1月23日、原油先物市場で米原油先物と北海ブレント先物が大幅上昇している。シカゴで2010年撮影(2015年 ロイター/John Gress) [シンガポール 23日 ロイター] - 23日の原油先物市場で、米原油先物と北海ブレント先物が大幅上昇している。この日朝、サウジアラビアのアブドラ国王が死去したことを受けて新興国市場の不透明感が強まった。 米原油先物はアジア取引時間の朝に一時、約2%高の1バレル=47.76ドルに上昇。北海ブレント先物は約1.5%高の49.10ドルで取引を開始した。 アゲイン・キャピタル(ニューヨーク)のパートナー、ジョン・キルドフ氏は「不透明感に対する警戒は原油価格の支援材料となるだろう」との見方を表明。「アブドラ国王は原油産出量を維持し、生産量で劣る産油国を市場から排除するという現戦略の立案者だ」と指摘した。 私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
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