エンジニアに投資しない、投資できない、投資する必要があると考えない組織はそこら中にある。技術者への投資がどのように組織にフィードバックされるのか、人材を育てることに金や労力を使わないと組織がどのようにやせ細ってしまうのかイメージできない人に技術者への投資を提案するとそれにかけた費用に対する効果を説明せよと言われる。そこで「分かってないな」と思うのは当然だが、だからといってエンジニアへの投資をあきらめてはいけない。 ソフトウェアエンジニアは100%知識労働者である。「プログラムコードを何行書いてなんぼ」などと考えていると、すぐに優秀なコンパイラやツールに仕事を奪われてしまう。新しく入っている若い世代のソフトウェアエンジニアが持っていないスキルを常に身につけていかなければいつの日か組織からいらないと言われる日がくる。 組織の中で誰からも計画的なスキルアップの道筋を提示されないエンジニアは辛いが