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ブックマーク / book.asahi.com (21)

  • 重版未定本の復刊を実現、売り切った書店員の情熱:書泉グランデ・大内学さん|じんぶん堂

    記事:じんぶん堂企画室 「書泉グランデ」書店員・大内学さん 書籍情報はこちら 『中世への旅 騎士と城 』の魅力 の街・神保町に店を構える「書泉グランデ」は、1948年(昭和23年)創業の老舗書店。鉄道、アイドル、格闘技をはじめとした趣味人向けの専門性の高い書籍を網羅的に取り揃えている。 今回、重版されたのは『中世への旅 騎士と城 』(白水uブックス)(著者:ハインリヒ プレティヒャ、翻訳:平尾浩三)。中世ヨーロッパの騎士たちの日常生活などを、豊富なエピソードをまじえてわかりやすく解説している。日では1982年に翻訳刊行され、2010年に白水uブックスで復刊された。大内さんが同書に出会ったのは、中学生時代だったという。当時、初めて読んだ感想を次のように語る。 「ゲームライトノベルの多くが中世ヨーロッパの世界を下敷きにしていました。例えば、友達同士で会話しながら遊ぶボードゲーム・テーブル

    重版未定本の復刊を実現、売り切った書店員の情熱:書泉グランデ・大内学さん|じんぶん堂
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    sugimo2 2023/08/08
    “今回、重版されたのは『中世への旅 騎士と城 』(白水uブックス)中世ヨーロッパの騎士たちの日常生活などを、豊富なエピソードをまじえてわかりやすく解説している”
  • 本の記事 : 本文2段組みの本フェア | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

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    sugimo2 2014/05/29
    「本文2段組み、500ページ超、厚さ50ミリ本フェア」
  • 本の記事 : 姫野カオルコさん「親指シフトキーボードに支えられ」 直木賞受賞会見 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    第150回芥川賞・直木賞(日文学振興会主催)の選考会が16日、東京・築地の料亭「新喜楽」であり、直木賞に姫野カオルコさん(55)の「昭和の犬」(幻冬舎)が選ばれた。「受難」で初めて候補になって17年、5回目の挑戦で受賞が決まった「孤高の作家」は、緑のシャツに黒のトレーニングウエア、首にはタオルを巻いて晴れの会見に登場。表彰台のアスリートのように居並ぶカメラに向かって笑顔で手を振り、質疑応答では飄々とした受け答えで会場を沸かせた。 直木賞受賞の一問一答はこちらから【朝井まかてさん】 芥川賞受賞の一問一答はこちらから【小山田浩子さん】 ――受賞の連絡を受けた時は何をしていたのですか? ジムでストレッチしてました。次にエアロビクスのレッスンの予定だったんですけど、ドライアイで目が痛くて、お医者さんにもらった目薬を忘れたと思っていったん外に出たら、(受賞連絡の)電話が鳴りました。 ――その時はど

    本の記事 : 姫野カオルコさん「親指シフトキーボードに支えられ」 直木賞受賞会見 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
    sugimo2
    sugimo2 2014/01/17
    "道具としては、親指シフトキーボード。心の中で思ったことを、そのまま日本語のリズムを壊さないようにつづってくれる。助かっています"
  • インタビュー : 航空自衛隊の「広報」舞台に有川浩新作 - 加藤修 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    「この作品の連載を始める前に戦闘機イーグルに体験搭乗しました。Gがかかるときよりも、マイナスGの方が苦手でした」と話す有川浩さん 有川浩さんの新刊『空飛ぶ広報室』(幻冬舎)が人気を集めている。航空自衛隊の広報室を舞台に、隊員らの恋模様とともに自衛隊の現状が描き出される。 物語は交通事故で戦闘機パイロットの夢を断たれ、広報班員になったばかりの空井大祐と取材に訪れたテレビ局の女性ディレクター稲葉リカが出会うところから始まる。航空自衛隊について説明する空井に稲葉は「戦闘機って人殺しのための機械でしょう?」と口走る。 「外部から向けられる無理解な発言は、広報の仕事に対する評価だと思えるのが優れた広報マインドを持った人だと思います。不意なことを言われるのは広報が足りていないからだと。私に『航空自衛隊小説を書きませんか』と売り込んだ広報室長やベテラン広報官のモデルになった方は、そんな意識を持ってい

