、 ブルワーズ編の12話では昌弘。 コロニー編の16話でフミタン。 地球降下編の21話でビスケット。 というようにブルワーズ編以降、各編で一人づつ死ぬ構成をとっている。 また死んではいないのだが、 敵側でもガエリオを庇ってアインが瀕死の寸前に至っている。 中盤以降の鉄血は誰かを庇うという展開を 何度となく繰り返す構成になっている。

    「鉄血のオルフェンズ」の本質-死と悲しみ背負い生きるオルフェンズの物語
  • 「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」1話「鉄と血と」感想-「ガンダムが叫びたがっているんだ」

    長井龍雪と岡田麿里の「あの花」「ここさけ」コンビの新作ガンダム。 田中将賀さんも参加が自然なような気もするが事情があるのだろう。 「鉄と血と」というサブタイトル、 地球圏に反旗を翻す少年達の戦いな世界観をみると、 ガンダムより「太陽の牙ダグラム」を彷彿とさせる。 1話は独立運動のお姫様クーデリアを守るために 主人公・三日月達がいる警備会社が請負ったら、 別の組織が襲いピンチになったところを、 三日月がガンダムを起動させて敵MSを倒して終わる。 Aパートでキャラクターと世界情勢を説明を尽くして語り、 Bパートでガンダムにとって大切なメカアクションを描く王道的構成だ。 サブタイ通りな血と鉄の汗臭い世界にみえつつも、 良い意味で脱臭され、爽やかに感じさせるバランス感覚もあった。 火星の底辺に生きる若者たちの反抗の中で 純真な少年三日月はどう動くのか。 寡黙で能動的な姿は見せないが、秘めたる思いは

    「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」1話「鉄と血と」感想-「ガンダムが叫びたがっているんだ」
  • アニメ関係のおすすめの本を12冊紹介する

    はじめに 監督やアニメーターといったアニメ制作者が アニメについて書いたの中で、お勧めしたいを12冊紹介したい。 比較的入手しやすそうなものから選んでみた。 ① 富野由悠季著:映像の原則 改訂版 (キネマ旬報ムック) アニメ監督富野由悠季が、映像には原則があるという観点から、 映像作品制作に必要な基礎と応用を実践的に解説。 ② スタジオ雄(著・編集):PLUS MADHOUSE 4 りんたろう アニメ監督りんたろうへの10時間以上のロングインタビュー、 杉井ギサブロー、川尻善昭等のインタビューを通してりんたろうを紐解く一冊。 ③ アニメーション監督 出崎統の世界 ---「人間」を描き続けた映像の魔術師 大山 くまお・林 信行(編集) アニメ監督出崎統をインタビューや関係者の証言を通して作品と実像に迫る1冊。 出崎統が描いた貸漫画も掲載。 ④ 杉井ギサブロー著:アニメと生命と放浪と ~

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