タグ

ブックマーク / www.ringolab.com (16)

  • なぜ年をとると時間の経つのが速くなるのか 記憶と時間の心理学 - 情報考学 Passion For The Future

    ・なぜ年をとると時間の経つのが速くなるのか 記憶と時間の心理学 なぜ年をとると時間の経つのが速くなるのか?。10歳の子供にとって1年間はこれまでの人生の10分の1だが、50歳の人間には50分の1に過ぎない。だから年をとるにつれて時間は短く感じるようになる。これはジャネの法則と言われる有名な説だが、主観的描写に過ぎず、説明ではない。 加速する時間については 1 望遠鏡効果 一般に人は過去の出来事に実際より最近の日付をつけることが実験でわかっている。 2 レミニセンス効果 年少の頃は「はじめて」で印象的な出来事が多く、利用できる時間標識が多いため想起する量も多く、結果として最近の事だと感じてしまう。 3 体内の生理時計のリズム 体内メトロノームが加齢にともない減速していく。 が当の原因であると著者は心理実験データを根拠に解説している。記憶と想起にかかるバイアスの種類と原理がよくわかった。 あ

  • 機密指定解除 歴史を変えた極秘文書 - 情報考学 Passion For The Future

    ・機密指定解除 歴史を変えた極秘文書 「文書や記録そのものは、もちろん紙の上の単なる言葉のら列だ。しかしそれは、革命や戦争、暗殺など、歴史の流れを変えた重大な事件で、大きな役割を演じた人物や政策、さらにその背景に潜む陰謀などを知る格好の「のぞき窓」となっている。」 古くは15世紀から現代まで、事件から長い時間を経て一般に開示された機密文書50を写真で見せながら解説するドキュメンタリ。スパイの書いたメモや報告書、国家レベルの密約、盗聴記録など。米国を原爆開発へと進めたアインシュタインの手紙、ナチスがつくった各国ユダヤ人の人数推計、大統領がつかまされた偽文書などもある。 第二次世界大戦中と冷戦時代の米ソの諜報合戦は特にすさまじい。二重スパイや偽文書、など手の込んだものが多い。敵の暗号通信を解読できても当面は敢えてアクションを起こさない。相手が安心して通信している様子を傍受し続けたいからだ。だ

  • 日本の色辞典 - 情報考学 Passion For The Future

    ・日の色辞典 まず色見の美しさに感動する。歴史文化の背景を綴った個別の解説も充実している。 「三百七十九色のうち、文で解説した二百九色の伝統色については、一部をのぞき、すべて天然の染料で絹布を染め、もしくは天然の顔料(岩絵の具)を和紙に塗って再現した色見を付した。」 と、注でさらっと書かれているが、大変な手間暇をかけて丁寧に作られた出版物だ。来の色を再現するため「延喜式」の資料までさかのぼり、染色材料の処方を調べ尽くした上で作られている。書籍の限界に挑戦している。 日の伝統色は布や和紙に使われテクスチャの質感を伴ってこそ美しいのだ。写真ベースの色見はこれだけで鑑賞に値する。伝統色は決してRGBのような単純な情報に還元できないことを思い知らされる。なかには女郎花色(おみなえしいろ)のように、薄い藍色と黄色の色糸を緯と経に織りなした布の襲でしか再現できないパターンもある。 赤、

  • 重複ファイルを高速に検出して削除する Undup - 情報考学 Passion For The Future

    ・重複ファイルを高速に検出して削除する Undup ハードディスクから重複したファイルを探すソフトウェア。何度も同じカメラから取り込んでダブりだらけになった写真フォルダだとか、テンプレートを使い回した結果「契約書.doc」だらけになった仕事フォルダとかの整理に向いている。 「内容を完全に比較して重複をチェックしていますので、名前や日付が異っていても検出する事が可能」というのが特徴。ファイル名が違っても中身が違えば同一とは見なさない。賢いのだ。 検出したファイルの削除処理もスムーズに行える。リスト上でチェックを入れたファイルだけを消すというのはもちろん可能だが、他に特定のフォルダにあるファイルだけ、あるいは逆にそれ以外のフォルダにあるファイルを全て選択して削除することが可能。ふたつのフォルダの相違をリストアップする機能やコマンドラインからの実行機能などもある。

