【ジュネーブ=原克彦】顧客情報の秘密を守ることで知られたスイスの金融機関が、相次いで脱税ほう助に関する顧客情報を米司法省に提供している。見返りに起訴を免れた銀行は2015年3月のプライベートバンク大手BSIを皮切りとして26行にのぼり、さらに増える見通しだ。スイス金融の秘密主義が終わりに向かう一方、外資の金融機関がスイスから撤退する動きも広がっている。スイスでは300年以上にわたり、銀行が国外
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スイス・ジュネーブ(Geneva)で、銀行の窓に写り込んだスイス国旗(2009年3月20日撮影)。(c)AFP/FABRICE COFFRINI 【12月21日 AFP】顧客情報の守秘をビジネス基盤としてきたスイスの銀行業界が、国際的な圧力の中、新たな市場として中国に活路を見いだそうとしている。 「スイスの金融センターが注目している国の一つが中国だ。スイスを人民元の国際的な取引拠点にしたい」。スイス銀行家協会(Swiss Bankers Association)のクロードアラン・マルゲリッシュ(Claude-Alain Margelisch)最高経営責任者(CEO)は12月初め、ジュネーブ(Geneva)で記者団にこう語った。 何世代にもわたって、世界中の投資家はスイスの銀行に高額の手数料を支払い、資産を各国の税務当局の目から隠してきた。だが、金融危機をきっかけに規制強化を求める声が強まり
この項目では、スイスにある銀行業全般について説明しています。かつて存在した特定の銀行業者については「スイス銀行コーポレイション」をご覧ください。 本稿では、スイスの銀行業(スイスのぎんこうぎょう、ロマンシュ語:argintartion、通称:スイス銀行)全般について詳述する。同国の銀行は、伝統的に高度な守秘性を特徴とする。 ツェルマットのモン・サービン宮殿。観光の拠点であるこの街には、多くの民間銀行がサービスを提供しており、スイスアルプスの麓には地下バンカーや金の貯蔵庫が整備されている。 概要[編集] 本稿における"スイス銀行"とは、スイス金融市場監査局が管轄し、スイス銀行法に基づいて運営されている、スイスを拠点とした銀行の総称である。 18世紀初頭にスイスの商人が行っていたことに端を発し、数世紀の間に複雑な規制を受けた国際的な産業に成長した。銀行業は、アルプス、チョコレート、時計製造、登
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