ブックマーク / aketekure.hatenablog.com (23)

  • ■ - あけてくれ -- おれカネゴンの『算数できんのやっぱり気にしすぎとや』日記

    肉体的な運動はやりすぎが禁物だけど、脳については使いすぎというのはあるのだろうか【蜘蛛の巣脳とおれカネゴン】。 将棋の羽生名人が「将棋はむしろいかに頭を使わないかがポイントです」みたいなことをどこかで言っていたような覚えがあるのだけど、そこからもわかるように脳にとって負荷が大きいのは高度な思考とかではなく、実は「不慣れなことをする」だったりする。 来る日も来る日も被験体に、当人の知らない分野のやったことのない作業を次から次にやらせてみて、どのぐらい経ったら壊れるかというような実験は第二次世界大戦中とかの貴重な期間に行われていたりしないのでしょうか【悪魔の飽おれカネゴン】。 何だかこれをヒントに新しい刑罰を考案できそうな気がしてきました【刑と罰ならおれカネゴン】。たとえば囚人を派遣社員の身分に落とし、毎日派遣先を業界を越えてくるくると変え、決して熟練させず、しかも失敗したら罰金というふうに

    ■ - あけてくれ -- おれカネゴンの『算数できんのやっぱり気にしすぎとや』日記
    ssuguru
    ssuguru 2014/02/11
    「脳にとって負荷が大きいのは高度な思考とかではなく、実は「不慣れなことをする」だったりする。」
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    タレブは、このような脆弱性は近代の生み出したものだという。近代科学は自然をコントロールする方法を発見したが、社会はそういうメカニカルな方法では管理できない。社会現象は物理系のように一定の均衡に収斂するエルゴード性を満たしていないので、平均や分散は意味をもたないからだ。 http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51840272.html ここでこのエルゴード性という言葉を初めて知ったのだけど【ぐぐってわからぬおれカネゴン】、カネゴンの拙速な理解によれば、ここには極めて重大なことがさらっと書かれている気がしてならない。 エルゴード性を 簡単にまとめると 「時間」・「空間」において均質であるという特徴を持ちます。 http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/tkdlab/member/ohbuchi/labo/ergodic.htm どうや

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    ssuguru 2013/02/17
    エルゴード性
  • ■ - あけてくれ -- おれカネゴンの『算数できんのやっぱり気にしすぎとや』日記

    読書猿Classisの精選エントリ: 一人で読めて大抵のことは載っている教科書 自室でできるレファレンス・ワーク 最初の1歩 とある医学生のための新書リスト(岩波新書篇) とある医学生のための新書リスト(岩波ジュニア新書篇) 日史を学ばなかった人のためのブックリスト 他にも続々ある様子。 カネゴンが20年間探し求めていたのがついにここにあったと断言いたします【取経の旅とおれカネゴン】。文庫が多いので全部買っても全然大した額にならないところが重要。某編集学校の塾長が勧める1001冊のとおそらく一冊もかぶっていないところも重要。これで人類が最早無駄な回り道をすることもなくなるだろうか【さんざん回ったおれカネゴン】。

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    ssuguru 2009/09/15
    教科書
  • ■ - あけてくれ -- おれカネゴンの『算数できんのやっぱり気にしすぎとや』日記

    談合がなくなったら深刻な価格ダンピングが始まった。 問 談合組織が消滅したことで、ダンピングが激しくなったと。 答 違う、勘違いせんといて。談合がなくなったからダンピングが起きたわけではないよ。ただ、発注者の力が強くなりすぎているのは確か。ゼネコンがお施主さんに何も言わへんねん。言うと嫌われるから。仕事欲しさに安値で受注して、そのしわ寄せは現場の職人や。 かつては突貫工事といったら割り増しが出たもんや。無理して早う造るんだから当たり前の話や。工期が短くなって得するのは発注者。ところが、今では突貫がかかっても、割り増しも何もない。単価ばかりが下がりよる。技術の進歩はあるけど、私に言わしたら、工期は3〜4割は短縮してるよ。 問 職人の賃金も下がる一方のようです。 答 下がりっぱなしや。私らの時代は、会社員の月収が3万円のところ5万円くらい出たんや。職人の仕事はハードだから、賃金でカバーしていて

