今年の中間選挙で連邦下院議員に初当選した共和党候補者が、自身の学歴や職歴を偽っていたことを認め、大炎上している。 経歴詐称を認めたのは、ロングアイランドやニューヨーク市クイーンズ区の一部を含むニューヨーク州第3選挙区から立候補し当選したジョージ・サントス氏(34)。先月の中間選挙では金融業界での豊富な経験をアピールし、民主党の対立候補に8ポイント差で勝利したが、先週ニューヨーク・タイムズ紙がサントス氏の学歴や職歴に関して裏付けが取れないと報じたのをきっかけに、疑惑の目が向けられていた。 ニューヨーク・タイムズによると、サントス氏の学歴には経営学に定評のあるニューヨーク市立大学バルーク校を卒業したとあり、2010年に学位取得との記述もあるが、同校に問い合わせてもサントス氏の在籍記録は確認できなかった。ニューヨーク大学も学歴として記載があったが、こちらも同様にサントス氏の在籍記録はなかった。さ