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ブックマーク / facta.co.jp (23)

  • 朝日新聞が「創業以来の大赤字」/渡辺社長が来春退任/「後継は中村副社長」と示唆

    朝日新聞が「創業以来の大赤字」/渡辺社長が来春退任/「後継は中村副社長」と示唆 号外速報(11月25日 07:20) 2020年12月号 BUSINESS 朝日新聞の渡辺雅隆社長(61)は11月13日に開かれた労組との会合で、2020年度決算が創業以来の約170億円という大赤字に陥る見通しとなったことなどの経営責任を取って、来春に退任する意向を示唆した。14年夏の慰安婦誤報問題と福島第一原発吉田調書の記事取り消し問題で辞任した木村伊量氏に代わって緊急登板して以来6年に及ぶ長期政権となったが、新聞部数減少や影響力の低下に歯止めを掛けることはできなかった。 労使協議で「役員総退陣」を否定し後継示唆 「朝日新聞労働組合だより」(11月13日付)によると、渡辺社長は同日の同社中央経営労働協議会の席上、「今のこの事態を招いている責任は経営にある。それを棚上げしようと思ったことはない」と経営責任に触れ

    朝日新聞が「創業以来の大赤字」/渡辺社長が来春退任/「後継は中村副社長」と示唆
    smicho
    smicho 2020/11/26
    朝日新聞って何年かに1回販売店でなくて本社の新卒社員みたいな人が購読勧誘に来るんだけど話の切り出し方が毎回同じ。みんな「ぼく昔ここに住んでたんですよ」って言う。
  • 中国に盗まれた「エボラ特効薬」

    中国に盗まれた「エボラ特効薬」 WHOが富山化学の「アビガン」と同一成分の薬を中国が製造していると指摘。特許法違反だ。 2014年12月号 BUSINESS 富士フイルムホールディングスの連結子会社である富山化学工業が開発した抗インフルエンザウイルス薬アビガン(一般名・ファビピラビル)が、西アフリカで猛威を振るうエボラ出血熱治療の特効薬と注目の的だ。アビガンにより命を救われた患者4人の実績を受け、仏、ギニア、そして米国政府が臨床試験による効果確認を急いでいる。米国や欧州連合(EU)は、ワクチン、治療薬、診断技術開発に多額の公費投入を発表しており、最初に承認される治療薬は、アビガンを置いて他にない。 西アフリカでエボラウイルスによる集団感染が確認されたのは今年3月。ギニアからシエラレオネ、リベリアに広がり、さらに周辺国に拡大し、10月末の感染者数(疑いがある者を含む)は1万3千人を超え、死亡

    smicho
    smicho 2014/11/22
  • 世界の鼻つまみ者「韓国漁業」

    世界の鼻つまみ者「韓国漁業」 日韓当局が「海の漁場」で冷戦突入。ルール無視の「かっさらい漁民」に思い知らせるべき。 2014年11月号 POLITICS 日のマスコミはほとんど伝えていないが、日韓国が海の漁場で「冷戦」に突入している。国際ルールを無視して、貴重な水産資源を根こそぎかっさらう韓国漁民と、それを放置する水産当局の非常識さに日政府がキレ、7月から排他的経済水域(EEZ)内への韓国漁船の出入りを禁止したのだ。例によって「嫌日」を振りかざして反論しようにも、韓国水産業は素行の悪さから忌み嫌われ、世界の海で孤立無援。日に膝を屈するしか残された道はない。 韓国政府が密漁の片棒 韓国漁船が繰り返す問題行動をいくつか紹介しよう。 まずは、日韓が領有権を主張して譲らない竹島周辺の海。ここは一触即発、政治的に極めて微妙なゾーンだけに、水産当局間の権限で2国間の取り決めを結べる状況にない

    smicho
    smicho 2014/11/08
    「韓国は1999年に個別漁獲枠制度を導入し、沿岸の漁獲量をV字回復させている」んじゃろ?
  • 中国経済「未富先老」の壁

