マホン・パワンさん。後方は映画「セデック・バレ」に出演した時の様子。セデック族はかつて、成人の証しとして顔に入れ墨を施す習慣があった=台湾中部・南投県仁愛郷で10月、福岡静哉撮影 日本統治時代の台湾で1930年10月、中部のある集落で先住民が抗日を訴えて蜂起する「霧社事件」が起きた。約1000人もの犠牲者を出し、日本統治時代に起きた先住民による最も大規模な抗日事件といわれる。それから90年が過ぎた。子孫たちは今、事件そのものや日本に対してどんな思いを抱いているのか。現場を訪ねた。【南投県(台湾中部)で福岡静哉】 ♪私の夫よ あなたと共に行くべきだった 残された子供たちと 耐え忍ぶしかない 私はとてもつらい
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