先週の議論は、ブログ界ではちょっとしたイベントになったようだが、内容的にはおよそ論争とはいえない一方的なものだった。それは、もとになった記事がお粗末だったということもあるが、中立的な論争の場がないことも一因ではないか。山形氏のブログにはコメント欄がないため、当ブログのコメント欄が議論の場になり、1日100近いコメントが来て迷惑した。 アメリカでは、こういう場合にdiggで議論されるが、日本ではそういうメディアは、スラッシュドットと「はてなブックマーク」ぐらいだ(他にもあるがマイナーで使えない)。スラッシュドットは取り上げる話題が限られているので、diggに匹敵するのは、はてなだが、これはコメント欄が100字以内と小さく、議論もできるようになっていない。ついているコメントも、ひとりごとみたいなものばかりだ。 私の記憶では、はてなのブックマーク・サービスが始まったのはdiggより早かったと
2007年、インターネットの世界では「ボットネット」が極めて大きな問題になるという。セキュリティ企業各社が警告しているほか、世界の指導者や経済人が集まって今日の課題を討議する「世界経済フォーラム」(ダボス会議)でも取り上げられ、“インターネットの根幹を揺るがしかねない脅威”としてクローズアップされた。 1月、スイスのダボスで開催された「世界経済フォーラム」では、“インターネットの父”Vint Cerf氏が、ボットネットに関する衝撃的な警告を発した。Cerf氏は「ネットワークに現在接続された世界の6億台のコンピュータのうち、1億台から1億5000万台がすでにボットネットの一部に組み込まれている」と述べた。世界のコンピュータの4分の1、通常考えられているよりはるかに高い比率だ。Cerf氏はボットネットの広がりを「pandemic」(流行病)に例えた。 このパネルで、the New York T
日本同様、韓国のポータルサイトにも「人気検索ランキング」がある。ユーザーが検索した単語を、多く検索されている言葉別にランキング化したものだ。 リアルタイムで表示される検索ランキングは、その瞬間におけるネティズンの関心事や、インターネット上の動向を知る上での1つの指針となっているものだ。また世界で起こっている出来事、話題や論点などによっても左右されることがあり、社会との関係が密接なものであるといえる。それだけにネティズンからの注目度も大変高い。 最近ではこの検索語を、より細かいジャンルに分けたランキングも発表されるようになっている。たとえば韓国最大の検索ポータル「Naver」では、「日刊人物検索語」「日刊ドラマ検索語」「リアルタイムニュース検索語」「急上昇検索語」など、ネティズンの関心度をより引くようなジャンル分けがなされている。 ところが、そんな検索ランキングが最近揺れている。 脱獄囚から
MicrosoftとMozillaが、先ごろ明らかになった「Internet Explorer」および「Firefox」ウェブブラウザの脆弱性への対応をそれぞれに進めている。 これらの脆弱性は、研究者のMichal Zalewski氏が先週、セキュリティ関連メーリングリストへの投稿で明らかにした。いずれのブラウザでも、悪意を持つ者が悪質なウェブサイト経由でデータを入手できてしまう可能性があると、Zalewski氏は語っている。 さらに同氏によると、Firefoxにはもう1つ脆弱性があり、ユーザーのPC上にあるクッキーファイルが変更されてしまうかもしれないという。 Internet Explorerの場合、この問題は最新バージョンのIE 7に影響があり、これ以前の各バージョンも影響を受ける可能性がある、とZalewski氏は書いている。Microsoftは、この脆弱性により、PCのハードディ
150円のドーナツに2時間並ぶのはなぜ? ネットやテレビ、雑誌が注目するヒット現象の裏側を探る【後編】 日経エンタテインメント!の品田英雄初代編集長が所長を務めるヒット研究所。世の中の流行りモノやヒットの仕掛け人に突撃取材して、ヒットの秘密を探り出します。──というわけで、前回の「150円のドーナツに2時間並ぶのはなぜ? ネットやテレビ、雑誌が注目するヒット現象の裏側を探る」はお読みいただきましたか? 今回はその後編です。ドーナツを買うのに2時間並ぶという、そのヒットの秘密は分かったのでしょうか。あれだけ女性に声をかけた成果は出たのでしょうか。 アメリカ東海岸発祥の「クリスピー・クリーム・ドーナツ」が、昨年12月に東京・新宿に初上陸。オープン以来、店は連日大盛況して話題になっています。ヒットの実体を調査すべく、調査に向かったヒット研究所の品田英雄と調査員の私、平山ゆりのは、無事、ドーナツを
障害者ももちろん犯罪をすれば、罰せられるべきだとは思います。ただ、そういった行為になぜ及ぶのか?本当に、親や周りの教育者だけが悪いのか?継続的教育のコストは誰が払うべきなのか?課題は山積みだとは思います。ただ、障害者と直に付き合っている自分としては、このことだけは考慮しておいてほしいということがあります。 "知的障害者"は合法的に犯罪が許されるのだろうか 知的障害者は継続的教育なしに社会適応できるわけがない MellowMoon 「"知的障害者"は合法的に犯罪が許されるのだろうか?」 僕はNPOで働いている人間なので、いわゆる知的障害者という人たちとも付き合いがあります。(以前、知的障害者の施設でボランティアをやっていた経験もありますし)もちろん、知的障害者を含め、障害者には独自の事情があり、そのための継続的教育や支援は必要だと思います。そのための、コスト負担を誰がするのか、それにも課題は
はてな, 雑考 | 00:46 | 割とラノベ界隈の方に向けて書いています。ラノベ史に関する記事やテキストを読むたびに思う事は、ラノベ史は辿ったり紐解いたりするものではなく、作られるものだなーということである。勿論、如何なるコト・モノの歴史であっても、程度の差こそあれそれはそうなのだが。──でも、やっぱりラノベの場合はそれが顕著なんじゃないかと思うわけです。あなたがそう思うものがライトノベルです。 ただし他人の同意を得られるとは限りません。なんといっても、コレがありますからね。やっぱりこれは的を射ていると思うですよ。ラノサイ杯の投票結果を見てもかなり幅広く投票されていますし、読者のラノベ観は重なりを持ちつつも、完全に一致はしていない事が分かります。さて、ではここで問題です。異なったラノベの定義を持つ人間が、それぞれにラノベ史を作り上げたとしたらどうなるでしょう?……無論違うものが出来上がり
「仮処分の申請が認められたので本訴に移行する」ということはよくある(ex.ファイルローグ事件)のですが、「仮処分申請が最高裁でも認められなかったため本訴に移行する」ということは聞いたことがありません。もちろん、保全の必要性が認められず申立てが却下されたというのならばまだわからなくはないのですが、被保全権利がないとして申立てが却下されたにもかかわらず同一の事案に関して本案訴訟を提起する合理的理由というのは、通常ありません。 日経新聞によれば、 フジテレビジョンなど民放キー局5社とNHKは、「まねきTV」の名称でインターネットによるテレビ番組の転送事業を手がける永野商店(東京・文京、永野周平社長)を相手取り、サービス停止を求める民事訴訟を3月にも東京地裁に起こす方針を固めた。「ソフトただ乗りを見過ごさない」(民放幹部)姿勢を明確にする狙い。最高裁への仮処分の申請が認められなかったため、本訴に移
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