    ■ - あけてくれ -- おれカネゴンの『算数できんのやっぱり気にしすぎとや』日記
    ssuguru
    ssuguru 2009/06/15
    「できたもんを値切ればいいんや。造る前に値切ったらあかんぞ」。作る人のインセンティブ。
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    kashinoさんによる「Outliers」の書評。 もったいぶらずにこのの結論を書いてしまうと、次のようになる。 持って生まれた数値評価可能な能力もある程度必要、しかしそれはあるスレッシュホールド以上に達していればよいだけである。 生まれつきの才能以上に、以下の「環境と機会と決断と継続的努力のアマルガム」が重要である。 いつ生まれたか どのエートスを持つ集団で生まれたか、どの家庭で生まれ育ったか 一つのことについて10000時間の努力を続けたか そのことは、自分の意志でハンドルできる自律的(autonomy)があり、創造性や工夫が必要な複雑(complex)さがあり、努力と報酬の間に直接的な関連性(a connection between effort and reward)があるか。つまり、そのことは意味のある(meaningful)仕事なのか。 そのことから取得できたスキルが、必要

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  • ■ - あけてくれ -- おれカネゴンの『算数できんのやっぱり気にしすぎとや』日記

    日経サイエンスの記事より記憶から【細部の怪しいおれカネゴン】: 混雑を解消するために、道路を増設するというのが通常の解決法。しかし、(巧妙な戦略の元で)道路を減らすことで、逆に混雑を解消できる可能性があることが数理的に示されたという。実際、韓国で、幹線道路をつぶして公園にしたところ、ドライバーの選択肢が減り、それが要因となって交通渋滞が緩和されたことがあるという。 すべてのドライバーが自分の都合だけを考えて最も近い道を選ぶと、渋滞の状況がナッシュ均衡に落ち着いてしまい、全員が他の人の利益を考えて(=利他的に)道を選んだ場合よりも効率がよくならないとのこと。 これは、人間の直感に従った、道路増設による解決法と逆の結論となっている。巡回セールスマン問題と似ているようで似ていなかったりしそう。選択肢が増えすぎることで選択の効率が低下しているのではないかということらしい(追伸: ブラースのパラドッ

    ■ - あけてくれ -- おれカネゴンの『算数できんのやっぱり気にしすぎとや』日記
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    ssuguru 2009/03/09
    道路を減らすことで混雑を減らす。ブライスのパラドックス。
  • ■ - あけてくれ -- おれカネゴンの『算数できんのやっぱり気にしすぎとや』日記

    不景気が始まる兆候: 梶原 「名古屋は、最近どうなんですか?」 運転手 「ひどく悪いです。地元では、半年前までは名古屋の一人勝ち。さすがトヨタの城下町と浮わついてたのがうそのようです。実は、私は、1年も前に今の状況を予測していたんですよ」 梶原 「超能力者みたいですね」 運転手 「30年以上この仕事やってると、不況に突入する予兆が見えるんです。その頃すでに、はっきりとした兆候が3つあったんです」 梶原 「ほお。1つ目は?」 運転手 「確かに水揚げは好況時と変わりませんでした。でもね、私は、おや? と思った。お客さんのお金の払い方が違ってきていたんです」 梶原 「どういうふうに?」 運転手 「会社のタクシー券が極端に減り始め、現金で払い、領収書を持ち帰る人が増えた。会社が交通費抑制のため、あえて社員の事務手続きを煩雑にしてきたからでしょう。リーマンショック以降は、それもなくなりましたが」 梶

    ■ - あけてくれ -- おれカネゴンの『算数できんのやっぱり気にしすぎとや』日記
    ssuguru
    ssuguru 2009/03/06
    観察眼。
  • ■ - あけてくれ -- おれカネゴンの『算数できんのやっぱり気にしすぎとや』日記

