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ブックマーク / digitalsoul.hatenadiary.org (9)

  • GxPで学んだ、ただ一つのこと - Digital Romanticism

    パラダイムを学ぶことと、実際にデリバリーすることとのバランスについて。あるいは転職報告。 導入 9月末を以て、グロースエクスパートナーズ株式会社を退職しました。4年と2ヶ月の間この会社にお世話になっていたことになりますが、その中できわめて多くの貴重な経験をさせていただいたと思っています。退職を決めてから、4年前に自分が書いたエントリ(SIを仕事にするということ)は何度か読み返しました。その中でGxPを表現した次の言葉は、今読んでも正しかったと思います。 ソフトウェアをデリバリーすることには、多くの「泥臭い作業」が伴います。そしてその「泥臭い作業」はに書かれたり、語られたりすることがあまりない。それはたぶん、語るまでもなく当たり前のことであったり、語れるほどには言語化されていなかったり、語るほど面白くなかったりするせいでしょう。だからといって、「そういうこと」をしなくていいわけではない。こ

    GxPで学んだ、ただ一つのこと - Digital Romanticism
  • ドメイン駆動式ソフトウェアの育て方 - Digital Romanticism

    レッツゴーデベロッパー2011での発表原稿とスライド 導入 2011年05月28日「レッツゴーデベロッパー2011@仙台」が開催されました。このイベントのテーマは「共有と交流」。"「共有」には、最新技術、知識、復興への想い、それぞれの決意を共有することを、「交流」には、東北と東北圏外のデベロッパーやコミュニティ同士の交流を深めることを込めて。" このイベントにてDDDセッションに登壇させて頂きましたので、そのときの発表原稿とスライドを公開致します。なお、当日はワークとして参加者の方にペアモデリングを行って頂きましたが、このドラフトではその部分を割愛しています。 スライドはこちら また映像はこちらで公開して頂いています。 さて今年4/9にDDD日語版が出版されました。それから2ヶ月弱、翔泳社様から、はやくも増刷のお知らせを頂きました。多くの方々とおかげと深く感謝しています。さて、この増刷が

    ドメイン駆動式ソフトウェアの育て方 - Digital Romanticism
  • 静と動の往還としてのモデリング - Digital Romanticism

    DCIを参照しつつ「業務分析」について考える はじめに 最近「アジャイル」という言葉をなるべく使わないようにしています。なぜなら、この言葉に込められた「桃源郷へのあこがれ」が、色々なものを見えなくしてしまうような気がするから*1。例を挙げましょう。アジャイルの基は、「タイムボクシングによるインクリメンタルかつイテレーティブな開発」であると言え、それを実現するために流派によって様々なテクニックが提示されます。Scrumを見てみましょう。Scrumを実現するために絶対的に必要なのは、プロダクトオーナーによって適切に優先順位付けされたプロダクトバックログなわけですが、網羅性と整合性を保証したかたちでバックログアイテムを優先度順に並べるって、実はものすごく難しいことを言っていませんか? 確かにタイムボクシングによる軌道修正がある程度できるとは言え、「優先順位の低いところは粒度が粗くてもいいよ」で

    静と動の往還としてのモデリング - Digital Romanticism
  • SIを仕事にするということ - Digital Romanticism

    パラダイムを学ぶことと、実際にデリバリーすることとのバランスについて。あるいは転職報告。 導入 8月1日にグロースエクスパートナーズ株式会社に入社しました。人生で2回目の転職となります。入社してまもなく一ヶ月が経とうとしていますので、日はその報告を。ブログ、翻訳、プレゼンに続く舞台裏記事の第4段ですね。私とは違う物事のとらえ方をする方々も多くいらっしゃることは重々承知しておりますし、それを批判するものではないこともあらかじめご了承ください。 転職をした理由 私が7月まで勤めていたのは、いわゆる「ITゼネコン」と呼ばれる元請けSIerでした。開発の実務は協力会社さんにお任せしつつ、自分はメールと打ち合わせに埋もれる日々を送っていたわけです。要件定義から保守まで一通り経験できたという意味で学ぶこともありましたし、アーキテクチャ策定やデータモデル設計のようなことも隙を見てやっていたことは事実で

    SIを仕事にするということ - Digital Romanticism
  • TDDの実践 〜TDDBC仙台レポート〜 - Digital Romanticism

    2011年7月2日に開催されたTDDBC仙台のレポート。 導入 「TDD Boot Camp」通称TDDBCにはずっと参加したいと思っていたわけですが、今回仙台で機会を得ることができました。最初はJavaでと思っていたのですが、Scala組に入れて頂きまして、山中(@ymnk)さん、武田(@takedasoft)さんと3人でチームを組んでペアプロという貴重な体験をさせて頂きました(どうもありがとうございました!)。最終的には仕様変更2が何となくかたちができたところで時間切れとなりました*1。 プログラムが組み上がっていく過程や、興味深いリファクタリング、うっかりテストを書かずにコードを修正してしまったことによるバグの埋め込み、モックを使ったタイマー処理の分離など、非常に興味深い体験を数多くさせて頂きましたので、ここにご報告させて頂きます。なお、作業中のコードは記憶を頼りに書いていますので、

