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ブックマーク / skywriterbook.blog68.fc2.com (15)

  • まずは読め。話はそれからだ。 812冊目 ネコはどうしてわがままか

    評価:☆☆☆☆ 生物学者である著者が、身近な生物の不思議を取り上げて雑誌に連載していたエッセイを纏めたもの。軽妙なエッセイは好評を博しており、日エッセイスト・クラブ賞を受賞したこともある。 おまけに翻訳者としても活躍し、コンラート・ローレンツの『ソロモンの指輪 動物行動学入門』や『攻撃 悪の自然誌』、デズモンド・モリス『裸のサル 動物学的人間像』、リチャード・ドーキンス『利己的な遺伝子』などの話題作に携わっているのだから驚かされる。 こうした生物学に対する造詣の深さを感じさせつつも、難しいと思わせないエッセイを書いてきたことが著者の名を高めた原因だろう。書に収められたどの話も生き物の魅力に溢れている。 表題作、ネコはどうしてわがままかは勿論、ネコと言えば犬ということで、犬はなぜ人の言うことを聞くのかを説明したかと思えば、今の季節に見られるテントウムシがあんなかわいい姿をしているのは何故

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    spica 2010/04/25
    「ネコはどうしてわがままか」「犬はなぜ人の言うことを聞くのか」「テントウムシがあんなかわいい姿をしているのは何故か」「アメンボはどうやって水に浮いているか」。ここから派生させた語りが面白いと想像。
  • まずは読め。話はそれからだ。 787冊目 カラスはどれほど賢いか―都市鳥の適応戦略

    評価:☆☆☆☆☆ カラスは賢いとは良く言われることだ。曰く、人の顔を覚え、悪戯すると復讐される。曰く、罠のようにカラスを害そうとするものにはすぐに気がついてしまう。また、その賢さ以上に生ゴミを漁る害鳥としての印象も強い。 ところが、一歩引いて考えてみると、我々は余りにもカラスについて知らないことに気づく。 生ゴミを漁る以外の時間、カラスは何をしているのか。都会に住み着いているカラスはどんな種類なのか。夜はどこで寝ているのか。群れで行動するのか。望んでとは言えないにしても身近な生物だというのに。 カラスに魅せられた著者が、カラスについて何が分かってきたのかを驚くべき生態を交えながら語っているのが書。書を読み進めるにつれ、印象よりもずっと頭が良く、興味の尽きない生き物だと思うようになった。 人間との付き合い、都会に住むに当たっての適応もそうなのだが、とりわけ興味を引かれたのは、彼らの脳細胞

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    spica 2010/02/25
    「カラスのねぐらを探る際、顔を覚えられないようにと目深帽を被りながら深夜路上に出れば職質に逢う」「カラスに発信機を付けようとして機動隊に警戒された」。都会に生息する動物の調査は、人目が面倒そう。
  • まずは読め。話はそれからだ。 731冊目 僕の妻はエイリアン―「高機能自閉症」との不思議な結婚生活

    評価:☆☆☆☆ Stingの歌に、Englishman in New Yorkというのがある。ニューヨークのイギリス人は、余りにもそこの人々から浮いているので、自分がエイリアンになってしまったかのようだ、と歌う。書も同じような境遇を語っている。すなわち、高機能自閉症(所謂アスペルガー症候群)のとの結婚生活について、である。 豊富な語彙、そしてどんなことでも知っているのではないかと思われるほどの知識の広さを持ちながら、普通の社会生活を送っているとどこか違和感を感じる。それは相手の表情を読めないことだったり、会話に隠された微妙なニュアンスを感じ取れないことだったりする。 結婚してから、数々の軋轢を経て、なんとが一時アル中になるという経歴をも通り抜け、やがては自分がアスペルガー症候群であることを知る。それにより、過去の生活で感じていた違和感の正体が掴めた、という。 このの凄いところは、

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    spica 2009/10/18
    「結婚してから、数々の軋轢を経て、やがて妻は自分がアスペルガー症候群であることを知る→猛烈に情報収集し、どのようにすれば社会に適応しやすいか、考えて実行」。高機能自閉症を理解する助けになりそうかも。
  • まずは読め。話はそれからだ。 700冊目 自分の体で実験したい―命がけの科学者列伝

    評価:☆☆☆☆ 様々な分野において、人体実験は必要である。例えば薬の治療効果。これらは治験などという見目麗しい名前を与えられているが、やっていることは人体実験に他ならない。極力安全に配慮して行われているということだけが唯一特筆されるべきことだろう。あるいは宇宙飛行士。彼らが行っているのは、将に実験に他ならない。だからこそ、地球に戻った後は厳密な医療検査が行われてきた。 書は、その人体実験の中でもとりわけ、自分の体を使って実験を行った科学者たちを取り上げている。 人間はどこまで熱に耐えられるのか。消化とはどのような現象なのか。麻酔や心臓カテーテルが用いられるようになるまで。致死性の高い疫病の感染経路を突き止める。危険に対処する。 取り分け胸を打つのは、医学実験であろう。キューバやアメリカで多くの犠牲者を出していた黄熱病の感染経路を調査するために、自ら実験台となったジェシー・ラジアは、蚊が黄