    同じサイトで以下の文章を見つける。 余談になるが、この騒動を通じて、長い間腑に落ちなかった点が理解できたような気がする。以前から「おふくろさん」という歌には一種の違和感を覚えていた。そもそも、実の息子が母親のことを「おふくろさん」と呼ぶのだろうか。体育会系の組織で先輩が後輩に対して「おふくろさんは元気か」などと言うことはある。しかし、母親を偲びながら「おふくろさん」と呼びかけるのは、いささか奇妙だ。もしや方言かとも考えてみたが、どうにもしっくりしない。さらに、歌詞が妙に理念的・抽象的だ。母親への思いは、「母さんが夜なべをして 手袋編んでくれた」のように具体的であればあるほど訴求力が増す。しかるに、「おふくろさん」の歌詞には、「あなたの真実」といった具体性に欠けた理念ばかりが並んでいる。こうした奇妙さは、社会正義を追い求めた作詞家・川内康範の信条に由来すると考えると、納得がいく。川内氏にとっ

    ■ - あけてくれ -- おれカネゴンの『算数できんのやっぱり気にしすぎとや』日記
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    ssuguru 2008/10/12
    川内康範の「おふくろさん」は理念的・抽象的な母を詠っているのに、森進一は実母への思いを歌い上げたために怒りを買ったという考察。
  • ■ - あけてくれ -- おれカネゴンの『算数できんのやっぱり気にしすぎとや』日記

    「日経サイエンス別冊「こころのサイエンス」04」からかいつまむ。 子供を育てるにあたり、子供の知能や才能を強調したり褒めたりすると、予想に反して次のような結果になりやすい: 失敗に対してもろくなる 失敗に対して言い訳ばかりするようになる(「自分にはやはり才能がない」など) 挑戦を恐れるようになる 短所を改善することをいやがるようになる 対照的に、子供の努力を強調したり褒めたりすることで、その能力にかかわらず、困難に挑戦し、短所を改善し、成績も向上するようになった。 大人でも、たとえば漫画家や映画監督やゲームクリエイターなどは前者と同じ罠に落ちやすいような気がしないでもない。周りの人たちも話題が他にないものだから深く考えずに一つ覚えで「才能ありますね」とばかり繰り返し、それがまじないとして人にじわじわ影響を与えたりしそう。未来の子供たちが進路を定めるにあたり、そういう意味での職業ごとおよび

    ■ - あけてくれ -- おれカネゴンの『算数できんのやっぱり気にしすぎとや』日記
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    ssuguru 2008/08/11
    知能や才能を褒めるか、努力を褒めるか
  • ■ - あけてくれ -- おれカネゴンの『算数できんのやっぱり気にしすぎとや』日記

    マキアヴェリ語録。内容はともかく、微妙にこなれていない日語が気になって仕方がないので、気になった文のみカネゴンが練習として勝手にリライト【文化を汚すおれカネゴン】。 なお「君主」は「指導者」に一律変更。あくまで指導者向けらしいので、一般の農奴には通用しないかわり、指導者であれば社長でもヤクザの首領(ドン)でもよいはず【ワンオブ農奴のおれカネゴン】。 小馬鹿にされた者は間違いなく仕返しを企むが、とことん馬鹿にして地べたに這いつくばらせてやれば仕返しをあきらめる。だから、相手を痛めつけるときには徹底的にやること。でないと自分の身が危うくなる。 他人をおめおめと出世させるようなへまをする者は、必ず自滅する。 相手を痛めつけるなら、一息にやれ。恩を着せるなら、ゆっくりと時間をかけて味あわせてやれ。 自分たちの望みを一つ残らず叶えるためには、無関係な第三者を蹂躙し、収奪する以外に方法はない。 欲が

    ■ - あけてくれ -- おれカネゴンの『算数できんのやっぱり気にしすぎとや』日記
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    ssuguru 2008/08/08
  • ■ - あけてくれ -- おれカネゴンの『算数できんのやっぱり気にしすぎとや』日記