    中国経済「未富先老」の壁 昨年末に労働人口比率0.1%減の衝撃。「人口ボーナス」は暗転必至だが、生産性向上へ改革を「再起動」できるか。 2012年3月号 BUSINESS [習近平待つ「人口減」] by 津上俊哉(津上工作室代表) 中国にとって今年は習近平氏に政権が委譲され、第18回共産党全国代表大会(18大)も開催される節目の年だ。今後10年間を担う習氏を待ち受ける中国経済は、どのような様相を呈するだろうか。 胡錦涛国家主席、温家宝総理が担った過去10年の経済政策は「功は大だが罪も大」。政権を引き継いだ2002年、12兆元弱に過ぎなかった国内総生産(GDP)が、昨年は47兆元強とほぼ4倍に増加、世界第2位の経済大国になった。リーマン・ショックの衝撃にも「4兆元対策」で果敢に対応、いち早く危機を脱した。先進国の退潮と好対照をなす劇的な回復ぶりに、「後れた国」の劣等感に苛まれてきた中国人は「

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    smicho 2012/02/26
  • オリンパス 「無謀M&A」巨額損失の怪

    オリンパス 「無謀M&A」巨額損失の怪 零細企業3社の買収に700億円も投じて減損処理。連結自己資が吹っ飛びかねない菊川体制の仮面を剥ぐ。 2011年8月号 COVER STORY [企業スキャン] 株主に説明できないM&A(企業の合併・買収)を繰り返して巨額の損失を計上したにもかかわらず、ほっかむりを決め込み、高額の報酬をふんだくっている経営者にとって、シャンシャンで株主総会を乗り切った心中はどんなものだろう。 6月29日、東京・西新宿の京王プラザホテル南館で精密機器大手オリンパスの株主総会が開かれた。菊川剛会長(70)ら経営陣首脳は内心ハラハラしていたのではないか。 その5日前、誌が5項目の詳細な質問状を送ったからだ。広報部から総会直前に電話で「M&Aについて必要な情報開示はしている。それ以上、申し上げることはない」という木で鼻をくくったような回答が届いた。その裏では株主質問が出た

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    smicho 2011/10/19
  • 存亡の淵「マイクロファイナンス」

    存亡の淵「マイクロファイナンス」 ノーベル平和賞の「小口金融」に自殺続出。高金利と追い貸しでインド版サブプライムか。 2011年6月号 GLOBAL by ナヴィン・ウパディヤイ(インドの英字紙「パイオニア」誌編集局長) 貧困撲滅と収益を両立させるマイクロファイナンス(貧困層向け小口無担保融資)が存亡の危機にある。発祥の地バングラデシュのグラミン銀行では、06年にノーベル平和賞を受賞したムハマド・ユヌス総裁が3月2日、中央銀行に解任された。隣国インドでも、投資家ジョージ・ソロス氏の支援も得て昨年8月にマイクロファイナンス機関(MFI)初の上場を遂げたSKSマイクロファイナンスが、わずか9カ月で株価が発行価格の3分の1に落ち込んだ。 ユヌス解任は現政権との政治的確執が原因とされているが「貧困層にカネを貸して潤う吸血鬼」(シェイク・ハシナ首相)とのMFI批判にも一理ある。現にMFIが盛んなイン

    存亡の淵「マイクロファイナンス」
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    smicho 2011/06/10
  • 手嶋龍一×阿部重夫 「福島原発」対論(上):阿部重夫主筆ブログ:FACTA online

    阿部重夫主筆ブログ「最後から2番目の真実」 2011年4月 4日 [ポリティクス]手嶋龍一×阿部重夫 「福島原発」対論(上) 3月11日の東日大震災と、それに続く東電福島第一原発の事故は、日の転機になりそうです。いったい何が問題なのか、このブログ上でジャーナリスト、手嶋龍一氏と誌編集主幹の阿部重夫が緊急で「対論」を試みました。主として巨大リスクのクライシス・マネジメントの観点から、政府と東電の対応を論じましたが、中長期的なエネルギー・ポートフォリオの問題については「下」で、東京工業大学の岡崎健工学部長にもお話を聞きました。 *     *     *     *     * 阿部 今日は3月31日です。地震の発生から20日経っても、東京電力の福島第一原発は依然として深刻な状態が続いています。ある国立大学のエネルギー専門家ですら、ヘリで水を撒いたり、汚染水を玉突き排水したりの、幼稚な手

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    smicho 2011/04/08
  • 時代を読むコラム――幼稚園という「諜者の花園」:阿部重夫主筆ブログ:FACTA online