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  • 本の記事 : 楽天の電子書籍端末「コボ」を使ってみた! - 林 智彦 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    インターネット通販最大手の楽天が、7月下旬に日へ導入すると報道された電子書籍端末「コボ」はどんな端末なのか。個人輸入した端末を元にレポートする。 「コボ(Kobo)」はカナダに拠を置くベンチャー企業。「book」の文字を入れ替えて名付けられた。アマゾン・キンドルと同様、端末やアプリの名称でもあるが、電子書籍サービス全体を示すサービス名でもある。アマゾン・キンドルが進出していない国を中心に電子書籍ビジネスを展開し、アマゾンの数少ない対抗馬の一つと目されてきた。楽天はコボを2012年1月に買収完了し、日市場への端末・サービスの投入を目指すと公言していた。 核となる読書専用端末は「コボ・タッチ」で、6インチの電子ペーパーを使った製品。米国では2011年5月、129・99ドルで発売された。操作はタッチパネルで行う。 コボは、このほか、7インチカラー液晶の「コボ・ボックス(Kobo Vox)」

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  • 本の記事 : 時代に丁寧、新解さん 「新明解国語辞典」第7版を読む | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    小型国語辞典では売り上げ1位の『新明解国語辞典』(三省堂)の第7版が刊行された。「新明解」は個性的な解釈で多くの「愛読者」を持つ。その代表として、『新解さんの読み方』の著者に思いを寄せてもらった。2位の『岩波国語辞典』(岩波書店)の新しい版も11月に出た。合わせて魅力を探った。 ◇ 新解さんの名は、新明解国語辞典(三省堂刊)といって、日で一番売れている国語辞典です。今月一日に第七版が出たので、わたしは朝から晩まで、電車の中でも昼休みでも新解さんを引いている。どこがどう変わり、何が残ったのか調べないと気が済まない。 「新解さんの魅力は何ですか?」と訊(き)かれたら、「それは、自分で引いてみると誰でも宝探しの楽しさを味わえることです」と、大きな声で答えたい。新解さんの宝は、語釈、用例、運用欄、序、歴史的かなづかいの文章に埋めてあるので、とにかく引けばすぐわかる。「読書」「恋愛」「性交」の語

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  • 「ぼくは上陸している」書評 華麗な語り問う、科学は万能かと|好書好日

    ぼくは上陸している 進化をめぐる旅の始まりの終わり 上 著者:スティーヴン・ジェイ・グールド 出版社:早川書房 ジャンル:自然科学・環境 ぼくは上陸している 上・下 [著]スティーヴン・ジェイ・グールド グールドとドーキンス、どっちが好き? 同じ1941年生まれ。科学作家としてライバルであり、実際、激しい論争を交わした。生物は利己的な遺伝子の乗り物にすぎないと、切れ味鮮やかに登場したドーキンスよりも、私はグールドの方が圧倒的に好きだ(ドーキンスの著作を翻訳したこともあるにもかかわらず)。 進化の単位は遺伝子ではなく、個体である。なぜなら生物は個体として生き、淘汰(とうた)は個体のレベルにこそ働くから。そういって対ドーキンス論陣を張ったグールド。彼の視線は生き物それ自体に、いつも優しく柔らかい。 グールドの巧みさは話題の発見にある。それを呼び水に読者はいつしか華麗な世界に誘(いざな)われる。

