ゲストが日下三蔵と聞いて「行かねば!」と思い、久々にファン交に参加しました。 今回のお題は『日本SF全集・総解説』という、日下三蔵が『S-Fマガジン』に連載していた架空の全集の解説本でした。事前に買い求めて、かんたんに一読していたのですが実に優れたブックガイドだと思いました。各作家につき1600枚前後という枚数的な縛りを用意し、そのなかで長編を1本か2本、短編を10本ほどを紹介してくれているのです。この微妙な厳選具合が、SFに馴染みの薄い読者にはちょうどいい感じで「この作家は面白いから全作を読めと言われても困るけど、これぐらいなら……」と思える分量になっているのです。ファン交に参加したSF読みに知り合いに訊ねてみたところ、SF読みとしては「ああ、この作品を入れたか、なるほどな」という楽しみ方があるらしく、SFのひともそうでないひとも楽しめる一冊に仕上がっているのだなと思いました。 以下、か
![SFファン交流会12月例会レポート - 雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e23c3bf4ee5192b6f0bc1772bcddb9a57be55de5/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimages-fe.ssl-images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51hSRvZ7-aL._SL160_.jpg)