記事一覧 「アニメの町」で売り出せと提言 久里洋二氏が郷里の鯖江市に (2015年9月14日午前7時10分) 鯖江市出身のアニメーション作家久里洋二氏=13日、福井県鯖江市まなべの館 福井県鯖江市出身のアニメーション作家久里洋二氏を招き、芸術を生かした街づくりについて考えるシンポジウムが13日、鯖江市まなべの館で開かれた。久里氏はアニメーションへの思いや市へのアドバイスを語り、集まった市民は熱心に耳を傾けていた。 同館で開催中の企画展示「アバンギャルドなアーティスト久里洋二の『アニメーション王国さばえ』」(福井新聞社後援)に合わせて開いた。 コーディネーターは明治大でアニメーション文化論などに携わる宮本大人准教授。パネリストは牧野百男市長、河和田アートキャンプに参加中の学生ら6人が務めた。 久里さんは制作開始当初を振り返り、「自分が制作を始めたころはアニメなんて誰も作っていなかった。