    阿部重夫主筆ブログ「最後から2番目の真実」 2011年2月 7日 [コラム]時代を読むコラム――幼稚園という「諜者の花園」 新潟日報などの地方紙のシンジケートコラムに寄稿しました。 今回はちょっと違った趣向で、例の「幼保一体化」問題。大阪地検特捜部の冤罪が晴れて職場復帰した村木厚子・元厚生労働省局長を内閣府政策統括官に起用して進めようとしたが、こちらは幼稚園の抵抗が強く、「こども園」に統一する義務なしの結論に落ち着きそうだ。 文中にもあるように誌1月号で記事を載せたら、「幼稚園原理主義」という言葉に幼稚園関係者からメールをいただいた。この記事はそれへの回答でもある。 *     *     *     *     * 幼稚園という「諜者の花園」 幼年期――三島由紀夫に言われるまでもなく、それは人生の「不快な傑作」かもしれない。どんなユートピアもそこで紡げるが、誰ひとりそこにはとどまれない

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    smicho 2011/02/07
  • 対談:萩原雅之ネットレイティングス社長(上)20代はPCを使わない?:阿部重夫主筆ブログ:FACTA online

    阿部重夫主筆ブログ「最後から2番目の真実」 2007年6月22日 [モバイル]対談:萩原雅之ネットレイティングス社長(上)20代はPCを使わない? 今回は2007年3月号に掲載した「パソコン見放す20代『下流』携帯族」の続編として、記事中で引用した「衝撃的」なデータの調査元であるネットレイディングスの萩原雅之社長との対談を掲載します。 この記事で論じたPCユーザーと携帯ユーザーの「デバイド」問題は、ネットで非常に大きな議論を巻き起こしました。最近、入社してくる新人にその傾向が強いという感想もあれば、PC音痴より携帯音痴のほうがヤバイという意見もあり、ブロゴスフィアでの議論も尽きない。 高機能な携帯電話が優れたプロダクトであることは承知だが、従来のPCユーザーと携帯しか使わないユーザーの間に断層は生じていまいか。携帯の制限された世界では、来のインターネットが持つ知から知へ繋がるハイパーリン

  • インタビュー:チームラボ社長・猪子寿之氏(1)ネット社会が幸福な理由:阿部重夫主筆ブログ:FACTA online

    阿部重夫主筆ブログ「最後から2番目の真実」 2007年5月 9日 [メディア論]インタビュー:チームラボ社長・猪子寿之氏(1)ネット社会が幸福な理由 連休ぼけしているわけではない。連休後半の5日から編集作業を始めてしまったので、ブログを書く暇がない。で、先月、インタビューしたものをこの間に載せることにした。けっしてつなぎではなく、私がたじたじとなってしまった若き頭脳とのインタビューである。 これで「メディア論」をテーマにしたインタビューは第4シリーズになる。ご登場いただくのは、産経新聞社の双方向型情報サイト「iza(イザ!)」の設計・開発を手がけたチームラボの猪子寿之社長です。 *   *   *   *   * 阿部 まずはじめに、猪子さんがインターネット(以下、ネット)に関わるようになったきっかけをお聞きしたいと思います。 猪子 95年に始まったNHKの「新・電子立国」という番組を見て

  • 統一地方選「東洋町ショック」:阿部重夫主筆ブログ:FACTA online

    阿部重夫主筆ブログ「最後から2番目の真実」 2007年4月24日 統一地方選「東洋町ショック」 統一地方選第二波はゴロ寝した。区議選も区長選もちょっと投票する気になれなかった。無党派のたいがいの行動原理に従えば、「面白くない」と行かない層なのである。 テレビや新聞も長崎市長選に集中したのは、弔い合戦の「イーハン」がついたからだろう。殺された前市長の女婿が身代わりに立ったが敗れ、長女の「こんな仕打ちを受けるとは」との恨み節が延々と放映され続けた。身代わり候補が新聞記者だっただけに同情したくなるが、選挙は冷酷なものだという感慨しかわかない。むしろ長崎のおかげで埋没した高知のほうが気になった。 東洋町の出直し町長選である。現職町長が負けたことは、国策から言えばショッキングな事態なのだ。 尾篭な話で恐縮だが、先日、わが家のトイレが詰まった。私道に工事のトラックが駐車、マンホールの蓋を壊して、詰まっ

