Amazonとか、電子書籍で十分なのに、わざわざ本屋で買う意味がよく分からない 本屋が好きなのかな? きっとそうなんだろうね 本屋潰れるって言われてたけど、意外と残ってるから需要があるんだろうな 自分は漫画の新刊とかは買うけど、文庫本やハードカバーの本は買わないなぁ 資格とかの勉強の本は買ってるけど なんだ、自分だって本屋で買ってるじゃん! 本屋大好き
西原理恵子について、思っていたことを適当に書く。ちなみに私は1985年生まれで東京の僻地でぬくぬく生まれ育った軟弱な人間。 今手元に本がなくて時系列は間違ってると思うからその辺はいい感じに脳内保管してくれると助かる…。 西原理恵子との出会いはもうよくおぼえていない。多分ダヴィンチとかカルチャー誌に載っていたのを読んで興味を持ったんじゃないかと推測している。 私はいろいろあって学校に行けない子供だったので、午前中に図書館に逃避し、そこで西原理恵子の本を借りたり、その帰りのブックオフでお小遣いで買ったりしていた。なので、売り上げに貢献していない読者だと思う。本当にそれは申し訳ない。 話を戻すと、最初に買ったのは「まあじゃんほうろうき」だったと思う。何故これだったかというと、単純にブックオフで全部100円で買えたから。 中学生くらいの私(今から22年前だ…時間の流れ怖っ)にはめくるめく世界だった
ほんこんの「民主主義=多数決」発言の「いや少数意見を尊重すべき」っていう論点については『民主主義とは何か』(宇野重規)で論じられていたし、「多数決以外にも投票方式ってあるじゃん」って論点については『多数決を疑う』(坂井豊貴)で論じられてる。 どちらも話題になった書籍だし内容も簡単で基礎的な教養って言っていいと思うんだけどそれすら踏まえてない増田が見受けられる。 増田で盛り上がってた少子化対策の件も『日本の少子化対策はなぜ失敗したのか? 』(山田昌弘)ぐらい読んで議論しようよ。欧米に学ぶべきだとか、育児と仕事を両立できる環境にすればいいんだとか、そもそも女が男に年収求めすぎとか、大味な議論にしかなってないじゃん。パラサイトシングルの問題に触れるやつがいないのってどうなのよ。貧困についての話になると「いや若者は現状の生活に満足してるってアンケート結果がでてるから」とかさあ。『絶望の国の幸福な若
本で読んだ知識をドヤ顔で紹介したら、その実験には再現性がありませんでした。 そんな恥ずかしい記事を書いたブロガーは誰でしょう? そう、私です。 ステレオタイプ脅威はありますん ちょっと前に「ステレオタイプ脅威」の記事が話題になっていた*1。 世の中には「女性は数学に弱い」というような負のステレオタイプがある。自分のアイデンティティがそれに該当していると意識してしまうと、実際にパフォーマンスが落ちるというものだ。これは様々な実験の結果によって示されている。というのが記事で紹介されていた話だった。 ところが現在、その「実験結果」は再現性が無いと言われている。ステレオタイプ脅威の根拠は実験結果にあるというのに、その土台は不確かなものであるのだ。 とくに、最近の研究ではほとんど再現性がないとされている「ステレオタイプ脅威」について、リベラルバイアスにも言及しながら議論しているのが印象的。 日本では
ステレオタイプに負けじと頑張る人は立派だ。 しかし意識することが、逆にステレオタイプ的結果を生じさせることがある。 試験を実施するには、この問題を考えなくてはいけない。 2020/12/01 追記 本記事は『ステレオタイプの科学』という本を参考に書いたが、最近の研究では再現性があまり無いとのこと。それを念頭において読んでもらいたい。 この邦訳の原書は、10年以上前(心理学の再現性の危機が議論される前)に出たもので、最近の研究では、元になった実験の再現性はあまりないと言われています。https://t.co/RKmwQXfLZm— 'Yuki’ Kamitani (@ykamit) August 28, 2020 "Stereotype threat" is such a weak research program with findings that don't replicate in
文:岩本恵美 写真:家老芳美 岸田奈美(きしだ・なみ) 1991年生まれ、神戸市出身、関西学院大学人間福祉学部社会起業学科卒業。在学中から「バリアをバリューにする」を掲げる株式会社ミライロの創業メンバーとして活動し、2020年4月に作家として独立した。自称「100文字で済むことを2000文字で伝える作家」。一生に一度しか起こらないような出来事が、なぜだか何度も起きてしまうという。 WEBサイトTwitterInstagramnote:キナリ★マガジン >「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」岸田奈美さんインタビューはこちら 岸田さんが選んだ「働く」を考える本 1.『猫を棄てる 父親について語るとき』(村上春樹、文藝春秋) 2.『ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために。』(幡野広志、ポプラ社) 3.『ママ、死にたいなら死んでもいいよ 娘のひと言から私の新しい人生が始ま
