スマートフォンにはさまざまな情報が保存されている。古くは電話帳として家族や友人、よく連絡する連絡先が登録されていた。電話帳の連絡先には続柄の項目もあることから、設定していれば誰が家族なのかも分かる。 またメッセージが全盛の時代となり、誰と頻繁に連絡を取り、どんな内容のコミュニケーションを取っているのかもわかる。スマホの中で動く人工知能は、そうしたパターンを検出している。 これによって、さまざまな最適化が行われたり、自動的に提案がなされたりするのだが、裏を返せばスマホに入っていない情報にこうした分析はかけられない。 そこで、スマートフォンは外部デバイスなどを活用して、更なるデータを蓄積しようとしてきた。その最もわかりやすい例がエクササイズの情報だ。ウェアラブルデバイスやスポーツトラッカーとアプリを組み合わせ、日々の運動の情報を蓄積するようになった。 一度こうしたデータがスマホ内に入れば、ユー
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