東京大学は来年度の入学試験から初めて推薦入試を導入することになり、2日から願書の受け付けが始まります。京都大学でも来年度の入学試験から志願者の学ぶ意欲や志を評価する「特色入試」が導入され、入試の多様化の傾向が進んでいます。 推薦入試の願書の受け付けは2日から始まり、出願できるのは各高校から男女1人ずつまでで、高校の調査書のほか、高校での活動実績を示す書類や語学力の証明書などで1次選考を行い、その後、面接などの2次選考を経て、大学入試センター試験の成績も含めて評価を行い、合格者を決めるということです。東京大学は「特定の分野や活動について、卓越した能力や、極めて高い関心や学ぶ意欲を持つ学生を求めたい」としています。 また、京都大学は来年度の入試から「特色入試」を導入します。大学で何を学びたいかや、卒業後どのように生かしたいかを書いた「学びの設計書」を提出させ、志願者の学ぶ意欲や志を評価するもの