HOME> ゲーム> ”新MMORPG”でも使用、スクウェア・エニックスの開発ツール“クリスタルツールズ”の魔力とは? 2008年2月22日に行なわれた、スクウェア・エニックス 研究開発部 部長の村田琢氏によるセッションは“『ファイナルファンタジー』のテクノロジー”。熱心なゲームファンには“ホワイトエンジン(仮)”として知られている、スクウェア・エニックスの共通技術基盤の開発の経緯を、自身の開発暦を振り返りながら述べたものだ。 “ホワイトエンジン(仮)”のベースとなる考えは、1997年に発売されたプレイステーション用ソフト『ファイナルファンタジー タクティクス』に始まったと村田氏は回想する。マップは3D、キャラクターは2Dというハイブリッドの表現方法が採用されていた『ファイナルファンタジー タクティクス』だが、当時のアーティストから「開発機上のデータをすぐにプレビューできる環境がほしい」と