    「ぼくは上陸している」書評 華麗な語り問う、科学は万能かと|好書好日
  • コラム別に読む : 電子書籍と本の未来 仲俣暁生さんが選ぶ本 - 仲俣暁生(フリー編集者) | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    ■小さなメディアか「制度」か 「文字を紙に刷って綴(と)じたもの」だった書物()が、「文字をディスプレー上に表示したもの」になる——ごく大雑把にいえば、後者が「電子書籍」と呼ばれるものだ。日でも昨年からさまざまな企業がこの分野に乗り出し、「電子書籍元年」と喧伝(けんでん)された。「」はこれからどうなるのか。その未来を考える手がかりとなる3冊を選んだ。 アマゾンの「キンドル」や、ソニーの「リーダー」の成功で、アメリカでは電子書籍による読書が根づき始めている。その現状と背景を明快に語るのが『ルポ 電子書籍大国アメリカ』だ。出版エージェントとして米国の事情に通じている著者によれば、電子書籍は大活字やオーディオブックなどと並ぶ多様な読書スタイルの一つであり、安価なペーパーバックに代わる消費形態という面が大きい。ただし紙のが未来永劫(えいごう)にわたり安泰ということはなく、「紙の」の読書

    コラム別に読む : 電子書籍と本の未来 仲俣暁生さんが選ぶ本 - 仲俣暁生(フリー編集者) | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
  • asahi.com(朝日新聞社):ノンフィクション作家・佐野眞一さん〈1〉 本の哲学こそ深化させるとき - on reading 本を開けば - BOOK

    ノンフィクション作家・佐野眞一さん〈1〉 の哲学こそ深化させるとき[掲載]2011年2月6日電子書籍端末「リーダー」に、自著『だれが「」を殺すのか』を入れた=東京都内の公園、郭允撮影著者:佐野 眞一  出版社:プレジデント社 価格:¥ 1,890 今年は電子書籍元年になる。今年こそ電子が紙のを追い越す。こんな宣伝コピーをどれだけ読まされ、その都度裏切られてきたことか。 主にIT評論家によって書かれたこの種のは、というものに対するあまりにも乱暴な、といって語弊があるなら、深い愛情と歴史的省察を欠いた論理展開は、古典的な活字中毒者の私からいわせれば、とても付き合いきれる代物ではない。 彼らはが電子化されれば、そこから音楽も、映像も出るようになるという。でも、それって当にの進歩なの。活字と対話する孤独な作業の中からしか、自分だけの音楽も映像も生まれてこない。それこそが想像力を錬

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    sugimo2 2011/02/09
    "電子書籍の第一の難点は、「どこを読んでいるかわからないことである」。内田樹のこの見方(『本は、これから』)に深く肯(うなず)く読書家も多いだろう"
  • asahi.com(朝日新聞社):書店の魅力追求 本の「セレクトショップ」 恵文社一乗寺店店長・堀部篤史さん - 挑む 変化のときに - BOOK

    書店の魅力追求 の「セレクトショップ」 恵文社一乗寺店店長・堀部篤史さん[文]浜田奈美[掲載]2011年1月23日ほりべ・あつし(33) 1977年、京都市生まれ。立命館大学文学部卒業。著書に『を開いて、あの頃へ』『屋の窓からのぞいた「京都」』(恵文社一乗寺店著)など。恵文社は西大路店などがある。=京都市左京区、高橋一徳撮影著者:堀部 篤史  出版社:mille books 価格:¥ 1,050 ■好奇心を刺激する棚にこだわり 京都駅から電車を乗り継いで30分あまり。必ずしも交通の便がよいとはいえないこの店に、全国の好き、そして京都好きが次々と訪れる。素朴なアンティーク家具が配置された300平方メートルほどの店内。客たちは静かに棚から棚へと視線を滑らせ、を手に取り、戻しては隣のを手にとる。選びに疲れたら、雑貨も販売するギャラリーや、生活雑貨や衣住のを集めた「生活館」へ

    sugimo2
    sugimo2 2011/01/28
    ”雑貨は「本の入り口」としての役割と、本という商品の利率の低さを補う商品価値もある”まあ、個性を出そうとすると、どうがんばったってこうなっちゃうよね。
  • 【レビュー・書評】本の達人が選ぶお薦め3点 白石朗さん - 書評 - BOOK:asahi.com(朝日新聞社)

