博覧強記の文学者、種村季弘の鋭い審美眼を探る展覧会。澁澤龍彦と並ぶ幻想文学の紹介者として知られる種村の、多岐に渡る美術批評活動を、「夢の覗き箱」「没落とエロス」「魔術的身体」「顛倒の解剖学」など、7つのキーワードで辿る。出展されるのは、マックス・エルンストやゾンネンシュターンなどから、四谷シモンの人形作品や土方巽の公演映像などと幅広い。マニエリスム美術の再解釈ブームを巻き起こした、ホッケの『迷宮としての世界』の共訳者の名を冠すに相応しい美術展と言えるだろう。巖谷國士や秋山祐徳太子が登壇する、記念講演会も予定されている。
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