    TDDの実践 〜TDDBC仙台レポート〜 - Digital Romanticism
  • 翻訳に必要な3つの技術 - Digital Romanticism

    翻訳に必要と思われる技術について整理する。 導入 私のブログの書き方を紹介したエントリの中でもすこし触れたとおり、翻訳という作業は自分の中で大きな位置を占めるようになってきています。『エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計』が出版されて以来、新しい翻訳をやったり、他の方の翻訳をレビューに参加させて頂いたりと、翻訳がらみの仕事が増えてきましたので、この機会に自分が考えていることを整理したいと思います。 なお、この場を借りて大先輩の翻訳論をご紹介しておきます。 翻訳の心がけ - 結城浩さん http://capsctrl.que.jp/kdmsnr/diary/20110326p01.html - kdmsnrさん 私の考える、翻訳に必要な3つの技術とは「英文解釈」「翻訳のテクニック」「日語作成技術」です。結局のところ翻訳とは、「英文を正確に理解し」「日語に置き換え」「日語として自然に読

    翻訳に必要な3つの技術 - Digital Romanticism
    suginoy
    suginoy 2011/06/13
    『<英文法>を考える』は面白いよ。普通の人には勧められないけど。
  • 戦略的設計入門 - Digital Romanticism

    "Beautiful Development"(2011.04.09 DevLOVE)の講演資料と原稿 はじめに 日(4/9)、DevLove様と共同で、第2回"Beautiful Development"を開催致しました。これは、日語版DDDの発売を記念し、DDDに造詣の深い方々に集まって頂き、2枠構成で講演して頂くという豪華なものでした。このカンファレンスでトリを務めさせて頂きましたので、講演資料と原稿を公開致します*1。なお、今回の発表は「ドメイン駆動設計入門」では駆け足でまとめてしまった部分を、改めてクローズアップした続編と考えて頂くこともできるでしょう。 アジェンダはこちら 戦略的設計とは? サンプル業務 モデル駆動設計をすると? 戦略的設計 スライドはこちら 戦略的設計とは? 「戦略的設計(Strategic Design)」とは、DDD第4部のタイトルです。DDDは全体で

    戦略的設計入門 - Digital Romanticism
    suginoy
    suginoy 2011/04/11
    講演全文録に近い文章。スゴイ。
  • スクラムによるドメイン駆動設計 - Digital Romanticism

    ビジネスとソフトウェアの統合という観点から、スクラムとドメイン駆動設計の関係をとらえなおす。 導入 ここ数ヶ月は日スクラムにとって、おそらく非常に有意義な期間だったのではないかと思います。12月にJim Coplien氏による認定スクラムマスター研修、1月にGabrielle Benefield氏とJeff Sutherland博士による認定プロダクトオーナー研修が開催され、さらにInnovation Sprint 2011では野中先生とSutherland博士の対談までもが行われました。私は幸運なことに、これらのイベントにはすべて参加することができたのですが、そうやって学ぶことができた今では、スクラムのことを、一言で言うと「価値の流れを生み出すためのフレームワーク」ではないかというイメージを持っています*1。「フィードバック」や「改善」など、スクラムにとって重要な概念はいくつかありま

    スクラムによるドメイン駆動設計 - Digital Romanticism
    suginoy
    suginoy 2011/02/26
    「ドメイン駆動設計の文脈に当てはめると、ふるまいのほかにもう1つ実装すべきものがあると考えるべき」
  • モデル・ビュー・コントローラ - Trygve Reenskaug - Digital Romanticism

    この記事はTrygve Reenskaug氏の記事「MODELS - VIEWS - CONTROLLERS」を、氏の許可を得て翻訳したものです。(原文公開日:1979年12月10日) モデル モデルは知識の表象です。モデルは1つのオブジェクトであるかもしれませし(あまり面白くはありませんが)、複数のオブジェクトからなる構造かもしれません。 モデルとその一部には一対一の対応関係がある一方で、モデルとその所有者によって知覚された世界の表象との間にも一対一の対応関係があります。したがって、モデルの各ノードはその問題における識別可能な一部分を表象しているのです。 モデルの各ノードは、同一水準の問題を扱うものでなければなりません。問題指向の各ノード(例えば、カレンダーの予定)を実装の詳細(例えば、パラグラフ)と一緒にすることは混乱を招きますし、良くない形式と考えられます。 ビュー ビューはモデルの

    モデル・ビュー・コントローラ - Trygve Reenskaug - Digital Romanticism
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