  • お絵かきが動き出す 2次元物理物理シミュレーション Phun - 情報考学 Passion For The Future

    ・Phun http://www.phun.jp/ これは子供にとって夢のようなお絵かきソフト。Physics(物理)とFun(楽しむ)に由来したネーミング。 ペンで円や四角や自由な図形を描くと、2次元の平面上に実体化する。そこには重力が働いているので図形は自由落下して画面から消えてしまう。そこで地面をつくる。動かない部品Planeを用意して下に敷くと、図形の落下はそこでいったん止まる。 地面を傾けておけば円は低いほうへころころころがっていく。四角なら転がらない。摩擦係数も再現されているのだ。上で次々に図形を描くと、落下した図形が積み木のように積み重なって、やがてバランスを失ってくずれていく。 手で動かなくなった図形を放り投げたり、振り回したりすると、他の図形とぶつかって思わぬ動きが楽しめる。とても爽快。フリーハンドで描いた絵が動き出すというソフトはこれまでも多数あったが、このソフトは軽快

  • アルケミスト 夢を旅した少年 - 情報考学 Passion For The Future

    ・アルケミスト 夢を旅した少年 スペインの平原に住む羊飼いの少年が、夢のお告げを信じてエジプトのピラミッドに旅立つ。お告げはピラミッドの近くに宝物が埋まっているから掘りに行け、というのだ。少年は羊を売り払って海を渡り、遠い遠いエジプトの地を目指す。 これは人生の教訓がたくさん散りばめられた寓話の玉手箱みたいな作品だ。羊飼いの旅というメインストーリーは「何かを強く望めば宇宙のすべてが協力して実現するように助けてくれる」とか「前兆に従え」というDream Comes Trueなポジティブ指向のメッセージだ。 これに加えてサブストーリーや脇役が持ち込む寓話が多数ある。その数多ある中の挿話の一つに過ぎないのだけれど、賢者から幸福の秘密を盗んでくることになった若者の話が、私には一番印象的だった。 それを要約してみると... 若者は長旅の末、賢者の宮殿にたどりついた。賢者は若者に、今私は忙しくて幸福の

  • 必要な部分だけをレイアウトして印刷する HP Smart Web Printing - 情報考学 Passion For The Future

    ・必要な部分だけをレイアウトして印刷する HP Smart Web Printing http://h50146.www5.hp.com/products/printers/inkjet/smart_web_printing/ 私はよく営業に行く前に、Webで相手の会社の情報をクリップして印刷する。 ・会社概要 ・社長の写真 ・地図 ・ニュースサイトに報道された記事 ・取り上げられたブログの記事 ・株価や業績 などをいろいろなサイトから集めるわけだが、Webを丸ごと一覧できるように印刷しようとすると、不要な部分が多くて困ってしまう。コンパクトにまとめたいのに複数枚になってしまう。 HP Smart Web Printingは、Webクリップ機能をMSIEに追加する。ツールバー上のスマートセレクトアイコンをクリックしてから、Web上の任意の範囲を選択すると、情報をクリップしていくことができる

  • テキストファイルで音楽を記述再生、MIDI出力も可能なMuse - 情報考学 Passion For The Future

    ・Muse http://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/art/se114668.html Museはテキストで楽譜を記述して演奏させるソフトウェア。 英米: C D E F G A B 独 : C D E F G A H 伊 : Do Re Mi Fa Sol La Si という音階を文字で記述すると楽譜になる。たとえば「CDE」と書けばドレミが鳴る。 音名の後ろに"+"を添えると#、"-"なら♭、o+数字でオクターブ指定、音の長さや強弱、修飾音、楽器の音(MIDI音源)、コードなど、かなり細かい指定が可能である。複数パートのある複雑な楽曲も頑張ればこの形式で記述できる。独自のMuse記法については、テキストファイルのマニュアルがとても丁寧に作成されているので安心。 高度な記述例: こうして記述したファイルを自動演奏ピアノの画面で再生する。ビジュアルに楽譜

