世界一長い国歌と世界一短い国歌世界には様々な国歌があります。大きく大別すると、曲だけの国歌と歌詞に曲が付いている国歌です。その歌詞と曲がある国歌だけで見ると、メキシコの国歌は10番まであります。ちなみに、普通に演奏する場合は1・5・6・10番だけです。しかし、世界で一番長い国歌は、ギリシアとキプロスが共に国歌としている「自由への賛歌」です。その国歌は、1823年にディオニシオス・ソロモスが書いた158節もの叙事詩に曲を付けたモノです。曲は、1828年にニコラオス・マンザロスが作曲しました。という訳で、世界で一番長い国歌は、158番まである「自由への賛歌」です。あまりにも長い曲ですから、表彰式などで演奏する場合は、2番までしか演奏しないことになっています。 逆に、世界で一番短い国歌は、文字数で見れば日本の「君が代」です。その次に短い国歌はヨルダンの国歌です。しかし、曲の長さで見れば、ヨルダンの国歌は30秒ほどで終わってし
