福岡空港国際線ターミナルで20日夜、韓国人の男4人が約7億3500万円を無許可で海外に持ち出そうとしたとされる事件で、4人が所持していた現金の帯封が、同日昼すぎに福岡市・天神で強奪された現金の帯封と異なっていたことが22日、捜査関係者への取材で分かった。紙幣からは、強奪された被害男性の指紋も検出されず、福岡県警は二つの事件の紙幣は別物の可能性が高いとみている。 4人は20日午後6時ごろと同11時ごろ、2人ずつに分かれてそれぞれ現金約3億7千万円と約3億6500万円の計約7億3500万円を、無許可で香港に持ち出そうとして関税法違反容疑で逮捕された。 一方、同日午後0時25分ごろには、空港から約4キロ離れた同市中央区天神1丁目の駐車場で、会社員男性(29)が男らに襲われ、近くのみずほ銀行福岡支店から引き出したばかりの現金約3億8400万円を奪われる事件があった。 捜査関係者によると、男性
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