ファッションを語った記事等で教授を知っている人も多いはず。そう、今回は文学部の鷲田教授にインタビューしました。 身体の問題やファッションを哲学した理由 身体のことというのは、もう大学時代からやってるテーマでぼくが哲学のなかで一番最初に関わったテーマの一つなんです。身体の問題と自分以外の人、つまり他人って何なのかという問題を考え始めて哲学をやろうと思ったんです。「自分がこの身体を持っているとはどういうことなんだろう」とか、「自分の顔って自分のものなのに、自分では見ることができないなんて不思議だな」というふうにね。また、自分では意識して歳をとるとは思わないのに身体は刻々と変化していって、自分の命っていうのはいずれは停止してしまう、そういう意味で言えば、身体のない自分というのはありえないんだから「自分って何だろう」と考え出したら自分の身体の問題が一番最初に出てくる。こんなふうに考えると、身体の
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