アザラシの赤ちゃん誕生 鶴岡・加茂水族館 2010年03月02日 20:07 母親の「コノミ」(左)に寄り添い、甘えるゴマフアザラシの赤ちゃん=鶴岡市立加茂水族館 鶴岡市立加茂水族館で1日夜から2日朝にかけて、ゴマフアザラシの「コノミ」に赤ちゃんが生まれた。元気で愛らしい姿に、来館者たちは目を細めている。 同館によると、コノミは3月1日午前から餌のホッケを食べる量が少なくなるなど出産の兆候が見られたという。2日朝に出勤してきた職員が赤ちゃんが生まれているのを見つけた。体長約80センチで体重は9キロほど。現在は白い産毛に覆われているが、20日前後で生え替わって離乳し、性別が判明するという。 この日は、水槽脇にある岩の陰で気持ちよさそうに眠る姿が目立ち、母親のコノミが優しく寄り添っていた。別のゴマフアザラシ「マルコ」も妊娠しており、3月中旬ごろに生まれる予定。同館は、いずれも性別が分かり次