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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (9)

  • 実は子どもにも多い新型コロナ後遺症、今わかっていることは

    2020年7月、新型コロナの無料検査を受ける少年。米ロサンゼルス市サウスロサンゼルス地区のウォーカー・テンプルAME教会の外に設置された移動診療所にて。(PHOTOGRAPH BY MARIO TAMA, GETTY IMAGES) コロナ禍前、米国ノースカロライナ州ダラスに住む11歳の少女ウェンズデイ・リンチさんは、競技チアリーディングに夢中だった。チームに所属し、側方宙返りや後方宙返りも上達した。友達と遊んだり、自転車で近所を走ったりするのも大好きだった。 すべてが一変したのは2020年9月のことだった。体育館でリモート授業を受けていたとき、他の児童と密にならないようにしていたにもかかわらず、新型コロナウイルスに感染してしまったのだ。母親のメリッサ・リンチさんは、「室内にいたある児童が、自分が感染しているとは知らずに参加していたのです」と振り返る。まもなくウェンズデイさんは検査で陽性と

    実は子どもにも多い新型コロナ後遺症、今わかっていることは
    sugimo2
    sugimo2 2021/07/03
    「思春期の子どもなら、頭痛や息苦しさなどの症状を言葉で伝えられますが、多くの幼児にはそれができません」
  • 脇役から主役へ、バニラの下剋上な歴史

    国際アイスクリーム協会のランキングによると、アイスクリーム好きの29%が真っ先に選ぶのはバニラで、2位以下のチョコレート(8.9%)、バターピーカン(5.3%)、ストロベリー(5.3%)を大きく引き離し、断トツ1位だ。 こんなに人気のバニラなのに、英語で“プレーン・バニラ”と言うと、平凡、単調でつまらないものの代名詞となっている。華やかさに欠ける「プレーン・バニラなワードローブ」とか、オプション機能のない「プレーン・バニラな製品」、退屈な「プレーン・バニラな音楽」といった具合だ。ところが実際のバニラは、退屈とはほど遠い歴史をたどってきた。 チョコの脇役から主役へ バニラは、2万5000種から成る一大植物群、ラン科の仲間。中南米が原産で、メキシコの東沿岸に住むトトナコ族によって栽培が始められたと考えられている。15世紀にトトナコ族を征服したアステカ族がバニラを手に入れ、やがてアステカ族を征服

    脇役から主役へ、バニラの下剋上な歴史
    sugimo2
    sugimo2 2014/12/02
    バニラよりバターピーカンがきになる
  • 番外編13:ダンゴ虫ではありません。これは何?

    先週にひき続き白バックでお楽しみください。 ところで、上の写真、なんだと思いますか? ぼくは幼いころ見たアニメ『機動戦士ガンダム』に登場する球形のロボット、『ハロ』を想い起こしましたが・・・。 答えは、マンマルコガネ。 普段はコガネムシのような形をしていて、危険を感じるとダンゴムシのように、ま~るくなる。でも、少し平たいのでコロコロと転がる丸さではない。 つかもうとすると、ツルツルして、滑る滑る・・・つかめない。

    番外編13:ダンゴ虫ではありません。これは何?
  • 第77回 我が家にアリの軍隊が襲来した

    モンテベルデの我が家には、たくさんのオオアリが住んでいる。体長8ミリほどの大型のアリだが、人を咬んだり刺したりしないので、互いに干渉し合うこともなく、ひとつ屋根の下で共生している。 よく見かけるのはダンボールの中やコンロの下、壁の間や天井裏といった比較的温かい隙間。ポータブルMDプレーヤーの中や、外付けハードディスクの中を住処(巣)にしていることもある(汗)。 オオアリは夜行性。夜の7時を過ぎたころからちらほらと壁伝いに姿を見せ始め、小さな昆虫を捕する。甘いお菓子などには一切興味を示さない。家の中に迷い込んだ昆虫たちの死骸なども夜の間にきれいさっぱり巣へと持ち帰ってくれる。ゴキブリなんかも家の中からいなくなるので、とても重宝している。 ところが事件が起きた。 野外調査から4日ぶりにモンテベルデの我が家へ戻った日のこと。玄関のドアを開けようとすると、なにやら森のほうからザワザワと、ゴキブリ

    第77回 我が家にアリの軍隊が襲来した
    sugimo2
    sugimo2 2014/07/02
    "コスタリカの自然が残る町や村では、グンタイアリの襲来は、歓迎されるそうだ。なぜなら、家の中にいる隠れたゴキブリやほかの昆虫を退治してくれるから"
  • ヤバいウナギ―発見されたばかりの無垢な熱帯の新種にも伸びる「魔の手」

    このところしばしば報じられるウナギの危機。それはニホンウナギやヨーロッパウナギにとどまらず、2009年に発見されたばかりの熱帯ウナギの新種にまで及んでいるという。ウナギとしては70年ぶりとなるその新種を発見し、記録として『にょろり旅・ザ・ファイナル』を上梓したウナギひと筋20年以上の研究者、青山潤氏が警鐘を鳴らす。 今、ウナギがヤバいことになっている。すでにニュースなどで報じられている通り、蒲焼きとして馴染み深いあの「鰻」(ニホンウナギ)が絶滅の危機に瀕している。原因として、乱獲や河川環境の悪化、地球規模での環境変動など様々な要因があげられている。これら全てが複雑に絡み合い、今の事態に立ち至ったことに間違いはなかろう。しかし、主要因は何か、どうすれば確実に鰻が増えるのかと問われれば、今のところ誰にもわからないというのが正直な答えだ。20年以上もウナギ一筋に研究を続けてきたはずの私にもわから

