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ブックマーク / ameblo.jp/shibuya (10)

  • 藤田晋『曲がり角について』

    去年の秋、10月のある寒い夜にいつものように会を終えて自宅に帰ると、マンションのフロントから電話がかかってきました。「先ほどまで記者の方がマンションの前で何時間も藤田さんを待ってましたよ」(うわ・・・もしかして文春?・・何かやったかな) 私もヒルズ族と呼ばれ、華やかな交際で世間を賑わせていた時代には、記者に張り込まれた経験は何度かありました。でも、今なぜ?焦って胸をドキドキさせていると、名刺を預かってますと言うので届けてもらうことにしました。 そこで渡された名刺には、「日経新聞 証券部 下村」と書いてあり、それを見て私はほっと胸を撫で下ろしました。(特にやましいことがある訳ではありません)  決算発表直前だったので、おそらく証券部の若い記者さんが上司から決算予測記事のための取材してこいと無理を言われて張り込んでいたのだろうと想像し、寒いのに可哀想だし私はその名刺に書かれたメールアドレスに

    藤田晋『曲がり角について』
  • 藤田晋『主席エンジニアの退社』

    弊社の主席エンジニアである名村くんが6月末で退社することになり、昨夜はAmebaで共に頑張ってきた長瀬、小池を交えての送別会でした。名村くんはサイバーエージェントの今日までの成長を支えてくれた最大の功労者の一人です。11年前に技術者として入社し、プーペガール、アメーバピグ、AWA、AbemaTVなどのヒットサービスを連発してきました。特に0→1のサービス開発に強く、私のあやふやで日々コロコロ変わるサービス構想に我慢強く付き合ってくれ、それを具現化し、また技術的なレベルの高さだけでなく、ユーザーや他の社員に対するホスピタリティがとても強いので、使い勝手、面白さ、分かりやすさ、便利さにも拘ってくれます。今回、1大事業AbemaTVをリリースまで漕ぎつけたところで「やはり海外で働きたい」と言われて私は返す言葉がありませんでした。過去にもう何回も引きとめてきた経緯があるからです。それと同時に、5年

    藤田晋『主席エンジニアの退社』
    suginoy
    suginoy 2016/06/18
  • 藤田晋『AbemaTVの船出とお詫び』

    昨日、開局記念イベントを行い、いよいよAbemaTVを開局しました。無料で見放題 サイバーエージェントとテレ朝のネットテレビ「AbemaTV」開局 報道、アニメ、ドラマなど24チャンネル - ITmedia ニュース http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1604/11/news092.htmlサイバー・テレ朝連合、「神アプリ」で動画勝負 藤田晋社長お得意の麻雀チャンネルも用意 | インターネット - 東洋経済オンライン http://toyokeizai.net/articles/-/113337【全文】CA藤田晋氏「AbemaTVは、24時間編成・会員登録不要の神アプリ」 http://logmi.jp/137395「AbemaTV」が開局。テレ朝とCA共同運営の無料ネットテレビ局 - AV Watch http://av.watch.im

    藤田晋『AbemaTVの船出とお詫び』
    suginoy
    suginoy 2016/04/13
    ずっと気付かなかった。 “「AbemaTVは、なぜAmebaTVじゃないんですか?」と何回も聞かれるのですが、正直言って、半分くらい後悔しています。”
  • 藤田晋『採用で大事なこと』

    「採用は、もの凄く優秀な人を大勢集めるよりも、一緒に働きたい人を大勢集めることのほうが大事であると再認識しました。」 先日、自分のFacebook にこう書いたところ、 1700コものいいね!を頂きました。 (ありがとうございます) これはリクルートで採用に関わっていた 方に教えてもらった話ですが、 自分たちを振り返ってドキッとする話でした。 最近では、おかげさまで採用活動に おける当社の人気も過去とは比較に ならないくらい高まっていて、 優秀な人材が非常に採用しやすく なっています。 しかし、「自分より優秀なやつを採れ」 というコンセプトの元、ひたすら優秀な 人材を集めていけば会社は安泰かと いえば、決してそうではないようです。 もちろん優秀な人材は喉から手が出る ほど欲しいです。 でも、会社にとって当に優秀な人材は、 一緒に働きたいと思った人の中から 現れるはずなのです。 正月、前回

    藤田晋『採用で大事なこと』
    suginoy
    suginoy 2015/05/29
    "「適切な人をバスに乗せる」というのは、優秀な人から順に選んで乗せるのとは、似て非なるものです。"
  • 藤田晋『後継者について』

    私は「人づくり」の面で評価頂けたようです。 もちろんこれは嬉しいのですが、このことで ある話を思い出しました。 それは私の「後継者」についてです。 先日、とある大企業の次期社長を選ぶ 立場だった人にお会いしました。 私はどのように後継者を選んでいくのか に興味があったので、尋ねました。 「どのようなプロセスで社長を決めたのですか?」 「候補者は他にも複数いたよ」 「その中でなぜ○○さん(現社長)だったのですか?」 「それは簡単だよ」 「?」 「○○が一番人を育てたからだよ」 私はこの言葉にはっとしました。 最も功績を挙げた人ではなく、 最も人を育てた人にトップを任せる。 良い人材を採用し、育成して、 社員の活力により業績を伸ばせる ように創り上げてきた我々のような 会社を経営するにあたり、とても 重要な考え方だと思ったからです。 人を育て、その可能性に賭けるという ことに対する価値観が違う

