Googleにとって制約であり続けたブラウザ Googleは9月7日に設立10周年を迎えた。つまりChromeは10年目の節目のプロダクトと呼べる。 独自のウェブブラウザを開発するというアイディアは、初期のころから温められていたという。ただ、本社で行われた記者会見で「Chrome」リリースのタイミングについて質問されたSergey Brin氏が「数年前はずっと小さな会社に過ぎなかった」と答えていたように、初期のGoogleにはブラウザ戦争に飛び込めるほどの体力がなかった。2001年にEric Schmidt氏がCEOに就任した当時、Internet Exlorerのシェアがすでに90%を超えていたのだ。反旗を翻して敵対するよりも、まずはその中でオンライン事業者としての地位を確立する方が先決だった。 また、Googleにとってブラウザは常に制約であり続けた。Chromeのリリースは、この先は
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