AV監督兼、伝説的風俗ルポ漫画『フーゾク魂』の著者として知られる漫画家の平口広美氏。漫画家として活動を続ける一方、現在は特別養護老人ホームの職員として介護職に従事している。「今年で66歳を迎えた」という平口氏が見た、過酷な介護の現場とは――。衝撃のルポルタージュ。 ――そもそも介護の仕事をはじめるきっかけは。 「5年くらい前に、ある編集部に新作の持ち込みをしたら、『平口さんの漫画と4コマ以外、ウチは全部再録だ』と言われまして。これはマズイな、と。その頃からエロ漫画誌もエロビデオ会社も一斉に潰れだして。漫画家仲間も次々廃業していた。別の食い扶持を見つけないと、と思うようになりました」 ――具体的にどこで仕事を探したのですか。 「まずは求職者支援制度を利用しました。12万円の給付金をもらいながら、パソコンの勉強をして半年間、再就職の斡旋をしてもらいました。ただ、年齢のこともあって結局、就職先は
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