    藤田晋『後継者について』
    suginoy
    suginoy 2014/11/22
    "最も功績を挙げた人ではなく、最も人を育てた人にトップを任せる。"
  • 藤田晋『年相応』

    今年の新入社員で早くもグループ会社の 社長に抜擢した松村君のブログが 先日ネット上で話題になりました。 「いま、一番勢いのあるヤツになる。 」 「会社は学校じゃねえんだよ 」 とても良いことを書いていますが、 挑発的な内容に加えて、 顔もカッコいいせいか、 ネット上では賛否両論、茶化す人たちも 出てきました。 あっという間に社内外で有名人になった 松村君を、社内で 「社長はどう思ってるんですか?」 と最近よく聞かれるのですが、 とても良いと思います。 起業家は「心の強さ」が一番大事だと 思ってるので、メンタルを鍛える意味でも 注目されるのは良いことです。 ただ、同じようなことを誰でもやれば よいかと言われればそうではありません。 ネットが使えるようになって自己主張 にも、状況判断する能力ますます重要 になっています。 彼の場合、 ・社長といえど、そもそもまだ若い。 ・二番煎じでなく誰もやっ

    藤田晋『年相応』
    suginoy
    suginoy 2014/07/19
    “状況判断をする上で、特に「年相応」 というのは結局は避けて通れない 要素であり大事だと私は思ってます。”
  • 藤田晋『ユーザー目線の勘違い』

    ネットサービスのプロデューサーや 開発陣と仕事をしていると、 最初はユーザー目線で創っていた 筈なのに、いつの間にか そうではなくなっていくパターンは 大きく分けると二つあります。 (1)収益を稼ぐことを優先する。 (2)運営側が使わせたいサービスを 全面に押し出す。 そして、実感値として圧倒的に(2)の ケースのほうが多いです。 昨日も新規サービスをチェックしていて、 「それは我々が使わせたい機能の ゴリ押しでしょ」 「ユーザーが使いたいものではなくて、 自分が使わせたいんでしょ」 などと指摘したのですが、この話、 今まで当に数えきれないくらい同じ 話を多くのプロデューサーにしてきました。 「ユーザーに対するデリカシーが お前は足りないんだよ!」 とか、 「おもてなしの心がないのか!」 などと口汚く罵ったこともあるのですが、 大抵の場合、それを指摘された側は、 怒ってる私をみてキョトン

    藤田晋『ユーザー目線の勘違い』
  • 藤田晋『社食替わりです!』

    先ほどから、 「社長、ありがとうございます!」 「社長、いただきます!」 「社長、ご馳走になります!」 とメールやソーシャル経由で多数、 ご連絡いただいていますが、 違います。 私がご馳走しているわけではありません。 日から月に1回、試験的にキムカツを 全社で配らせてもらうことにしました。 社替わりです。 楽天、GMO、DeNAと、同業界の会社 には立派な社があります。 当社でも何度も検討しているのですが、 様々な理由によって頓挫しています。 その中でも、我々がいる道玄坂近辺は、 会社向かいの王将、道玄坂上の松屋、 ラーメンなら喜楽、はやし、うさぎに、 長崎飯店に、とにかく美味いお店が 多すぎて、必ず社の味に対して 文句が出るだろう、という予測が社を 踏みとどまらせている大きな要因です。 そこで美味しいお弁当を配布してみる ことにしました。

    藤田晋『社食替わりです!』
  • 藤田晋『大量採用の件』

    サイバーエージェントが反省 大量採用で組織混乱 5人に1人新入社員 もう一週間前ですが、決算説明会を 取材して頂いた記事が出てから 「反省」という言葉が一人歩きし、 入社間もない人やこれから入社する 方が気にかけているかも知れないので、 弁解させてください。 当日の決算動画 がそのままアップされて ますのでそれを見れば分かることですが、 反省というような発言はありません。 また、記事 をよく読んでいただけると 分かるのですが、記者の方も 私の発言として書いている訳ではなく、 大量採用した組織マネジメントの 難しさを説明している件を、 反省と表現しているだけです。 あと、新入社員という言葉のニュアンスが、 新卒っぽいですが、実際には 中途と新卒が半々くらいです。 その大半は、スマホ企業として成長を 遂げるために採用した人材です。 採用は計画通りなのですが、 4月に入社が集中したことで、 4-

    藤田晋『大量採用の件』
    suginoy
    suginoy 2012/08/03
    また日経か。「新入社員という言葉のニュアンスが、新卒っぽいですが、実際には中途と新卒が半々くらいです。」
  • 藤田晋『敢えて具体的な目標を掲げない』

    サイバーエージェントの会社のビジョンは、 「21世紀を代表する会社を創る」 ですが、取材や新卒採用などで、 もう耳にたこができるほど、 「具体的にはどのような会社でしょうか?」 と聞かれます。 そのたびに、 「例えて言えば20世紀のホンダやSONYの ように世界に誇れる日企業になりたい。」 「グローバルに成功していて、売上も何兆円もあり 従業員も何万人も居て、社会に大きな影響力を 持つ会社で・・」 と長々と説明することになってしますのですが、 敢えて具体的な目標は掲げないようにしています。 これは、会社全体のビジョンだけでなく、 スマホのような新しい分野に参入するとき、 今回の部ように変革を遂げるときなども そうなのですが、 変化の激しいネット業界で中長期の目標を 明確に立てるのは非常に困難であるばかりか、 具体的な目標は、それ自体が足枷になる 恐れがあります。 情勢やニーズは日々変わ

    藤田晋『敢えて具体的な目標を掲げない』
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