ユーザーが冒頭の文章を数行書くと、続きをAIが作文するWebサービス「AIのべりすと」が登場し、一部で話題になっている。例えば、「吾輩は猫である。名前はまだない。そんな吾輩は今」のように書き出しを入力すると「とある場所にいる。そこはどこかというと、我が家のリビングだ。ソファに腰掛けてテレビを見ているのは、俺の妹である美夏だ」のように続きを出力する。
せりふの“あのキャラ度”をAI診断、ゲームシナリオ作りに活用 「ライター多数の現場も楽に」(1/2 ページ) 「Fate/Grand Order」などのヒットを契機に増えた、ストーリーをメインに据えたスマートフォンゲーム。さまざまな企業が開発を進める一方、プロジェクトが巨大化すると複数のライターが必要になり、キャラクターの言動に細かいぶれが出るといった問題もある。バンダイナムコグループの研究開発機関、バンダイナムコ研究所(東京都江東区)は、この課題に自然言語処理AIを活用して立ち向かっている。 「現場からは『せりふを把握し続ける負担が減って楽になった』『この人に聞かないとキャラ特有の言い回しが分からない、ということがなくなった』などの声もある」──バンダイナムコ研究所の中野渡(なかのわたり)昌平さん(イノベーション戦略本部プロデュース部事業プロデューサー)は、自社開発したツール「AIセリフ
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