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    spica 2009/08/10
    「危険である以上、他人の体を使うわけに行かないと考えたためである」「彼らの実験は可能な限りコントロールされたものが中心であり、単なる無謀とは一線を画すべきものだ」。蝿男と透明人間により感慨が湧きそう。
  • まずは読め。話はそれからだ。 692冊目 新たな疫病「医療過誤」

    評価:☆☆☆☆ インスティチュート・オブ・メディシン、アメリカ医学研究所による1999年の報告書は、医師ならとうの昔から知っている、「病院は危険なところでもある」という事実を明らかにした。この報告書では、アメリカでは医療過誤によって亡くなる人が毎年四万四千人から九万八千人にのぼることが強調された。(略)その後五年を経た今日の状況は、誰の目にも、どう贔屓目に見てもよくなっているとは到底映らない。 (p.23より) いきなり引用から始めたが、この数字には驚かれる方が多いのではないだろうか。医療過誤による死因は、全死因の5位にもなるという。これだけ見れば、病院へかなりの危険を感じずには居られなくなりそうだ。 なぜ病院はこんなにも危険なところになってしまったのだろうか。腕の悪い、あるいは注意力散漫な医師が普通の医師なら防ぐことのできるミスを犯してしまうのだろうか。一部は確かにそうだろう。しかし、こ

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    spica 2009/07/27
    「医療過誤に対しては厳しい損害賠償を求めるというやり方では、医療過誤を減らすことはできない」→「医療過誤を個人の問題にするのではなくシステムの問題にする」。興味深い反面、実例が恐ろしそうで躊躇中。
  • まずは読め。話はそれからだ。 671冊目 ユダの福音書を追え

    評価:☆☆☆☆☆ ユダといえば裏切り者の代名詞である。僅かなカネと引き換えに、キリストを売り渡して処刑させた、キリスト教史上最大の悪人。ユダを擁護する人など誰もおらず、ダンテがユダの地獄で永遠に苦しむ姿を表現したように、ユダの評価はマイナスでしかありえない。 ところが、ユダは裏切りものではなかったと主張する書物が、歴史の奥から忽然と姿を現したのである。それこそ、『ユダの福音書』。初期キリスト教の時代に書かれたこの知られざる福音書によれば、ユダはキリストの望みを叶えるためにキリストを官憲の手に引渡した、とされる。その辛い役割を果たすことになるユダは、むしろキリストの友人であり理解者であった。 この衝撃的な書物の発見から内容の理解までには実に長い時間が必要だった。書は福音書が辿った運命と、明かされた新たなキリストとユダの像を余すことなく伝えている。発見されたユダの福音書が辿った数奇な運命は、

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    spica 2009/06/15
    「『ユダはキリストの望みを叶えるためにキリストを官憲の手に引渡した』『その辛い役割を果たすことになるユダは、むしろキリストの友人であり理解者であった』」。キリスト教像の一つとして、興味が湧いた。
  • まずは読め。話はそれからだ。 634冊目 本当にいた不思議な生き物―人類と動物の祖先たち

    Author:Skywriter あまり一般受けしないばかりが好きと言う難儀な管理人です。 お勧めしたを面白いと思ってもらえると最高です。 BK1書評の鉄人31号。 宣伝目的以外のあらゆるコメント、TBを歓迎します。 ↓ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してください。 kids goo弾かれサイトですので閲覧はご注意を。頭が悪いのが伝染する恐れがあります。

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    spica 2009/04/16
    「あたかも絶滅してしまった動物を集めた動物園のような様相」「今となっては見ることのできない不思議な生物を紹介しているのも魅力なら、学説などを取捨選択して自分の考えを載せてくれているのも魅力」。
  • まずは読め。話はそれからだ。 614冊目 蚊が脳梗塞を治す!昆虫能力の驚異

    評価:☆☆☆☆ まず、冒頭から「虫は人間同様進化の最先端にいる」と著者は説く。J・B・S・ホールデーンがいみじくも言ったとおり、神がいるとしたらその愛は甲虫(黄忠ってへんかんされちゃったよ・・・)に向いているというべきだ。というのは、哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類、魚類の種を合わせた数よりも甲虫の種の数が多いと予想されるためである。 虫たちはありとあらゆるところで環境に適応し、数億年もの長い時代を生き延びてきた。であるからには、虫たちには特別な力があっても不思議は無い。 例えばシルク。蚕蛾の幼虫が吐く繊維状の蛋白質は、人類の技術が到達したよりも遥かに高い性能を持つ。UVカット、保湿、制菌性、生体親和性、などなどの力には利用すべき点が沢山ある。書はこれら昆虫の力を存分に活用すべし、という意欲作である。 たかだか虫ごときに何ができる、と思われる向きもあるかもしれない。 しかし、タイトルにもなっ

