先日はFOMC発表の時間帯に起床したため、本日も同じサイクルで目が覚める。ユーロ相場について言及している自分は、どうしてもECBの情報に目を向けざるを得ない。以下WSJ。 10月のユーロ圏インフレ率は0.7%、約4年ぶりの水準 (WSJ) ユーロスタットによれば、10月のユーロ型CPIは+0.7%だったとの事で、これによって来月ECB会合での何らかの政策変更が見通された結果、ユーロ相場は軟化したようだ。たしかに「1%からの大幅割り込み」(+0.7)は、悲惨な失業率などでも動じないユーロ相場にインパクトを与える根拠とはなり得る。 「2つの階段の可能性」に言及していたが、これによって状況はやや変化した。予想不可能といえる驚きの数値だったが、このような事態は得てして起こりうる。しかし現時点では、「やや」と付け加えておく余地はまだ残される。 10月1日の記事「進行する欧州のディスインフレ 」でも、