  • 【レビュー・書評】スコーレNo.4 [著]宮下奈都 - 売れてる本 - BOOK:asahi.com(朝日新聞社)

    スコーレNo.4 [著]宮下奈都[掲載]2010年6月13日[評者]瀧井朝世(ライター)■ツイッター発、書店が連帯 昨年11月に刊行、初版1万3千部で重版されていなかった文庫がこの1カ月以内に3度増刷した。 きっかけは5月1日の深夜。ツイッターで、一人の書店員が「各地の書店で同時多発的に特定のを仕掛ける」ことを提案。多くの同業者が賛同しその夜のうちに「屋さん秘密結社」が結成された。すでにヒットしているは対象から外す、という条件のもと選ばれたのが書である。連休明けには版元も迅速に対応し、秘密結社用のPOPやオビを作製。書店で仕掛け販売がスタートし、18日には最初の増刷が決定。 タイトルの「スコーレ」とは「学校」の語源。平凡な自分にもどかしい思いを抱いている少女、麻子が家族、恋、仕事結婚という四つの事柄に向き合い自分なりに学び、成長していく物語だ。真っすぐな主人公に素直に共感できると

  • asahi.com(朝日新聞社):〈本の舞台裏〉ツイッター発フェア - 出版ニュース - BOOK

    の舞台裏〉ツイッター発フェア[掲載]2010年2月21日 140字以内の「つぶやき」をインターネット上で発信する「ツイッター」から企画が生まれたブックフェアが、3月4日まで東京都文京区千駄木の「往来堂書店」で開かれている。その名も「フェア」。「」にまつわる小説や随筆、絵や写真集など、様々なジャンルの約130冊が集まっている。 発端は1月18日、ツイッター上で、アルベルト・シュバイツァーの「人生の艱難(かんなん)辛苦から逃れる方法はふたつある。音楽だ」という言葉が紹介されたことだった。このつぶやきに、好きな人々や複数の出版関係者から「こんながある」というつぶやきが次々と寄せられた。絵『ふりむけばねこ』(井上洋介著、架空社)や渋沢龍彦訳の『長をはいた』(河出文庫)、昨年に急逝した漫画家のやまだ紫著『性悪』(小学館)……。ツイッター上で続々と集まった“リスト”は

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    sugimo2 2010/02/27
    金井美恵子『タマや』に1票かな。次点やまだ紫!札幌ってどこでやるんだろ? #sapporo
  • 【レビュー・書評】ケータイ世代が「軍事郵便」を読む [編]専修大学文学部日本近現代史ゼミナール - 新書の小径 - BOOK:asahi.com(朝日新聞社)

    ケータイ世代が「軍事郵便」を読む [編]専修大学文学部日近現代史ゼミナール[掲載]週刊朝日2010年2月12日号[評者]谷束■手紙がもたらす快感に近いインパクト アジア・太平洋戦争当時、戦地の兵士が家族や友人とやりとりした手紙は、一般郵便とは異なる「軍事郵便」という制度下で扱われた。この軍事郵便を研究する専修大学文学部日近現代史ゼミの学生たちが、書簡の分析や遺族へのインタビューなどを通して、兵士たちの実像や当時の社会のありようを明らかにしようとするものである。 指導教官・新井勝紘教授が収集した七千通を越える書簡の中から取り上げたのは、二十三歳のときビルマで戦死した小泉博美さんが家族に出した八十八通と、沖縄戦に参戦し、後に復員した衣川賢太郎さんが知人にあてた四十通。 内容はおそらく軍国的で、緊迫した戦場の様子を伝えるものだろうという学生たちの予想を裏切って、多くは拍子抜けするほど穏やか

