法務省の東京矯正管区が職員のレクリエーションとして開いた駅伝大会で、川越少年刑務所(埼玉県川越市)の男性職員(32)が熱射病で死亡したことが3日、法務省への取材で分かった。 法務省によると、大会は9月8日、荒川戸田橋陸上競技場(東京都板橋区)を発着点に、荒川河川敷で開催。第1走者は午後1時50分ごろスタートした。 男性は約7キロ走る予定だったが、午後2時10分ごろ、約5キロの地点で倒れ、病院に搬送。2日後に死亡した。別の矯正施設の男性職員2人も熱中症で搬送された。午後2時の時点で気温は30度を超えていたという。