コンセプトは“戦争の恐ろしさや悲しみ”をプレイヤーに伝えること。作中では「台湾総督府」(現・総統府)や「台湾神社」(現・台北圓山大飯店)、空襲で破壊されてしまった「蓬莱町大聖堂」といった当時の街並みや状況が鮮明に再現されている。 実際に台北にはさまざまな歴史的な建造物が残っている。そのため、本作をプレイした後に台北を観光すると、ゲームで見たことのある場所だ!となるかもしれない。 実際に現地で撮影した総統府 ゲームは主に自由に探索しながらアイテムを収集する「セーフゾーン」と、さまざまなキャラクターと協力して空爆などといった危機を乗り越えていく「デンジャーゾーン」に分かれる。台北ゲームショウの試遊ではそんな「セーフゾーン」の冒頭と「デンジャーゾーン」の一部をプレイすることができた。 「セーフゾーン」の探索パートでは背景に台湾らしい街並み、それと同時に戦争でボロボロになってしまった町と人間たちが