  • 新帝国主義論:阿部重夫主筆ブログ:FACTA online

    阿部重夫主筆ブログ「最後から2番目の真実」 2007年4月20日 [書評]新帝国主義論 を読むとき、文でなく、注から先に読むというへそ曲がりがいる。著者には気の毒だが、確かに注を見ると、著者の好みというか、何を読んでいるかが先に分かり、注だけで体を想像してみるという楽しみがある。実際に文を読んで、あたっていれば、めでたしめでたし、という他愛ない読書法である。 ポーランドのSF作家スタニスワフ・レムに、この世に存在しない書評という形式で書かれたがあったと記憶する。あれと同じである。注の宇宙には、著者を裏から透視するX線のような怖さがある。で、手嶋龍一氏からすすめられた、エコノミストの武者隆司さん(ドイツ証券副会長兼CIO)の新著「新帝国主義論」にそれを試みてみた。 武者さんとは、日エネルギー経済研究所の有識者懇談会でときどきご一緒する。年齢もほぼ似たり寄ったりだから、身びいき

  • 下流か否か――携帯厨とPC厨:阿部重夫主筆ブログ:FACTA online

    阿部重夫主筆ブログ「最後から2番目の真実」 2007年3月 2日 [モバイル]下流か否か――携帯厨とPC厨 先日ご紹介したFACTA最新号の「パソコン見放す20代『下流』携帯族」の記事。筆者から「あちこちで引用されています」との報告があった。もちろん、否定的なものもあるが、やはり論議を呼ぶのだなと思いました。彼が寄せたのはこんな感想だった。 まず、はてなブックマークでは、「統計のミスリード」など否定的反応が目立ちましたが、2ちゃんねるでは、この記事で、新たなケンカのタネが出てきますね。 はてなブックマークの傾向を以前から見ていたのですが、明らかに理系・技術系のユーザーに偏重しており、実を言うと生粋の携帯ユーザーと接したことがある人自体が少ない、携帯ユーザーの実態を知らない、という印象があります。 それに比べると、2ちゃんねるでは最近、「携帯厨」「PC厨」という言葉で、携帯ユーザーとPCユー

  • インタビュー:池田信夫氏(1)「先祖返り」するNHK:阿部重夫主筆ブログ:FACTA online

    阿部重夫主筆ブログ「最後から2番目の真実」 2006年12月 7日 [メディア論]インタビュー:池田信夫氏(1)「先祖返り」するNHK 久しぶりに「メディア論」をテーマにしたインタビューを連載する。登場していただくのは、経済学者の池田信夫氏です。池田氏はNHKで報道番組の制作などに携わり、93年に退職。その後は論客として通信問題を中心に幅広く活躍している。 総務省の電波再配分論やNHKへの放送命令など、通信と放送を取り巻く環境は騒がしい。ライブドアや楽天に端を発した放送局の買収騒動もいまだ決着はついていない。この状況をNHK出身の池田氏はどう見ているのか。今回はメディア論から少し枠を広げて、通信と放送の質まで切り込んだ。 *   *   *   *   * 阿部 菅義偉総務相がNHKに対して、短波ラジオ国際放送で北朝鮮による日人拉致問題を重点的に扱うよう命令しました。これはメディアのあ

  • ロングテール1――「有らざらん」が遅れたおわび:阿部重夫主筆ブログ:FACTA online

    阿部重夫主筆ブログ「最後から2番目の真実」 2006年11月 6日 ロングテール1――「有らざらん」が遅れたおわび メルマガで「上海汚職3回シリーズ」が終わった。しかし日から編集期間入り。しばらくこのブログは書けなくなる。さて、私事ながら、「近く出版する」とこのブログで9月28日に書いた「有らざらん」について、お問い合わせがあったのでお答えします。 アマゾンでは「10月15日発売」となっていて、予約申し込みを受け付けていましたが、印刷の都合で遅れました。日(11月6日)に刷り上りがやっと到着、出版社のオンブックを通じて一部書店の店頭に出るのが11月9~11日ごろだそうです。 出来上がりのは小生もまだ見ていないので、それを確認してからとも思いましたが、とにかく遅れましたことを皆様にお詫び申し上げます。 「有らざらん」は自費出版ではありませんが、大部数のマス・プロダクションでもありません