    ヤバいウナギ―発見されたばかりの無垢な熱帯の新種にも伸びる「魔の手」
    sugimo2
    sugimo2 2014/01/17
    "少しでも安く供給して、沢山の人たちに食べてもらう。その結果が、ヨーロッパウナギやニホンウナギを絶滅の危機に追い込んだ一因であることに間違いはない"
  • 第3回 外来種輸入には多くの問題、資源管理に漁獲規制が急務

    危機的な状況にあるウナギ資源を前に、われわれは何をすればいいのだろうか。 「救世主」として最近のニュースなどで頻繁に登場するのが、インドネシアやフィリピンなどの東南アジアやアメリカ、果てはマダガスカルやオーストラリア・タスマニアからのウナギの輸入である。 中には「中国がマダガスカルやアメリカウナギに既に手を伸ばしつつあるのだから日の商社も負けずに海外に買い付けに行け」といった主張すらある。だが、これが何の解決にもなり得ず、むしろ問題を悪化させるだけであることは明白である。 「第3のウナギ」も乱獲の連鎖に 資源レベルの評価も持続可能な採取レベルも何も分かっていないうちに、これらの資源が日のウナギの大量消費に巻き込まれれば、持続的ではない採取によって「ある資源がだめになったら別の場所で代替品を、それもだめになったらまた別の種を」という「乱獲のヒット・エンド・ラン」に陥るだろう。 その結果、

  • 第2回 背景に日本の消費爆発、定着した薄利多売のビジネスモデル

    世界中でウナギをべる人は少なくはない。スペインではウナギの稚魚「シラスウナギ」を熱したオリーブオイルの中に入れてべる料理が人気だし、北欧や英国ではウナギの薫製などが定番料理の一つである。 だが、世界で最も多くのウナギをべているのは間違いなく日人で、われわれは世界のウナギの6~7割を消費しているとされる。乱獲が主な原因であるウナギ資源の危機は、日人によるウナギの大量消費が深く関わっているということになる。 日を中心とする世界の生産と消費量は1980年から2000年にかけて急増した。日国内のウナギ生産量は1980年代後半までほぼ年間4万トン程度で推移し、これに台湾からの輸入が2万5000トンから多い時では4万トン程度加わるという形が続いてきた。 これに変化が現れるのはバブル経済の爛熟期の1987年ごろからだ。そのきっかけの一つは中国で日向けのウナギの養殖業が盛んになり、安い労働

    sugimo2
    sugimo2 2012/07/19
    "乱獲が主な原因であるウナギ資源の危機は、日本人によるウナギの大量消費が深く関わっている"
  • ウナギが食べられなくなる日

    人が長きにわたってべてきたウナギの資源が危機的な状況にある。養殖ウナギの「原料」となる稚魚「シラスウナギ」の漁獲量の減少が著しいからだ。今季は3年連続の極度の不漁で、ウナギに絶滅の危機が迫っていると言われるまでになってきた。日のウナギ消費がピークを迎える土用の丑の日を前に、ウナギ漁やウナギ消費の現状を探った。 第1回 乱獲で資源は危機的に、生息地破壊も一因 2012年7月12日 第2回 背景に日の消費爆発、定着した薄利多売のビジネスモデル 2012年7月19日 第3回 外来種輸入には多くの問題、資源管理に漁獲規制が急務 2012年7月26日 第4回 さらに深まるウナギの危機 歯止めかからぬ資源減少 2013年7月11日 第5回 ウナギ取引は不透明 規制強化が不可欠に 2013年7月22日

    ウナギが食べられなくなる日
    sugimo2
    sugimo2 2012/07/13
    "ヨーロッパウナギの激減にも、90年代後半からの数年間に、大量のシラスウナギが漁獲され、中国の養殖施設経由で日本に輸出された事実が深く関連"ウナギ好きだけどなかなか食べる気になれない理由がこれ。
  • 特集:野生動物 ペットへの道 2011年3月号 ナショナルジオグラフィック NATIONAL GEOGRAPHIC.JP

    Q:温暖化が急速に進む北米東海岸のメーン湾。ロブスターに生じる可能性がある影響は? 外骨格が強化される幼生がより速く成長する外骨格が溶ける 文=エヴァン・ラトリフ 写真ビンセント・J・ミュージ 人間が飼いならしてペットや家畜にできた動物は、ほんのひと握りしかいない。その鍵は動物の遺伝子にあることが、最近の研究でわかってきた。 「ハロー! 元気にしてる?」 76歳の生物学者リュドミラ・トルートはそう言って、「マヴリク」という札のかかった飼育用ケージの掛け金を外した。ここはロシアのシベリア南部、ノボシビルスク郊外の農場だ。同じような金属製のケージが、通路の両側にずらりと並んでいる。彼女が挨拶をしたのは、私にではなかった。お相手は毛皮をまとったこのケージの主で、トルートの口調はまるでかわいがっているペットに話しかけているようだ。 声をかけられたマヴリクは、中型犬くらいの大きさのイヌ科の動物だ。毛

    sugimo2
    sugimo2 2011/03/05
    ”人間が飼いならしてペットや家畜にできた動物は、ほんのひと握りしかいない。その鍵は動物の遺伝子にあることが、最近の研究でわかってきた”
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