荻上チキさん(左)とヨシタケシンスケさん(右)/写真・中村彰宏 荻上 最初に、このエッセイにつけるイラストの依頼が来た時に、どうお感じになったのですか。 ヨシタケ やってみたいと思いました。もともとイラストレーターなので、来たものに対して、ちょうどいい着地点で打ち返すことの面白さ、やりがいを日々感じているし、「暮しの手帖」が実家にずっとあったので、楽しみでした。 荻上 この連載がワクワクする仕事だなっていう印象はあったんです。それに、ヨシタケさんがイラストをOKしてくれて。いい連載になるのは間違いないと思いました。ヨシタケさんがついてくれることで、「こういうことを書いても、きっと面白おかしくしてくれるだろう」と。困らせるとは思わなかったけれども、受け止めてくれるだろうと、そんな信頼感はありました。 ヨシタケ そう思ってくれることは嬉しいですね。新しい原稿を読むたびに「勘弁してくれ」と思うん
ブログ「読書猿 Classic: between/beyond readers」主宰。「読書猿」を名乗っているが、幼い頃から読書が大の苦手で、本を読んでも集中が切れるまでに20分かからず、1冊を読み終えるのに5年くらいかかっていた。 自分自身の苦手克服と学びの共有を兼ねて、1997年からインターネットでの発信(メルマガ)を開始。2008年にブログ「読書猿Classic」を開設。ギリシア時代の古典から最新の論文、個人のTwitterの投稿まで、先人たちが残してきたありとあらゆる知を「独学者の道具箱」「語学の道具箱」「探しものの道具箱」などカテゴリごとにまとめ、独自の視点で紹介し、人気を博す。現在も昼間はいち組織人として働きながら、朝夕の通勤時間と土日を利用して独学に励んでいる。 『アイデア大全』『問題解決大全』(共にフォレスト出版)はロングセラーとなっており、主婦から学生、学者まで幅広い層か
ただいま話題のあのニュースや流行の出来事を、毎月3冊の関連本を選んで論じます。書評として読んでもよし、時評として読んでもよし。「本を読まないと分からないことがある」ことがよく分かる、目から鱗がはらはら落ちます。PR誌「ちくま」2020年9月号より転載。 百田尚樹はまちがいなく、二〇〇〇年代を代表するベストセラー作家である。デビュー作『永遠の0』は五〇〇万部。通史をうたった『日本国紀』は一〇〇万部。おまけに彼は「お騒がせ作家」でもあって、ツイッターや右派論壇誌でも過激な発言を続けている。なぜ彼はそれほどまでに人気があるのか。 この謎を解くうえで、石戸諭『ルポ百田尚樹現象』は示唆に富んだ本だった。副題は「愛国ポピュリズムの現在地」。 巻頭で著者はいう〈日本のリベラル派・左派にとって、最も「不可視」な存在の一つが「百田尚樹」とその読者である。彼らからすると、なぜ過激な右派論客である百田の本が読ま
PR誌「ちくま」8月号より、『「野党」論――何のためにあるのか』(ちくま新書)を7月に刊行されたばかりの吉田徹さんの文章を掲載します。 「野党」――ここまで注目されながらも、負のイメージで捉えられる存在も珍しいかもしれない。「一強多弱」のもと進められた安保法制や解釈改憲に対抗するための野党共闘が期待される一方、対案なき野党は党利党略を優先させているだけ、と批判される。期待と落胆の間で揺れ動くのが野党なのだ。 もっとも、一言で「野党」といっても、その実態は国や時代によって様々だ。政権担当能力を誇示して政権交代を目指す野党もあれば、政治的少数派を代表することを目的とする野党もある。あるいは自由民主主義体制を敵視する野党だってある。 また、時の与党と対峙してその政策を批判したり、修正しようとしたりする存在を広義の「オポジション(反対勢力)」と定義するなら、そこには議会に議席を有する政党や党派だけ
認知神経科学、発達心理学の専門家のメアリアン・ウルフ教授(UCLA)によると、「デジタルで読む」ときと、「紙の本で読む」ときでは、脳のちがう部分が働いているそうです。メアリアン・ウルフ氏は失読症(ディスレクシア)の専門家であり、失読症の子を育てた母親でもあります。彼女は次のように指摘します。 印刷で読むか、画面で読むかによる、認知および感情の差異を調べたのです。…学生被験者に、短編小説を読んで、それについての質問に答えるように指示しました。物語の筋書きは、学生みんなに訴えかけそうなものです(つまり、欲望うずまくフランスのラブストーリー)。「ジェニー・わが愛」を、学生の半分はキンドルで読み、あとの半分はペーパーバックの本で読みました。 その結果、本媒体で読んだ学生の方が画面で読んだ仲間より、筋を時系列順に正しく再現できることがわかりました。言い換えれば、フィクションで見落とされがちな細部の順
はじめにhttps://anond.hatelabo.jp/20200101232410 はてな村で好まれそうな話題だなとは思って投稿したものの、想定以上に反応があって驚いてます。 酔った勢いで書いたものであるので、文体が一致してなかったり論理が破綻してたり誤字脱字がひどいですね。 結果、説明不足だったり変な文章だったりが原因でいくつかこれは補足しておきたいなと思ったコメントがあるので補足させてください。 コメントへの返信解説本を読んでから原典をあたることの弊害、系のコメント解説本を読むことで原典にあたった際の新鮮な驚きが減るのは確かと思います。ネタバレ効果というか。小説系では顕著と思います。 また、解説者の解釈が固定化されるという懸念も確かにあるかと思います。 しかし、私の記憶では「これは私の解釈だが」「多数の説の中で、私が支持するのは」など、 俺の解釈が絶対だという態度で解説してた解説