  • カラフルで目立つQRコードを自作するColorfulQRCodeMaker - 情報考学 Passion For The Future

    ・ColorfulQRCodeMaker http://www.geocities.jp/japan_inf/DotNetBarcode/ColorfulQRCodeMaker/index.html QRコードは便利なのだがWebや印刷物に白黒で表示するとどううにも野暮ったくなる。複数並べたりするとページのデザインがだいなしになってしまうことが多い。背景のデザインに調和するカラーだったら少しは見栄えがよくなるかもしれない。 そこでこのソフトの登場である。 ・このブログの携帯表示用QRコード QRコードは白黒でなければならないという決まりはなく、カラーでも携帯電話が読み取ることができればよいらしい。このソフトはカラフルなQRコードをつくるためのデザインソフトである。位置検出パターン、位置合わせパターン、タイミングパターン、形式情報、型番情報、余白などを個別にカスタマイズできる。 ・このブログ

  • Passion For The Future: 写真から不要な友人や電信柱を消し去るphotowipe

    写真から不要な友人や電信柱を消し去るphotowipe スポンサード リンク ・Photowipe http://www.hanovsolutions.com/?prod=PhotoWipe Photowipeは写真から不要な物体を消すソフトウェア。お絵かきソフトのように、消したい物体の上をブラシでなぞって、黒で塗りつぶす。すると、物体は消え去り、周囲の情報から背景が補完される。 この前、倉敷で撮影した白鳥と鯉の写真から、白鳥を消してみた。白鳥の部分を上のサンプルのように黒で塗りつぶす。 影は残ったが一応消えている。このように大きな面積でメインの被写体を消すとさすがに不自然だが、画面の端に写り込んだ電線や柱、遠方に見える観光客などは違和感なく消してしまうことができる。失脚した政治家が写真を消すなんてことも簡単だ。 オリジナルのサイトでは用途説明として「動物園で檻を消したり、昔のガールフレン

  • Passion For The Future: ぼくには数字が風景に見える

    ぼくには数字が風景に見える スポンサード リンク ・ぼくには数字が風景に見える 円周率22500桁を暗唱し、10ヶ国語を話す天才で、サヴァン症候群でアスペルガー症候群で共感覚者でもある著者が書いた半生記。これらの病は稀に天才的能力を持つ者を誕生させるが、自閉症やその他の精神障害を併発することが多いため、こうしたを書ける人が出てくることは稀である。 まさに天才の頭の中がのぞける貴重な内容。 「ぼくが生まれたのは1979年の1月31日、水曜日。水曜日だとわかるのは、ぼくの頭のなかではその日が青い色をしているからだ。水曜日は、数字の9や諍いの声と同じようにいつも青い色をしている。ぼくは自分の誕生日が気に入っている。誕生日の含まれている数字を思い浮かべると、浜辺の小石そっくりの滑らかで丸い形があらわれる。滑らかで丸いのは、その数字が素数だから。31,19,197,79,1979はすべて、1とその

  • Passion For The Future: 同一または類似の画像を見つけるSimiPix

    同一または類似の画像を見つけるSimiPix スポンサード リンク ・SimiPix http://www.vector.co.jp/soft/winnt/art/se363819.html SimiPixは、ハードディスクにある画像ファイルの類似性を計算して、同一ファイルの重複や、イメージ的に似た画像をリストアップしてくれる。デジカメの写真の整理、Web素材の整理などに使えそうである。 画像を整理したい対象フォルダを指定し、検索・抽出ボタンをクリックすると、画像の類似度チェックが開始される。ファイル数が多いと少し待たされるが、類似画像と画像差つきのファイルリストが表示される。 画像の違いの差が大きい順で並べ直すとよくわかる。同一画像の重複の場合、画像差は0になるようだ。私はデジカメの写真の多いフォルダで実験したが、同じ場所で連続して撮影した画像が類似画像と表示される場合が多かった。よくで

