ドットインストール代表のライフハックブログ
一時は「グーグル本」が流行したが、最近は「アップル本」があふれている。しかし私の読んだ限りでは、"iCon"が読み物としておもしろかったぐらいだ。特に日本人の書いたものは、ウェブの2次情報の切り貼りとジョブズ礼賛ばかりで、何の参考にもならない。 その中では、Wiredの編集者が書いた本書は、ジョブズ自身へのインタビューを含めて、新しい情報がある。"iCon"など、これまでのアップル本は内部抗争のゴタゴタ(確かにおもしろいのだが)ばかり書かれていて、肝心の経営戦略について書かれたものがほとんどないが、本書は「スティーブの頭の中」をさぐることによって、その戦略を分析している。 ・・・といっても、常識的な意味での企業戦略とかマーケティングが解説されているわけではない。「アップルには戦略チームというものがないんだ。マーケティングリサーチの予算もない」と同社のエヴァンジェリストだったガイ・カワサ
ある商品カテゴリにおいて、競争商品間の差別化特性(機能、品質、ブランド力など)が失われ、主に価格あるいは量を判断基準に売買が行われるようになること。一般に商品価格の下落を招くことが多く、高価な商品が低価格化・普及品化することを“コモディティ化”という場合もある。 例えば製造業において、ある特別の技術を持つ1社だけが製造できる製品があったとする。やがて製造技術の普及、他社製品の機能向上、あるいは製品の規格化/標準化/モジュール化などによって、多くの会社で製造可能となると、機能や品質の面で差のない製品が市場に多数、投入されることになる。 こうなると顧客は価格(コスト)あるいは買いやすさ(店頭にあるかなど)以外に選択要因がなくなる。こうした状態のことをコモディティ化という。いい換えれば、「どの会社のものを買っても同じ」という状態のことである。 一般にコモディティ化が起こりやすいのは、機能や品質が
開米瑞浩著 『ネーミングの掟と極意』(翔泳社刊) 人間が何かを考えるときは、アタマの中だけでなく、考えたことを声に出して図を書いてみることで、より理解が深まり、新たな発想も生まれてきます。 それをわかっていた椎名先輩は、安藤君に「プレゼン」をやらせました。プレゼンテーションというのは、まさしく「考えたことを図に書き、ゼスチャー混じりで大きな声に出して説明する」活動なので、この目的には最適なのです。(p.24) Biz.IDでも連載を持つ開米瑞浩氏の著作。他に類を見ない「名前のつけ方」の解説書である。 名前とは何か? 著者は「すべてのコミュニケーションのベースになる重要な要素であり、建築物でいうなら土台に当たる部分」としている。そのうえで、名前を付けることの重要性を次の3つの理由を挙げながら力説する。 名前の良し悪しの影響は永久に残る 名前のチェックは誰でもすぐに始められる 名前には設計思想
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