アルゼンチンの首都ブエノスアイレスを訪問中の安倍晋三首相は30日、G20首脳会議の非公式会合に出席した。首相は「公正で持続可能な未来」をテーマに演説し、人工知能(AI)やビッグデータの活用で「日本が新時代のルール作りを主導する」と訴えたという。 首相は、AIやビッグデータが産業革命以来の大きな社会変革をもたらす可能性に言及した上で「一定のルールの下、さらなるイノベーション(技術革新)を促していく発想が必要だ」と強調した。さらに、中国がハイテク産業育成策「中国製造2025」の下でデータの規制や監視を進めていることを念頭に「透明性の高いルールでプライバシーやセキュリティーを確保し、データの自由な流通を確保すべきだ」と訴えた。 また、2020(平成32)年の東京五輪・パラリンピックで導入する最先端の顔認証技術や警備ロボットを例に… 続きはソース元で https://www.sankei.com/