わたしが勤務していた児童センターは本の貸し出しもしていた。 「この子に、どんな本がいいでしょうか?」と、お母さんやお父さんたちからきかれることもあったけれど、借りる本をめぐって、親子でもめる(?)すがたを、しばしば見た。「それはもう読んだからこっちにしようか? ママ、こっちの本が見たいなあ」とお母さん。でも、2歳のいっくんは車の本を抱えて首をふる。「またそれ? 返しにきたのに」と、ちょっとため息をつく。 「こんなに好きなんだから、もう買うしかないね」と、わたしが言うと、「買ってあげたいんだけど、絵本って高いですよね」と言う。ほかのお母さんも、「買ってすぐ飽きたら、ほんと最悪」と言う。たしかに、お母さんたちの気持ちもよくわかる。すごく好きだったはずなのに、あっさり卒業してしまうのも、この時期の子どものすがただ。 絵本が高くないと思う理由 「でも、大きくなったときに、『この本大好きだったんだよ
本を読むのが得意な人、苦手な人がいます。苦手な人に本を読む時にどうやっているか聞くと、「やっぱりなー」と思うことがあったので、まとめたいと思います。 なお、これは、ビジネス書やマニュアルその他実用書に関する話であって、小説などはもちろんこの限りではありません。本は早く読めばいいというものでもないので。 読書が苦手な人は「目次・まえがきを読まない」 本を作るときは、普通、目次から作ります。筆者が言いたいことが一番コンパクトに纏められているのはまさに「まえがき・目次」なので、ここは最低3回読みましょう。それで、その本に何が書かれているかを想像するのです。僕にとって読む作業は「答え合わせ」の感覚です。 読書が苦手な人は「最初から読もうとする」 目次を読んだら、次に、自分にとってその中のどこが一番面白そうか?を決め、他の章はすっとばして、まずは面白いところに直行します。そこからその直前・直後の章へ
こんにちは。普段は「冬木糸一」というハンドルネームで、ブログ「基本読書」などにSFやらノンフィクションについての記事を書き続けています。 SFとは「サイエンス・フィクション」の略で、ざっくりと説明すれば、科学的空想(社会科学や人文科学も含む)が投入された作品群のこと。その中でも、今回は「初心者向けのSFを紹介してください」との依頼を受けたので、その線に沿って作品を紹介していこうと思う。 とはいえ、何らかの基準がなければ作品を列挙し続ける羽目になる。そのため、今回紹介する切り口としては、まず「古典的名作SF」は省くことにした。また、実際に僕自身がSFを読み始めるきっかけになった作品、短編集、登場人物の恋愛模様を描いた作品、ハリウッド映画の原作など、文庫化済みで手に取りやすいものを選んでいる。 自分のSF読書歴を振り返ってみるに、どこかの瞬間にSFというジャンルへガツンと入り込んだという記憶は
1日の読書時間が「ゼロ」の大学生が2017年、初めて5割を超えたことが26日、全国大学生協連合会の調査で分かった。一方、「読書をする」という大学生の平均読書時間は1日あたり51・1分で前年より2・5分延びており、「二極化」が進んでいるようだ。 調査は昨年10~11月、大学生協を通じて、全国の国公私立30大学の学生を対象に実施し、約1万人から回答を得た。その結果、1日の読書時間が「0」と答えた学生は53・1%で、前年より4・0ポイント増加。この5年間で比較すると、18・6ポイントも増えていた。 読書時間を「120分以上」と答えた学生は5・3%で、10年以上にわたってほぼ横ばいで続いている。同連合会は「大学生になって本を読むかどうかは、高校生までの読書習慣で決まっているのではないか」と分析している。(杉原里美)
Photo by Germán Poo-Caamaño 「わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる」の中の人、Dainと申します。 “読み始めたら、徹夜を覚悟するだろう”―― これはスコット・トゥローの『推定無罪』の帯文だ。帯に惹かれ手に取ってみると、予感通りに完徹した。 世に面白い本はたくさんあるけれど、徹夜を保証され、予告通りに夢中になるのは珍しい。そんな作品を「徹夜小説」と名付け、その名の通り、眠ることも忘れて読みふけってしまう傑作を紹介しよう。これまで自身のブログでも徹夜小説を度々紹介してきたが、今回はその中でもこれぞという5作品をお届けする。 その前に、大事なことを二つ、お伝えしておく。 一つ目。これから紹介する徹夜小説に匹敵する、もしくは、上回る作品を、もしも、万が一にもご存じなら、ぜひともご教授願いたい。わたし一人では限界がある。わたしが知らない徹夜本は、きっとあな
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