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    spica 2009/03/11
    「省エネや再生可能な資源を実現できる『インセクトテクノロジー』こそ、その(=「エコ」や「ロハス」の)手助けとなりうる技術」。「シルクでUVカット」が気になる。/→http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2724502
  • まずは読め。話はそれからだ。 600冊目 アフターマン 人類滅亡後の地球を支配する動物世界

    Author:Skywriter あまり一般受けしないばかりが好きと言う難儀な管理人です。 お勧めしたを面白いと思ってもらえると最高です。 BK1書評の鉄人31号。 宣伝目的以外のあらゆるコメント、TBを歓迎します。 ↓ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してください。 kids goo弾かれサイトですので閲覧はご注意を。頭が悪いのが伝染する恐れがあります。

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    spica 2009/02/13
    「近い将来に人類が滅亡した後、5000万年後に生きる動物達」「進化で見られる幾つかの法則だけを武器に、遥か未来の生物の姿を想像」。第三者への説明が添えられた想像の産物は、置き去られずに愉しめそう。
  • まずは読め。話はそれからだ。 578冊目 そして殺人者は野に放たれる

    評価:☆☆☆☆☆ 刑法第三九条。悪名高いこの法律によって、多くの悪人が何の裁きも受けないまま世に放たれている。そんな大げさな、と思うかもしれないが事実である。 というのは、殺人犯であっても精神に異常があるとされれば、裁判すら受けないまま精神病院に入院となるが、精神病院で治ったとされれば直ちに退院できる。なので、異常を装って裁判を逃れることに成功すれば、あとはもう娑婆が待っているといって過言ではないのだ。 そこにあるのは恐るべき思考停止でしかない。書ではこれらの事実を、痛ましい事件の裁判を通じて明らかにされる。司法の余りにも杜撰なあり方には心の底から怒りを覚える。あんなヤツらには任せておられぬと裁判員制度が導入されてしまうのも仕方ないかもしれない。(と言っても、私は裁判員制度もダメだと思っているのだが・・・・・・) 更に、狡猾な犯人は心神耗弱を狙った証言をすることで減刑を図り、そしてその演

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    spica 2008/12/29
    「『精神に異常』→裁判受けず精神病院入院→『治った』→即退院」「薬物摂取による酩酊にまで心神耗弱の範囲が広げられている」。“罰”は与えずとも“更正”を、税金注ぎ込んででもきっちりさせれ、と時折考える。
  • まずは読め。話はそれからだ。 食うべきか食わざるべきか、それが問題だ

    大体において、東欧なんてジャガイモとソーセージしかべるものが無いわけで(偏見)、それでもべることに関する欲望にはきりがない。となるとどうなるか。質が足りないなら量で補えば良い。そんなわけで、事の場は戦場と化すことになる。 日人にとってはかなり濃い味付けで、それがどかーんと出てくるのが原因と思うのだが、同僚の派遣者たちの間ですこぶる評判が悪い。その気持ちは分かるよ。肉は味付けが足りないか塩が濃すぎるかどちらかだし、野菜は少ないし、おまけに(私はまだ挑戦していないが)魚はとても不味いという。 でも、私としてはせっかく東欧まで来たのだからそこの料理を楽しみたい、というのがある。丁度、円が強い時期なので出張者にはありがたい。 というわけで、今日はじめて現地の(まっとうな)料理屋に行ってきたわけです。350mlのコーラより安い500mlのビールを共に征服活動に勤しむ。味は言われていたほどのも

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    spica 2008/10/20
    「前菜にもスープにも付け合せにも」「ここはジャガイモ王国なの?君達はジャガイモ王の前にいるのだぞ。跪け。命乞いをしろ。小僧から種芋を取り戻せ。って事なの?見ろ、料理がジャガイモのようだ。って事なの?」
  • まずは読め。話はそれからだ。 549冊目 ネコもキリンも見栄をはる―羽仁進の新アフリカ動物行動学