  • asahi.com(朝日新聞社):〈本の舞台裏〉中高生の読書意識は - 出版ニュース - BOOK

    の舞台裏〉中高生の読書意識は[掲載]2009年11月8日 読書離れが言われる中で、中学生や高校生はどれくらいを読んでいるのだろう? 財団法人・出版文化産業振興財団(JPIC)は、全国の中高生を対象とした読書実態と意識のインターネット調査を実施し、1239人から回答を得た。 「1カ月に平均何冊のを読みますか」との問いで、一番多かった答えは「1冊」の29.0%だった。次いで「2冊」の23.0%。3番目が「3、4冊」で18.7%だった。「0冊」という答えが15.5%あった。20代から60代の成人への調査で、ほぼ4人に1人が「0冊」だったのと比べれば、まだ中高生の方がを読んでいることが分かる。 「0冊」の人に読まない理由をきいたところ、「読まなくても不便はない」「読みたいがない、何を読んでいいか分からない」「勉強や部活が忙しくて時間がない」という答えが上位を占めた。 一方で、幼いころに

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    sugimo2 2009/11/12
    ”「書店の雰囲気がおしゃれでない」「ブックカバー・袋がおしゃれでない」という指摘があった”この指摘はかなり重要。リアル書店唯一の強みなんだから。
  • asahi.com(朝日新聞社):書店の中に個性派書店 目利きが選んだ本ずらり - 出版ニュース - BOOK

    書店の中に個性派書店 目利きが選んだずらり2009年10月25日 目利きが選んだを並べたセレクト書店を書店内につくってしまおう――。書店大手の丸善が従来の枠にとらわれない実験を始めた。これまで、大型化を追求してきた大手書店だが、アマゾンなどのインターネット書店が台頭し、出版物のデジタル化も進みつつある時代。店舗を持つ「リアル書店」の存在意義を問い直す試みが始まっている。 丸善が23日、東京駅前にある丸の内店4階の一角にオープンさせたのは「松丸舗(ほんぽ)」と銘打たれた“書店内書店”。2千冊以上のの魅力を伝える書評サイト「千夜千冊」の執筆者、松岡正剛氏がプロデュースした。街の小書店ならすっぽり入るぐらいの約215平方メートルに、松岡氏が選んだ約5万冊が並ぶ。 松岡氏のコンセプトは「の連続性」。ジャンルや形態、著者別での陳列を離れ、が持つ世界の広がりを感じさせる独創的な選書と陳列

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    sugimo2 2009/11/04
    昔から平台の2列目や書棚の片隅に”目利きが選んだ本”は存在していた。楽しい試みではあるけど、ここまでやらないと気づいてもらえないのは寂しい。リアル書店減少の弊害で読み手の力も落ちてるんだと思う。
  • asahi.com(朝日新聞社):〈本の舞台裏〉若手書店員のフェア - 出版ニュース - BOOK

    の舞台裏〉若手書店員のフェア[掲載]2009年6月7日 「対決! 共鳴し合う作家たち」という文学フェアが、紀伊国屋書店新宿店2階で開かれている。入社数年の若手書店員6人が企画した。ふだんは並んで置かれることのない2人の作家のを「この作家とあの作家は時代も国も違うのに、何だか近いものを感じる」「共鳴し合っているのに、今は片方しか読まれていない」といった観点で選んだ。約600冊が並んでいる。 例えば、「ハードボイルド」のテーマではレイモンド・チャンドラーと桐野夏生の作品。企画した木村洋志さん(24)は「チャンドラーはフィリップ・マーロウで男の生き方を描き、桐野夏生は女の生き方をさめた目で書いている」と話す。 「土俗」のテーマで中上健次とガルシア・マルケスが対決。「いんちき」で石川淳とホフマン、「流麗」でマキューアンと三島由紀夫、「頽廃(たいはい)」で坂口安吾とボードレールと、多様な切り

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    sugimo2 2009/06/11
    「ネット書店は便利だけれど、おもしろい本はないかと、ぶらぶら歩きながら探せるのが私たちリアル書店の魅力」この台詞がわざわざ引用される事自体が苦境の表れでもある。
  • asahi.com(朝日新聞社):〈出版文化どう守る・下〉「町の書店」に資本の波 - ひと・流行・話題 - BOOK

