いま日本中で急速な広がりを見せている幼児教育のムーブメントがあります。自然のなかで子どもたちを自由に遊ばせながら育てる幼児教育・保育活動、通称「森のようちえん」です。子どもたちの「自己肯定感」や「身体感覚」、そして近年話題の「非認知能力」がぐんぐんと育つとされ、注目を集めています。 そんな森のようちえんを教育ジャーナリスト・おおたとしまささん徹底取材し、集英社新書として一冊にまとめたのが『ルポ 森のようちえん』。全国各地での丹念な取材をもとに、驚きの全貌を描き出しました。 実は、同書を大絶賛しているのが社会学者の宮台真司さん。「僕はこの本をできるだけ多く広めたいです。本をたくさんの人が読んでくれて森のようちえんがどんどん増えれば、僕のワークショップなんかよりもはるかに実効的になります」とまでいい、宮台ゼミでも取り上げたそうです。 宮台さんがこれからの日本社会の希望を「森のようちえん」に見出
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