販売が好調の武将フィギュア。左から直江兼続、伊達政宗、前田慶次郎=高崎市栄町 群馬県高崎市栄町の「人形のこうげつ」が1月下旬に発売した戦国武将フィギュアが、1週間ほどで50個以上売れた。少子化でひな人形や五月人形の売れ行きが落ち込む中、渡辺忍社長も「こんなに売れるとは」と思わぬヒットに驚いている。 発売したのは、直江兼続、伊達政宗、前田慶次郎の3体。兼続はこれまであまり注目されていなかったが、放映中のNHK大河ドラマ「天地人」の効果で、人気が急上昇しているという。 いずれも高さ24〜27センチで銅めっき仕上げ、価格は8400円。三国志や武将などのイラストを数多く手がける画家、正子公也氏の原画をもとに作ったオリジナルだ。 渡辺社長は、こうした人気を「ドラマや漫画でいろいろな武将の知名度や人気が高まったおかげだ」と言い、「何万円もする兜(かぶと)と違って、手頃な価格で買いやすいからでは