    評価:☆☆☆☆☆ 自分の思い込みが打ち破られる瞬間が好きだ。だから、書で思いがけぬ動物達の姿を知ったときには驚きと満足感に包まれたものである。 タイトルにあるのは、著者が遭遇した奇妙な出来事。どう見ても転んでしまったキリンが、「転んでしまった」ことを否定しようとし、チーターは目測を誤って川に落ちたのに、「川に入ったのはわざとだ」とでもいうような振る舞いを見せる姿を目の当たりにしたという。また、ライオンの間を意図的に駆け抜けるイボイノシシや、危険を犯してまで好奇心を発揮するインパラ。 なんとも人間臭い振る舞いである。逆を返せば、人間ならではの振る舞いと人間が勝手に思い込んでいる行動の多くは、類人猿よりも遥かに遡る先祖の時代から持ち合わせていた特性なのではないかと思わされる。 また、母性は生まれながらのものではないことや、インパラではボスのセックス回数はむしろ多くないことなどはかなり意外では

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    spica 2008/09/02
    「転んでしまったキリンが転倒を否定しようとする」「目測を誤って川に落ちたチーターが『川に入ったのはわざと』とでもいうように振る舞う」。犬猫で観察される光景が、野生でも。動物に備わってる本能?
  • まずは読め。話はそれからだ。 520冊目 女の子どうしって、ややこしい!

    評価:☆☆☆☆☆ 昔、塾でバイトをしていた頃の話。私の元に、幾人かの女の子がやってきた。何事かとおもったら、全員で口を合わせて、そこにはいない女の子の悪口を言いに来たのだった。悪口を言われた子は、そのクラスどころか学年でトップクラスに可愛い子(おまけに勉強もトップクラスにできた)だったので、私としては嫉妬しているのではないかと思った。 これだけ文句を言うならさぞ仲が悪いのだろうと思いきや、当のその子が来て授業が始まると、文句を言っていた子と隣に座って仲良さそうに雑談していた。つい先ほどの悪口が嘘ででもあったかのように。 多分、多くの女性はこれに類することを身近で体験しているのだろう。AとBが一緒の時にはCの悪口を言い、BとCが一緒の時にはAの、CとAが一緒ならBの悪口が交わされる。女の世界は闇だと思ったものである。 結婚した相手は、そういう陰湿な付き合いをしてこなかった人で、トイレに一人で

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    spica 2008/06/10
    「閉鎖的な女子同士の付き合い方を、より良くする為の方策を探っている」。対象不在時の悪口大会が、対象の存在意義を認めた前提での“些細な鬱憤発散”でないならば、私もこの本に学ぶ必要がありそう。
  • まずは読め。話はそれからだ。 487冊目 生物から見た世界

    評価:☆☆☆☆ 世界は、我々が見ている通りの存在ではない。脳が処理して意識に上がっているものしか、我々は見ることができないからだ。例えばテレビ画像は、1秒間に18回以上の細切れシーンを断続的に移しているのだが、我々にはその切れ目は認識できない。 これと同じことが動物にも言える。脳の処理過程は動物によって異なるので、動物達は人類とは違うやり方で世界を認識しているのである。 先ほど挙げた画像認識の話で言えば、カタツムリは1秒間に4回以上動くものは動いていると認識できないことや、1秒間に50回以上の認識力を持つ魚のことが紹介されており、つくづく生物というものは自分の世界に合う様に適応してきたものだと思わされる。書では、生物を取り巻く世界(客観的に存在する世界ではなく、生物が認識を通して知る世界)を環世界とし、生物が環世界とどう付き合っているかを紹介している。 私が面白かったのは、ダニやハエの行

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    spica 2008/03/21
    「世界は我々が思う以上に主観的にしか認識できなくて、それでも生物は上手く生きていける」。同じ種族間でも、主観のズレによる世界認識のズレは絶望的に大きく感じる今日この頃なので、自分を慰めるべく読みたい。
  • まずは読め。話はそれからだ。 428冊目 なぜかれらは天才的能力を示すのか―サヴァン症候群の驚異

    評価:☆☆☆☆ 先日悪友たちと忘年会をやったのであるが、その際にレインマンの話になった。悪友に、あれってサヴァン症候群だよねと言われたのであるが、私はアスペルガー症候群と記憶していたため急遽書を読むことにした。そんなことがなければ、この面白いを積読にしたままになるところだった(実は結婚前から積読だった)。 サヴァン症候群というのは、重度の精神遅滞を示しながらも一部の能力だけ突出している症状である。その突出ぶりは、書の”はじめに”で余すところなく明かされる。 強度の自閉症で数を数えることが出来ないのに、すぐ横を通過する貨物列車の有蓋貨車の台数を言い当てる。一桁の足し算もできないのに20桁の素数を言い合って楽しむ。ナイフやフォークを持つことすらままならず、会話もろくに出来ないのに一度しか聞いたことのない曲をピアノで再現する。また、ある者は見事な彫刻をこしらえ、ある者は語り継がれるほど見事

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    spica 2007/12/17
    「重度の精神遅滞を示しながらも一部の能力だけ突出している」サヴァン症候群(例:レインマン)を解説した本。計算能力だけでなく、芸術方面の天才も多いというのが、芸術=知能の証拠っぽくて興味深い。
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