茶髪の話と履歴書の話を読んで唐突に昔話を語りたくなったんで、読みたい人だけ読んで欲しい。言いたい事はタイトルに書いたとおり。「無難」を他人に押しつけてんじゃねーよって事。 私は、今は相方と商業漫画を描く仕事に携わっているのだけれど、その前に婦人服メーカーに勤務していた事があって伝説的な売上を誇っている店長がいた。その男は配属される店がどんなに条件が悪かろうとほんの数ヶ月で売上を作り、常に売上上位を走っているような奴だった。彼は、茶髪どころか金髪だったのだけれど彼は正社員として勤務をし、他の者の追随を許さない程の抜群の売上を作っていた。こう書くと「その人は売上の成績が良いから、そんなスタイルが許されるのでしょう」と言う人がいると思うのだけれども、社長によると彼は入社したときから金髪だった。 倉庫の整理をするバイトとして雇用された彼-通称「金髪男」-は倉庫の整理能力が素晴らしかった。「たかが倉