  • 番号ポータビリティー2――二強対一弱:阿部重夫主筆ブログ:FACTA online

    阿部重夫主筆ブログ「最後から2番目の真実」 2006年10月25日 [モバイル]番号ポータビリティー2――二強対一弱 日から最新号(10月20日号)の記事のなかから、このサイトで無料公開する「フリーコンテンツ」が始まります。第一回はこの「番号ポータビリティー」インタビューにも関連する「KDDI幹部の突然の退任」と、先日の参院補選で安倍政権に2勝された民主党の最大のミステリー「小沢一郎の当の病状」です。 さて、ソフトバンクモバイル副社長の松徹三氏のインタビューの続き。ソフトバンクは番号ポータビリティ(MNP)スタート前日の10月23日、新料金制度を発表して業界に「サプライズ」をもたらしました。先月28日の発表では「サプライズのないサプライズ」だったのが、今回は一転して自社の携帯同士の通話とメールが原則定額(1月 15日までに加入すれば7割引きの月2880円)になるというもの。MNPで劣

  • ミッション・インパッシブル1――ヴィクセルの予見:阿部重夫主筆ブログ:FACTA online

  • 「新潟日報」への寄稿――マニ化するブログ:阿部重夫主筆ブログ:FACTA online

    阿部重夫主筆ブログ「最後から2番目の真実」 2006年5月18日 [ネットとメディア]「新潟日報」への寄稿――マニ化するブログ 友人の手嶋龍一氏(元NHKワシントン支局長)と2人で、互い違いに新潟日報に毎月寄稿している。「時代を読む」という週末のコラムで、今月は私の番だったから、13日の土曜に掲載してもらった。 もう5日経ったので、このブログで再録しよう。タイトルは「マニ化するブログ 増殖の先に待つもの」。自分がブログをやっていると、その動向が気になって、ここでも何度も取り上げたが、この記事はその延長にある。 月刊文藝春秋など中高年メディアでも「グーグル論」が躍るようになった。「ウェブ進化論」のような手放し礼賛とは逆の一方的な脅威論もいかがなものかと思う。そういうコケ脅しの論理とは違う視点を示したつもりだが、うまく書けたかどうか。 *   *   *   *   * 「神の国」や「告白」を

  • 別の顔のハイエク1――ウィキペディアと市場:阿部重夫主筆ブログ:FACTA online

    阿部重夫主筆ブログ「最後から2番目の真実」 2006年3月24日 [ハイエク]別の顔のハイエク1――ウィキペディアと市場 私にとって、ネット空間とは何かという問題に先立って、市場空間とは何かが常に先にあった。そこで思い浮かぶのはオーストリア生まれの経済学者フリードリッヒ・A・ハイエク(1899~1992)である。価格メカニズムのことを「テレコミュニケーション・システム」と呼んだのは彼なのだ。今思えば奇妙な呼称である。しかし経済学の根幹を情報理論として組み換えたかに見える彼の試みは、「ウェブ進化論」や「はてな」のようなナイーヴすぎるネット信仰が跋扈する今、再読するに値すると思う。 自分の経験を語ろう。 英国にセジウィックという地名がある。ケンブリッジ大学の学部キャンパスがあるところで、モダンなコンクリート建築の校舎が並んでいる。学生や教師が暮らすカレッジ(学寮)の多くがレンガ造りや石造りの伝

  • 別の顔のハイエク2――無知の発見:阿部重夫主筆ブログ:FACTA online

    阿部重夫主筆ブログ「最後から2番目の真実」 2006年3月25日 [ハイエク]別の顔のハイエク2――無知の発見 ハーバード・ロー・スクールのキャス・サンスティーン教授が仕掛けた「ハイエク的な市場とブログ圏はどこまで類比が可能か」という設問は、すくなくとも日では消化難だったようで、まともに考えたブログに残念ながら出会えなかった。日のブロガーたちのほとんどが、ハイエクなど読んだことがないからだろう。 もちろん、梅田望夫氏の「ウェブ進化論」も一顧だにしていない。後期ハイエクの「自由の条件」(The Constitution of Liberty)は、春秋社版の全集でも在庫切れのまま、再版される兆しもないから、ま、無理もない。ただ、サンスティーンがゲスト・ブロガーになったローレンス・レッシグは、スタンフォード大学のロー・スクール教授であり、アメリカのインテリならハイエクくらいは“常識”に属する

    smicho
    smicho 2006/03/25
    ん。