ロシア・モスクワ(Moscow)の有人火星探査の模擬実験を終え、実験施設から出てきた6人のクルー(2011年11月4日提供)。(c)AFP/MOSCOW'S INSTITUTE FOR MEDICAL AND BIOLOGICAL PROBLEMS/OLEG VOLOSHIN 【11月7日 AFP】露モスクワ(Moscow)で4日、520日間にわたる火星探査模擬実験が無事終了したが、実験に参加したロシア、中国、イタリア、フランスの男性クルー6人の「火星への旅」は順風満帆というわけにはいかなかった――。 この実験「マーズ500(Mars-500)」は、ロシアが約25年後をめどに計画している火星有人探査に向けて世界各地で行われている実験の1つ。狭い空間に集団が長期間が押し込められたときに、ストレスや隔離された状況からどのような長期的な影響が出るかを調べるのが主な目的だった。 実験を計画・主導し
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