図3 接続に利用するパソコン用ソフトウエア「bアクセス」を立ち上げると,通信エリア圏内かどうかを表示する。「3G」か「WiFi」のどちらかのボタンをクリックすると,接続が完了する 日本通信は,通信料が1分あたり10円のデータ通信サービス「Doccica(ドッチーカ)」を2009年3月23日に開始すると発表した(発表資料)。NTTドコモの第3世代(3G)移動体通信ネットワーク「FOMA」と,公衆無線LANアクセス・ポイントを利用するデータ通信サービスであり,ユーザーは事前にチャージした料金の分だけ利用できる。「パケットやMバイトといった単位での課金はユーザーにとって分かりにくい。定額制は,利用が少ない月にも決まった金額を支払わなければならないという問題がある。Doccicaは,そうした課題を解決する新しい料金体系だ」(日本通信 代表取締役社長の三田聖二氏,図1)。 今回発表したサービスは,中