    中国汶川地震直前のオーロラ発光現象。 詳しい説明も発見。 それから何といっても世界をびっくりさせたのが、中国の海城地震の時の予知の成功です。 中国の地震予知の経緯は、文化大革命が発生した一九六〇年の河北省邢台(シンタイ)という所で発生した大地震に始まっています。その時に、井戸水の異変とか、動物たちの普段と違う行動とかを、住民たちが目撃していたのです。それを、被災地を見舞いに訪れた周恩来総理に住民が訴えたのです。こんなに異常な現象が前兆としてあったのに、何故政府は、対策を打ってくれなかったのかと、直訴したのです。そこで、周恩来は、国家として地震予知事業をやろうと決めて、中国科学院に国家地震局を設置しました。中国の予知の方法は、大衆からの自然観察の情報を吸いあげるものです。井戸水の異常や動物の挙動の異常などを、各地区のセンターに報告させ、取りまとめて総合判断するというものです。民衆パワーで、地

    ■ - あけてくれ -- おれカネゴンの『算数できんのやっぱり気にしすぎとや』日記
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    ssuguru 2008/07/29
  • 2008-07-01 - あけてくれ - おれカネゴンの「算数できんのやっぱり気にしすぎとや」日記 - 5%の確率で間違う統計的仮説検定の話

    さっき届いた「読書猿」メールマガジンにカネゴンが知りたかったことがずばり書いてあったので思わず全文引用【強調箇所はおれカネゴン】。 ■■Kline, R. B. "Beyond significance testing: reforming data analysis methods in behavioral research". (American Psychological Association =■ 統計ができないと、少なくとも生き物相手の研究(生物学、医学、心理学あたりまで、やや怪しいが社会学なども入る場合もある)は「科学的」とは認められない。 ここでいう「統計」とは、統計学的検定を下限とする。つまり、すくなくとも検定をやってないと、科学的研究とは認められない、ということである。 検定とは、おおざっぱにいえば、次のようなものである。 0.主張したいことがある。たとえば「この薬は

    2008-07-01 - あけてくれ - おれカネゴンの「算数できんのやっぱり気にしすぎとや」日記 - 5%の確率で間違う統計的仮説検定の話
    ssuguru
    ssuguru 2008/07/01
    統計、検定
  • ■ - あけてくれ -- おれカネゴンの『算数できんのやっぱり気にしすぎとや』日記

    佐藤郁郎「私説・統計学(非正規分布統計学のすすめ)」。 統計解析とは基準値からのずれを物とみなすべきか,統計的誤差範囲内とみなすべきかを客観的な基準によって判定する方法ですが,それに数値解析(ノイズによって歪められた情報の中からシグナルを検出する方法)の技法を組み合わせることによって,母集団分布が正規分布とならない場合においても精度保証が可能になります.これによって,データ解析の基盤をさらに拡大させることができます. (中略) 正規分布の確率密度関数は複雑そうに見えますが,一般的な誤差の分布関数として導かれたものであって,自然界において普遍的な分布とされています.また,母集団分布が正規分布でなくても標が大きくなると標平均値の分布は次第に正規分布に近づく(中心極限定理)や正規分布をする変数どうしの和と差はまた正規分布になる(再生性)など,非常に扱いやすい性質をもっています. (中略)

    ■ - あけてくれ -- おれカネゴンの『算数できんのやっぱり気にしすぎとや』日記
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    ssuguru 2008/05/25
  • ■ - あけてくれ -- おれカネゴンの『算数できんのやっぱり気にしすぎとや』日記

    ちょうど上と関連しているようなそうでないような感じなのだけど、「その数学が戦略を決める」をやっと読み終わる。原文がだらだらと長いので、人物名などのどうでもいい情報を省略してカネゴン向けに内容をダイジェスト、というかこうしないと頭に入らないありさま【コチコチ脳とおれカネゴン】。書いてないこともいっぱいあります。 統計の基的なツールである「回帰分析」と「無作為抽出」、たったこれだけで、従来の専門家より遥かに信頼性の高い予測を立てることができる。今ではこれに「ニューラルネットワーク」も加わりつつある。書ではこれらを独自に「絶対計算」と呼んでいる。 絶対計算は、一企業の金儲けだけではなく、政府の政策にまで影響を及ぼしつつある。 絶対計算は、今後間違いなく多くの専門家のお株を奪う。芸術家も危ない。 絶対計算に使うパラメータは、必ずしもギンギンにチューンアップされていなくてもよい。割と適当であって

