パキスタンの首都イスラマバード(Islamabad)のモスクで礼拝するイスラム教徒たち(2012年8月15日撮影、資料写真)。(c)AFP/AAMIR QURESHI 【8月20日 AFP】国民の大多数がイスラム教徒のパキスタンで、ダウン症のキリスト教徒の少女が、イスラム教の聖典コーラン(Koran)の章句が記された書籍を燃やしたとして冒涜(ぼうとく)罪の疑いで逮捕された。 AFPの取材に匿名で応じた警察関係者が19日明かしたところによると、リムシャ(Rimsha)という名前の10代のこの少女は16日、コーランの章句やイスラム教の言葉が記された、燃やされた形跡のある書籍の一部とみられる紙片を所持しているところを目撃され、イスラム教を冒涜した容疑で逮捕された。 パキスタンでは冒涜罪で有罪と認められた場合、死刑になる可能性がある。少女は17日に首都イスラマバード(Islamabad)の裁判所に
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