  • Passion For The Future: 戦争における「人殺し」の心理学

    戦争における「人殺し」の心理学 スポンサード リンク ・戦争における「人殺し」の心理学 こんなテーマだが、読む価値がある素晴らしいである。 著者のデーヴ・グロスマンの経歴。 「 米国陸軍に23年間奉職。陸軍中佐。レンジャー部隊・落下傘部隊資格取得。ウエスト・ポイント陸軍士官学校心理学・軍事社会学教授、アーカンソー州立大学軍事学教授を歴任。98年に退役後、Killology Research Groupを主宰、研究執辞活動に入る。『戦争における「人殺し」の心理学』で、ピューリツァー賞候補にノミネート。 」 このは米軍学校で教科書として使われている。 人は戦争で敵を前にすると、銃を撃てないし、弾は当たらないという事実にまず驚く。 多くの戦争で銃を使う兵士たちのうち発砲したのは15%~20%であった。8割の兵士は発砲しないで戦闘を終える。理論的には命中率50%の状況で発砲しても、一人を倒すの

    so_ra_to
    so_ra_to 2006/03/28
    戦場における殺人について書いた本の紹介。
  • Passion For The Future: フェルマーの最終定理―ピュタゴラスに始まり、ワイルズが証明するまで

    « WebページをPDFにキレイに変換するIE Snapshot ACCALIA | Main | 第3回 テレビとネットの近未来カンファレンスを開催します » 書評:脳・こころ |書評: 企画・発想| 書評文化・文明|書評:経済・経営 |書評:子 供・教育|書 評:小説・戯曲|書評:ネット活用 |書評仕事・管理|書 評:メディア論|書評:その他|書評:思想・哲学 |書評 :文章・表現|書評:認知・心理 |書評:神 話・宗教|書 評:科学・技術書評:社会・世間 |書評教養 ・雑学 2006年度 年間オススメ書籍ランキング ノンフィクション部門 2006年度 年間オススメ書籍ランキング フィクション編 2005年度 書籍売り上げラン キング ベスト20 2005年度 年間オススメ書籍 ランキング ベスト20冊 2004年度 人気記事ベスト10 アクセス数が多かった記事とは? 200

    so_ra_to
    so_ra_to 2006/01/23
    フェルマー最終定理の照明を物語として簡略化した本の紹介
  • Passion For The Future: なぜ数学が「得意な人」と「苦手な人」がいるのか

    なぜ数学が「得意な人」と「苦手な人」がいるのか スポンサード リンク ・なぜ数学が「得意な人」と「苦手な人」がいるのか 面白い。 数学の上達ノウハウではなく、数学能力をかなり科学的に分析した研究。 ■計算には運動性が伴う 1,2、それ以上はたくさん、と数える民族は実際にいるらしい。私たちは数を指折り数えるがこれだと、片手で5、両手で10が限界である。さらに足の指まで動員すると20まではいける。パプアニューギニアのユプノ族は、左手→右手→左足→右足→左耳→右耳→左目→右目→鼻→左の小鼻→右の小鼻→左胸→右胸→へそ→左の睾丸→右の睾丸→ペニスまで身体の部位に数字を割り当てることで33まで数えるそうである。複数人数で数えることでさらに大きな数を数える民族もあるという。 こうした数え方は文化によって違う。だが、違わない部分が発見されている。脳の中に、人間が生物学的に受け継いだ数の認識モジュール

    so_ra_to
    so_ra_to 2005/06/16
  • Passion For The Future: 画面の一部を画像として切り取りスクラップするSetuna

    « NetWorld+Interop Tokyo 2005で検索技術を講演します | Main | 「心理テスト」はウソでした。 受けたみんなが馬鹿を見た » 書評:脳・こころ |書評: 企画・発想| 書評文化・文明|書評:経済・経営 |書評:子 供・教育|書 評:小説・戯曲|書評:ネット活用 |書評仕事・管理|書 評:メディア論|書評:その他|書評:思想・哲学 |書評 :文章・表現|書評:認知・心理 |書評:神 話・宗教|書 評:科学・技術書評:社会・世間 |書評教養 ・雑学 2006年度 年間オススメ書籍ランキング ノンフィクション部門 2006年度 年間オススメ書籍ランキング フィクション編 2005年度 書籍売り上げラン キング ベスト20 2005年度 年間オススメ書籍 ランキング ベスト20冊 2004年度 人気記事ベスト10 アクセス数が多かった記事とは? 2004

    so_ra_to
    so_ra_to 2005/06/05
  • 1