    ■ - あけてくれ -- おれカネゴンの『算数できんのやっぱり気にしすぎとや』日記
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    ssuguru 2008/05/02
    「その数字が戦略を決める」のダイジェスト、まとめ。
  • ■ - あけてくれ -- おれカネゴンの『算数できんのやっぱり気にしすぎとや』日記

    サイゾーの対談(2008年五月号,P140)から珍しくちゃんと引用(多少改変)。テーマは「少子化」。ゲストは山田昌弘(中央大学教授)。 「女性が生涯で生む子どもの数が平均して1人と少しになった」と聞くと、一人っ子が増えたと考えがちですが、実際はそうではない。 結婚して二人の子どもをもうける、という考え方はそれほど変わっておらず、それ以前に結婚できない人が増えているんです。つまり、日出生率の低下は、家族の格差を伴って生じている。むしろ誰もが結婚して1人の子どもをもうけるという傾向だったら―ドイツなんかはこれに近い形ですが―それほど大きな問題ではない。 結婚して子どもを持てる層と、そうでない層に分かれてきているということが問題ではないかと考えています。 結婚したくてもできない人の方が多いんです。どんな調査をしても、男女ともに90%が18〜35歳に結婚したいと答えている。結婚願望は衰えていな

    ■ - あけてくれ -- おれカネゴンの『算数できんのやっぱり気にしすぎとや』日記
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    ssuguru 2008/04/20
    少子化。「日本では「親たちが子どもに対する愛情を失ったから、生まなくなったんだ」という俗説があります。しかし実際はその逆で、「子どもに惨めな思いをさせたくない」という愛情過多が背景にあると考えます。」
  • ■ - あけてくれ -- おれカネゴンの『算数できんのやっぱり気にしすぎとや』日記

    「脳の学習力―子育てと教育へのアドバイス」からかいつまむ。以下脳はすべてなずきと表記。 「大人になったらなずきは発達しない」という従来の学説は既に否定されている。大人でも学習するとなずきに目に見えて変化が生じる。ロンドンのタクシー運転手は普通人に比べて地図の記憶に使っている領域が極端に発達している。 どれほど高度に習得した技能でも、三ヶ月何もしないでいると揮発する。 逆に、一日わずか一分でもよいので毎日繰り返していれば忘れない。実際に行えなくても、頭の中でイメージするだけで効果がある。 睡眠をまともに取らないとなずきの能率が落ちる。 適度な運動は、なずきの能率を確実に高める。 昼寝はなずきの能率向上によい。寝ないでぼーっとしている場合は効果なし。 嫌な経験・怖い経験の方が忘れにくい。感動や驚きや怒りや悲しみや復讐心など、情動とセットで覚えたことは非常に忘れにくい。 「なずきのよくなるくすり

    ■ - あけてくれ -- おれカネゴンの『算数できんのやっぱり気にしすぎとや』日記
    ssuguru
    ssuguru 2008/03/28
    脳の性質その1
  • 「For Beautiful Human Life」という英語 - あけてくれ おれカネゴンの「算数できんのやっぱり気にしすぎとや」日記

    T.D.ミントン著『ここがおかしい日人の英文法2』というで、次のような記述があった。甚だ不正確ながら記憶より引用。 「For Beautiful Human Life」という、「間違っている英語」として何かと話題にされるカネボウのキャッチコピーがある。(なお著者は、この英語は皆が言うほど絶対的に間違っているとも思えないし、この間違いを話題にすること自体あんまり面白いと思えない) ところで、「life is beautiful」という叙述的な形容なら何の問題もないのだが、「beautiful life」という限定的な形容は、ネイティブの感覚としておかしく思える。「beautifulな (human) life」というと、その補集合である「beautifulでない(human) life」というものが即座に連想されてしまう。ただでさえネイティブには無味乾燥な科学用語として響く「human

