厚生労働省の「2006年簡易生命表」によると、日本人の平均寿命は男性が79.00歳、女性が85.81歳。多くの人が定年退職後も数十年の余生を送る中、気になってくるのが老後の生活資金だろう。 生命保険文化センターの「生活保障に関わる調査(2007年度)」によると、夫婦2人でゆとりある老後生活を送るために必要なのは月額38.3万円。60歳で定年退職してから80歳までの20年で9192万円あれば、豊かな老後を送れることになる。 老後の資金計画について楽天リサーチが調査したところ、51.1%が「考えてはいるが具体的に準備していない」、14.3%が「考えていない」と3分の2以上の人が老後の生活費を準備していないことが分かった。 公的年金に頼りたいけど、期待はできない 老後の生活費で公的年金をどれだけ計算に入れているのだろうか。「定年後の生活資金をどのようにまかなうか」を聞いたところ、「公的年金と、預