    〈出版文化どう守る・下〉「町の書店」に資の波2008年3月7日大型店の廉価版コーナー。大型が1000円程度で売られている=独ミュンヘンで ドイツ南部のミュンヘン。週末の土曜日、旅行書や地図の専門店「ゲオブーフ」は、数十人の客でにぎわっていた。貴重な地図の品ぞろえでは欧州有数。15人の店員は地理や天文学の豊富な知識を武器に、読者の要望に応える。 面倒見が良いドイツの伝統的な町の書店だが、ライナー・ミッヒェル店長の表情はさえない。一般向け旅行書の売り上げを、台頭する大型店に奪われ、01年から売り上げは2割減。書店員も10人減らした。「『日々の糧』になる一般書で経営を支えないと、年に1〜2枚しか売れないマッキンリーの地図が置けなくなる。こうやって文化の多様性が失われていく」 書籍の価格を拘束する再販制度を堅持し、効率的な流通システムを作り上げたドイツの出版界は、少部数でも息長く市場に生き続け

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    sugimo2 2008/03/29
    "まずは流通を効率化し、返品を減らしていくことが不可欠だろう"ひどいオチ。小手先の対症療法じゃ意味がないことにいいかげん気づいて欲しい。
  • asahi.com(朝日新聞社):〈出版文化どう守る・上〉値引き合戦、書店姿消しスーパー台頭 - ひと・流行・話題 - BOOK

    〈出版文化どう守る・上〉値引き合戦、書店姿消しスーパー台頭2008年3月6日スーパー「アズダ」の書籍売り場。この週のランキングで1位だったミステリー作家の著作が、3冊6ポンド(約1260円)で売られていた(写真手前)=英ロンドンで ロンドンの大型スーパー、アズダ。昨年7月20日深夜、5000平方メートルの店舗を数千人が囲んだ。お目当ては21日午前0時発売の「ハリー・ポッター」最終第7巻。2500部が3時間で売り切れた。希望小売価格は17.99ポンド(約3800円)だが、この日の販売価格は5ポンド。破格の7割引きだ。「もちろん赤字。でも『アズダは安い』という印象を残したのが重要なんです」と店長は話す。 ◆人寄せの目玉に 同じ日、12.99ポンドで売ったロンドンの独立系書店の店長は「ハリー・ポッターの面白さに気づき、最初にキャンペーンを仕掛けたのは小さな書店。売れると分かってスーパーが価格競争

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    sugimo2 2008/03/07
    日本の場合、再販より委託の方が問題なのでは?再販撤廃したらベストセラー以外は値上げになりそう。
  • asahi.com:出版再生、カギは? ヨーロッパの取り組み - ひと・流行・話題 - BOOK

    出版再生、カギは? ヨーロッパの取り組み 2008年02月14日 出版業界に危機感が高まっている。書店は次々と姿を消し、草思社が民事再生法適用を申請するなど、有力出版社の経営も盤石ではない。市場が縮小しているのに、当面の売り上げ確保のための新刊点数ばかりが増え、4割近い大量の返品が生まれ続ける。この構造を断ち切らないと、衰退の一途をたどるばかりだ。「出版王国」ドイツや、再販制度が崩れて「市場の暴力」に苦しみながらも再生を模索するイギリスの現状から脱却の道を考える。 将来の書店員や編集者を目指し、書籍業学校で「戦後史」の授業を受ける生徒たち=ドイツ・フランクフルトで ■ドイツ 書店員を育成・流通効率化 の返品率1割 ドイツの返品率は1割程度だ。なぜ無駄が少ないのか。 1月下旬、フランクフルトにある「書籍業学校」の一室で、20代の約30人が戦後史の授業を受けていた。生徒は全国から集まった書店

    sugimo2
    sugimo2 2008/02/15
    平均所得と単価の比較もして欲しかった。わざと忘れたふりしてるのかもしれないけど。