    「For Beautiful Human Life」という英語 - あけてくれ おれカネゴンの「算数できんのやっぱり気にしすぎとや」日記
    ssuguru
    ssuguru 2008/01/14
    「「For Beautiful Human Life」という、「間違っている英語」として何かと話題にされるカネボウのキャッチコピー」
  • ■ - あけてくれ -- おれカネゴンの『算数できんのやっぱり気にしすぎとや』日記

    カネゴンの手元の資料から記憶で引用かつごっそり改変【いつものこととはおれカネゴン】: イギリスが第二次世界大戦に参戦する前はイギリス国内に厭戦ムードが蔓延していた。さらにイギリス人は伝統的にユダヤ人を徹底的かつ陰湿に差別していた。しかしNSDAPが公然とユダヤ人を浄化して回るようになり、イギリス人の密かな願望がいざストレートに実現されたときの現実のひどさの落差に愕然とし、イギリス人はこれまでどおりNSDAPと民族浄化を消極的に支持するか、それともユダヤ人嫌いに目をつぶっても戦わざるを得ないか、その選択を迫られた末に開戦に踏み切ったとも言える。

    ■ - あけてくれ -- おれカネゴンの『算数できんのやっぱり気にしすぎとや』日記
    ssuguru
    ssuguru 2007/07/28
    「イギリス人の密かな願望がいざストレートに実現されたときの現実のひどさの落差に愕然とし、(略)民族浄化を消極的に支持するか、それともユダヤ人嫌いに目をつぶっても戦わざるを得ないか、その選択を迫られた」
  • ■ - あけてくれ -- おれカネゴンの『算数できんのやっぱり気にしすぎとや』日記

    内容そのものをかいつまむときりがないのだけど、いろいろと気になる部分があるので、そのホーマンスが元ネタにした行動心理学者スキナーの「5つの命題」をカネゴン好みの表現にごっそり改めて引用【ネタと呼ぶとはおれカネゴン】。 成功命題:人は、何かを実行してうまくいった(=報酬が得られた)回数が多いほど、同じことをまた行おうとする可能性が高い。 刺激命題:人は、前回実行してうまくいったこととよく似た状況に出くわしたら、うまくいったときと同じことをまた行おうとする。状況が似ていればいるほど、また行う可能性が高い。 価値命題:人は、ある行動が自分にとって価値が高いと信じる度合いが強いほど、その行動を実行する回数が増える。 剥奪飽和命題:人は、何かを実行した見返り(報酬)を受ければ受けるほどそれに飽きてしまい、それに連れて見返りの価値が下がってしまう。 攻撃是認命題:人は、期待していた見返りをもらえなかっ

    ■ - あけてくれ -- おれカネゴンの『算数できんのやっぱり気にしすぎとや』日記
    ssuguru
    ssuguru 2007/04/09
    行動心理学者スキナーの「5つの命題」
  • あけてくれ - おれカネゴンの「算数できんのやっぱり気にしすぎとや」日記 - 「交換の社会学」の結論のうち、目に付いたものを表現を改めてピックアップ

    「交換の社会学」の結論のうち、目に付いたものを表現を改めてピックアップ【つまんでうとはおれカネゴン】。 人は、結局自分と同じような種類(地位)の人間と付き合おうとする。特にプライベートの付き合いで。 地位の低い者が地位の高い者をパーティに呼ぶということは、(たとえそのつもりでなくても)よばれた地位の高い者からすると自分を引きずりおろそうとしているように思われてしまい、(同じ地位の低い)同僚からは抜け駆けしようとしているように思われる。 釣りバカ日誌の背景にある力学がようやく見えてきたような気がする。寺沢武一の漫画にあった「たまにはバカな女と付き合った方が勉強になるぜ」という台詞を未だふと思い出す【勉強不足のおれカネゴン】。 地位または能力の低い人は、いじけてすねることによって消極的に抵抗する。しかしそれによってその地位の低さがますます確定する。 リーダーは、会社組織で下から恐れと尊敬を受

    あけてくれ - おれカネゴンの「算数できんのやっぱり気にしすぎとや」日記 - 「交換の社会学」の結論のうち、目に付いたものを表現を改めてピックアップ